「サイレント・ナイト」

 スーザン・オズボーン Della



   


  






「サイレント・ナイト」は「きよしこの夜」という名前で有名であるが、このCDは宗教的な

意味だけに留まるものでなく、またクリスマスの時期に留まるものでもない。そこには

魂の「癒し」が流れている。心が疲れきっているときや、希望が見出せないと感じると

き、これらの旋律は不思議な癒しの感覚をもたらし、傷ついた魂を暖かい光の懐へと

導いてゆくだろう。スーザン・オズボーンの深く清らかでいて温かい声に魅せられる。

(K.K)







1.クリスマス・ソング

2.久しく待ちにし

3.この芳しき香り

4.小鳥たちのキャロル

5.グリーンスリーヴス

6.きよしこの夜

7.寒き真冬の夜に

8.かいば桶にすやすやと

9.アヴェ・マリア

10.さやかに星はきらめき

11.ホワイト・クリスマス



スーザン・オズボーンをご存知でしょうか。

詳しい人なら、スーザンがアース・ミュージックの先駆者であるポール・ウィンターの名作

「コモン・グラウンド」で歌っていた、などということをご存知かもしれません。私がスーザン

を初めて聞いたのは、1991年(平成3年)のこと。彼女が「シード・オブ・シンキング(歌声

の種)というワークショップのために、日本を訪れた時のことでした。人は本来、歌うように

生まれて来たのだから、自分自身の存在の表現として、ありのままの声で歌いなさい。そ

こに癒しが生まれ、自己発見があるのだから・・・と語るスーザンの声で、まず何よりも自

分が癒され、そこにある深い慈しみと、まったく飾らない喜怒哀楽のストレートさに、泣いた

り笑ったり、思いもかけない開放感を味わったり・・・。長い間音楽を紹介する仕事をしてき

て、スーザンほど聞いていて泣いたアーティストは他にいないと思います。(もちろんエル

ヴィス・プレスリーを除いての話ですけれど。) そして、この出逢いをきっかけとして産ま

れたアルバム「和美/WABI」は、92年度の日本レコード大賞企画賞を受賞。以降「西美/

SABI」「ザ・パール」といったアルバムが産まれ、98年には長野で行われた冬季オリンピ

ックのメダル授与式や、パラリンピックの閉会式で歌うスーザンの感動的な姿がありまし

た。歌は魂で歌うもの。テクニックは、その魂をより解放する手段に過ぎません。スーザ

ンの歌が、人の心の奥の奥まで響いて細胞のレベルから疲れや悲しみを洗い流してくれ

るのは、言葉の助けやイメージを借りなくても、直接「ソウル・・・魂」と呼ばれる人の記憶、

魂にタッチするからだと思います。あなた自身の心とイメージの扉を存分に開け放って、

スーザンの深く広く美しい世界で、どうぞ自由に遊び、感動してみて下さい。その後には、

すっかり身も心も解放されて、癒されたあなた自身に出遭うはずですから。

1999年8月18日(グランドクロスの日に) 湯川れい子 








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