「夜と霧」

アラン・レネ監督 1955年フランス作品 32分





第二次世界大戦のナチによるユダヤ人虐殺を告発したドキュメンタリー。

アウシュビッツの収容所での虐殺や捕虜たちを使った人体実験、無造作に

扱われる死体の山。当時のニュース・フィルムや写真に記録された生々し

い人類最大の禍根のドキュメントが、カラー撮影による平和で美しい現在

の風景と交錯し、意識と記憶を問い返す。ナチスの低落、最後のユダヤ人

大量虐殺。あの時代、この場所で、家畜のように汽車に詰め込まれた人々

はどこか遠くの収容所に運ばれた。夜と霧に隠されて・・・・。日本での初公

開当時、衝撃的過ぎるとして生首の大写し、ブルドーザーが死体の山をか

き集める場面などを余儀なくカットされたが、カンヌ映画祭では反響を巻き

起こし、ジャン・ヴィゴ賞、フランス映画大賞受賞。圧倒的な映画体験を残

す傑作。(ビデオより引用)








「夜と霧」 フランクル

影響を受けた人・本

神を待ちのぞむ


「夜と霧」に戻る