1990年作 フランクリン・ミント チェス・セット(28万相当) (芸術作品・限定販売)
◎1990年当時は28万以上するものだったようですが、絶版後でも外国では16万円以上の高値で取引されている絶版のフランクリン・ミント チェス・セットです。
◎出品するものはチェス盤と駒のみで、盤の足は付いておりません。また盤の彫刻にに小さな欠けや傷がありますが、大きな画像で確認していただけたらと思います。
◎チェス盤の大きさ、51.5cm四方。キングの高さ、8.5cm。重量約11.5kg
◎チェス駒32体、チェス盤(駒を収納することができます)、認定書(それぞれの肖像にかんする実像と歴史的背景)、パンフレットの出品となります。
◎発送はクロネコヤマト宅急便の送料着払いのみでお送りします。
◎他にもチェス・セットを出品しておりますので、見ていただけたら幸いです。
以下、商品説明です。
◎インド統治のチェス・セット・・・色彩と壮観。由緒正しい伝統にそったチェス・セット。インド史に不滅の足跡を残した人々の精細をきわめたミニチュア肖像彫刻。
そのひとつひとつが、フランクリン・ミントによってピューターで製作され、往時そのままの色彩で手描きされたみとごな芸術作品です。
◎ ゲーム・テーブルは、伝統的なビクトリア朝様式のデザインで、格調高いマホガニー調仕上げに真鍮の装飾、そして32個の駒全部を収納・
保護できる便利な引き出しがついています。彫刻とマーブル調の文様が美しい鋳造チェス盤には、縁の四方にインドの有名なタージマハル
から想いをえたモチーフが手描きされています。
◎ 立像、ひざまずく像、そして騎馬像、その姿はさまざまですが、史実に基づいた確かな細部描写がどの像にもリアルな息吹を与えています。
顔の表情の微妙なニュアンスから軍服、武器にいたるまで実に神経が行き届いています。これは、精密なコイン鋳造の伝統を誇る
フランクリン・ミントの優れた芸術家とクラフトマンだからこそ達成できた成果です。
チェス盤の中に駒を収納することが出来ます。
右上部に小さな欠けがあります。
画像中央に傷があります。
木の部分に傷があります。
インド統治のチェス・セット (パンフレットより引用) 色彩と壮観。由緒正しい伝統にそったチェス・セット。 インド史に不滅の足跡を残した人々の精細をきわめたミニチュア肖像彫刻。 そのひとつひとつが、フランクリン・ミントによってピューターで製作され、 往時そのままの色彩で手描きされたみとごな芸術作品です。 これらの手描きのチェス駒1個につき8500円(税別)の魅力的な価格で、 また、便利かつ規則的な方法で、全セットを揃えることができます。 美を愛でる誰もが称賛を惜しまないでしょう。所蔵し飾ることに誇りを感じるはずです。もちろん、ゲームの興奮をいやがうえにも高めます。 そんなコレクター向けのチェス・セットが誕生しました。それが〈インド統治のチェス・セット〉です。イギリスによるインド統治、それは、百年 以上の歳月が流れても、未だに芸術家や作家や軍事戦略家を魅了してやまない時代です。このチェス・セットは、おそらくインド史上もっと も波瀾万丈であったこの時代の壮大さ、華やかさ、そして対立と戦闘までもとらえた作品です。 このチェス・セットは、世界最大の民間鋳造所であるフランクリン・ミントの熟練クラフトマンにより丹念に製作されます。 駒は、1857年のインド大反乱の重要人物たちを歴史的に真正に描いた肖像彫刻です(この反乱は、チェスの攻め方に通じる戦略が採ら れた最後の大軍事行動といわれています)。どの駒も新しいオリジナル作品で、詳細なディテールを立体彫刻で余すことなく表現するため に、ひとつひとつ無垢のピューターで鋳造されます。 そして、それぞれに、歴史的に真正な色彩で手描きをほどこしてから、イギリス側とインド側に塗り分けた上質の堅材製の台に装着します。 ゲーム・テーブルは、伝統的なビクトリア朝様式のデザインで、格調高いマホガニー調仕上げに真鍮の装飾、そして32個の駒全部を収納・ 保護できる便利な引き出しがついています。彫刻とマーブル調の文様が美しい鋳造チェス盤には、縁の四方にインドの有名なタージマハル から想いをえたモチーフが手描きされています。 このように、駒とテーブルが一体となって非常に素晴らしいチェス・セットを構成しています。想像力と優美さにあふれたこのセットは、ゲーム に興じても、お部屋やオフィスに飾っても、末永くご満足いただけることでしょう。 確かな時代考証 昔から、チェスの駒には、歴史上の重要な人物・・・・偉大な王や女王、国家元首、軍人などの肖像が描かれてきました。実在した人物に よって、ゲームの面白みが増し、興奮が高まるからです。 〈インド統治のチェス・セット〉は、この伝統に新たな、しかも素晴らしい一ページを加える作品です。これは正確さと美しさを合わせもつ、 人目をひく傑作ですから、二重に興味をそそられるはずです。手描き彫刻のそれぞれが、ビクトリア女王時代の英国インドの社会を 視覚的に彷彿させるだけでなく、その香りまでも鮮明に伝えてくれるからです。 肖像とコスチュームは、できうる限り時代考証に忠実です。たとえば、イギリス軍司令官のキャンベル将軍の彫刻は、反乱のさなかに 撮られたとされる唯一の写真に基づいています。また、インドの王・・・・強大なムガール帝国の最後の王・・・・であるバハードゥル・シャー 2世は、正式な宮廷の礼服をまとっています。