2013年6月10日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。
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「死者のための祈り」(長崎・平和祈念像 写真は1998年1月6日に撮ったものです。)
もう10数年前のNHKの番組で、病院に入院している一人のおばあさんが紹介されていた。
おばあさんの一人娘(小学生)は原爆で亡くなり、それ以降おばあさんは一人で生きてきたが、
当時のことを語ろうとせず、1枚残った女の子の写真を大切にされていた。
時が止っている、そう感じてならなかった。
平和祈念像は神の愛と仏の慈悲を象徴とし、天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に
伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いを込めて
作られた。
祈りの想いや手が、自分の外へと向くことができたらと思う。
「主よ、みもとに召された人々に、永遠の安らぎを与え、あなたの光の中で憩わせてください。」
詩篇130
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