大地と空の息吹き 61 宮沢賢治「よだかの星」 岩田山公園にて
2012年6月29日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 宮沢賢治「よだかの星」(写真は岩田山公園にて) 宮沢賢治の童話「よだかの星」、あらすじを「ウィキペディア」より引用します。 ☆☆☆☆ よだかは、美しいはちすずめやかわせみの兄でありながら、容姿が醜く不格好なゆえに 鳥の仲間から嫌われ、鷹からも「たか」の名前を使うなと改名を強要される。 自分が生きるためにたくさんの虫の命を食べるために奪っていることを嫌悪して、彼は ついに生きることに絶望し、太陽へ向かって飛びながら、焼け死んでもいいからあなた の所へ行かせて下さいと願う。 太陽に、お前は夜の鳥だから星に頼んでごらんと言われて、星々にその願いを叶えて もらおうとするが、相手にされない。 居場所を失い、命をかけて夜空を飛び続けたよだかは、いつしか青白く燃え上がる 「よだかの星」となり、今でも夜空で燃える存在となる。 ☆☆☆☆ (K.K) |
2015年1月18日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿したものです。 (大きな画像) 仕事が休みの日に時々行く岩田山公園。 家から自転車で20分くらいで着く公園の広場には、モグラの穴が沢山ありますが、猿もやってきます。 昼過ぎ、あるお母さんと子供たち3人が帰ろうとしたとき、猿が近くにいました。 怖がる子供たちに、お母さんは次のように言って歌を唄いだしました。 「お母さんがいるから大丈夫」 ぼくらはみんな 生きている 生きているから 歌うんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから かなしいんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお) ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ お母さんの大きな声で歌う響きに合せて、子供たちも怖がることなく歌い帰っていきました。 そして私も何十年かぶりにこの歌を口ずさんでいました。 |