1997.1.26
人生は素晴らしい。人生は輝かしいものだ。 目まいを起こすほどの高みとおぞましい奈落の底との間を人は常に選べる。 何事も相対的であり、確定したものは何もない。 これを悟るなら、あなたは少年のような心で生きることができるだろう。 子どものような心を持って生きるときのみ、人は生きるに値するものとなるのだ。 そうすれば、多くの事柄を知っても優越感を感じなくなる。 わたしは、自分が例外的な人間だとは思ってはいないのだよ。 人類にただ仕えているにすぎないのだ。 わたしは生き、愛している。
「チベット永遠の書」 T.イリオン著 林 陽 訳 徳間書店 より、ある賢人の言葉
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私自身、チベットに関してはTVの画面でしかその姿に触れたことはなかったが、 この衝撃的な著作の中には多くの偉大な賢人たちの知恵が溢れている。また 闇に生きる、堕落した者たちのことも述べられている。一見オカルト的な観点か らこの本は評価されやすいのだが、著者の真理に対する見識並びに類まれな 探求心は、チベットに住む賢人の貴重な言葉をこの世に伝えることに成功してい る。最近読んだ本の中では、最も叡智並びに衝撃を受けたものであり、詳しく次 の「雑記帳・魅せられたもの」1997.1/27
の項目で紹介させていただきました。
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