「銀河鉄道の夜」

 原作・宮沢賢治 影絵と文 藤城清治 講談社より

【影絵劇「銀河鉄道の夜」受賞歴】
1956年度国際演劇参加読売児童演劇祭奨励賞、日本ユネスコ協会連盟賞受賞、
1982年文化庁芸術祭優秀賞受賞、影絵劇を撮影し、講談社より出版された絵本
「銀河鉄道の夜」(2006年12月時点で52刷)が1983年チェコスロバキアの国際絵本
原画展BIB金のリンゴ賞受賞


 









私が影絵に最初に出会ったのがこの絵本「銀河鉄道の夜」を通してだった。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が大好きだった私は、ある本屋でこの本を見た

瞬間、今まで見たことがない光と影がかもしだす奥の深さに魅入られてしまっ

た。影絵とは言えないかもしれないが、昔、電灯の光を利用して手で壁に鳥

や動物を映し出されたのを見て、単純素朴ながら光と影の不思議な世界を見

た頃の思い出がよみがえってくるようだった。

(K.K)




藤城清治

1924年東京に生まれる。1947年慶応大学経済学部卒業。在学中、油絵をはじめ、

独立美術協会展、新製作派展に入選。卒業後、故花森安冶氏に認められ、雑誌、「暮

らしの手帳」に影絵を連載。雑誌、新聞、テレビなどにも影絵を発表。影絵劇、映画制作

などにも力を注いでいる。著書に「影絵」(東京創元社)、「お母さんが読んで聞かせる

お話」(暮らしの手帖)、「つづみをうつ少年」(ポプラ社)、「藤城清治絵画集」(講談社)

「イエス」(日本キリスト教団出版局)などがある。


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