その深紅の布製の王冠は、色とりどりの花の文様があしらわれ、真珠や宝石でびっしりと 飾られていました。 立像、ひざまずく像、そして騎馬像、その姿はさまざまですが、史実に基づいた確かな細部描写がどの像にもリアルな息吹を与えています。 顔の表情の微妙なニュアンスから軍服、武器にいたるまで実に神経が行き届いています。これは、精密なコイン鋳造の伝統を誇る フランクリン・ミントの優れた芸術家とクラフトマンだからこそ達成できた成果です。 便利なご購入方法 〈インド統治のチェス・セット〉は、その重要性に鑑みて、予約お申し込みなさる方にのみ提供されます。お申し込みをなさいますと、手描き の駒が隔月に2個ずつの割合でお手元に届きます。価格はチェス駒1個につき8500円(税別)で、月々1個分ずつお支払いいただけます。 また美麗なゲーム・テーブルは無料で進呈されます。 また、後日、残る全部の駒を一度に揃えて完全なセットを早期にご自分のものとされるチャンスを差しあげる予定です。もちろん、その 場合にも月払いはお続けいただけますし、また、必ず早期に一括して入手しなければならないという義務は一切ありません。 究極のチェス・セット これこそ理想のチェス・セットです。最高級の品質で、偉大な伝統にそって創作された作品であり、32個の美しい手描き肖像彫刻は、実際 にゲームをするときばかりでなく、眺めるだけでも十二分に目を楽しませてくれます。 百年前のドラマをいまに甦らせる、この芸術の香り高いセットは、チェスの愛好家や歴史ファン、ミリタリー・ミニチュアのコレクターのみ ならず、優れた逸品を愛するすべての方々に喜びをもたらします。 そして、何にもまして、これは比類ない室内装飾品となります。居間、書斎、オフィスなどに展示し、訪れる人々を楽しませ、さらに末代 までも大切にしていただけるチェス・セットです。 〈インド統治のチェス・セット〉のお求めには同封の予約申し込みを1990年8月31日までにお送りください。お申し込み時に代金のお支払い はご不要ですが、お申し込みはかならず同日までにお寄せください。 対抗する両陣営 イギリス軍 「キング」はキャニング卿、大反乱当時と反乱後のインド総督を務め、感情的な報復主義よりも公明正大な裁きを主張した。 「クィーン」はビクトリア女王陛下。キャニング卿の良き理解者で、彼を罷免しもっと過酷な政策を遂行しようとした者たちを制止した。 「ビショップ」はラクナウ市の包囲を解き放った勇猛果敢で情け深い軍人サー・コリン・キャンベル中尉と、街頭で斬り倒されるまで 自らの忠臣・・・・パンジャブ軍シーク教徒騎兵中隊を率いて勝利に次ぐ勝利に導いた、華々しくも冷酷無情な司令官W.S.R.ホジスン少佐。 「ナイト」は第9槍騎兵連隊の将校と第2近衛竜騎兵隊の騎兵。第9槍騎兵連隊は、イギリスで最も名誉ある武勲に対して授与される ビクトリア十字勲章を反乱当時12も受賞。近衛兵は、ヨーロッパ軍務の軍服のままでインドに到着したため、ヘルメットをターバンに くるんで灼熱の太陽を遮っている。 「ルーク」は籠城戦の舞台となったラクナウの駐在官邸の有名な塔を模している。ここで3100名の勇敢な守備隊が10000名以上もの 軍備の整った反乱軍相手に5ヶ月近くも熾烈な闘いを繰り広げ、ついに反乱軍を撃退した。 「ポーン」はサザランドの高地連隊・・・・第93歩兵連隊の兵士たち。キルトとスコッチ・キャップを身につけた気の荒いスコットランド人で、 ラクナウで6つのビクトリア十字勲章を受けている。ウォレスというある兵士は、ラクナウで20名もの反乱者たちを接近戦で打ち負かした。 その間ずっと賛美歌を口ずさんでいたという。 反乱軍 「キング」は征服者チムール大帝の最後の末裔バハードゥル・シャー2世。しかし、帝は反乱当時82歳の高齢で、反乱の指導者たちの 傀儡にすぎなかった。 「クイーン」はジャーンシー王国の王妃ラクシュミー・バーイー。戦闘で命を落とすまで勇敢に闘い“敵側で最も秀でた人物”と評された。 「ビショップ」はインドの指導者たちの中でも最良と最悪の人物・・・・仲間に裏切られるまで幾度も自らの戦力を結集したタートヤ・トーペー と、守護すると誓ったにもかかわらず罪のないイギリス人の女性や子供たちの大虐殺を命じたナーナー・サーヒブ。 「ナイト」は元イギリス軍のインド人騎兵たち。彼らの残忍さは、かつてのイギリス軍での英雄的な資質が偽りであったことをうかがわせる。 「ナイト」のうち一人は、反乱の火つけ役となったベンガル軍第3軽騎兵連隊の軍服姿で、もう一人は軍服をぬぎ捨て、白いターバンに ゆっくりとしたチュニックとズボンという民間人の恰好をしている。 「ルーク」はデリーにある宮殿、かの有名なレッド・フォートを表している。レッド・フォートは、タージマハルの建造者ジャー・ジャハーン帝 のために建てられた城で、インドの対抗運動のシンボル的な存在であったが、皮肉なことに後にはイギリスの監獄として使われた。 「ポーン」はベンガル軍のインド人歩兵連隊のセポイたち。イギリスが彼らをキリスト教に改宗させようとしているという噂にセポイたちが 激しい反乱を抱いたことが、インド大反乱勃発の引き金となった。戦闘の間中、イギリス軍時代の恰好のままでいるセポイもいた。 かつての連隊旗を保持していた者さえいた。 |