2013年8月1日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。
横浜の山手と聞くと、外人墓地とか高級住宅街を想像する人は多いと思いますが、私が昔に住んで
いた「山手駅」周辺は庶民の街でした。この山手駅から山手の丘までは歩いて40分くらいでしょうか。
長崎の街ほどではありませんが、山手駅周辺も坂が多く変化に富んだ街です。最初にここに住む
ようになった頃は、近くに銭湯が3軒あったのですが、先月行ったときは、写真のこの1軒だけに
なっていました。
当時は朝の4時に家を出て夜の11時に帰ってくる生活で、毎日の睡眠時間は4時間くらいでしたが、
つらいと思ったことはあまりなかったように思います。それは職場や学校で同じような境遇の人が、
それぞれの夢を追っている姿を見ていたからだと思います。
夢は必ず実現できるものでもありませんが、それに向っている姿は美しいのかも知れませんね。
今でも残っていた銭湯を見て、まるで当時の世界に舞い戻ったような錯覚に陥り、嬉しさがこみ上げ
てくるのを感じていました。
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