「ホーミタクヤセン インディアンの癒しの言葉」
語り・マリリン・ヤングバード 訳・福田たまみ 監修・野口法蔵 七つ森書館 より引用
本書より引用 インディアンの各首族、スー族、ナバホ族、ラコタには、古来より人を治す治療の言葉が 伝えられている。今、これが病気を早く治すとしてアメリカの病院の臨床で使われ始めて いる。
本書・はじめに より引用
ホーミタクヤセンは、インディアンのラコタ族のもので、治療にもちいる言葉「癒しの言葉」で ある。ラコタの直訳は「私たちは全てつながっている」であるが、インディアンも東洋人と考え、 東洋的に言えばナバホ族の「全ての生命はつながっている」と言う事になる。これは穂高 養生園でスウェット・ロッジの中の(イニーピー)子宮回帰として紹介されたもので、マリリン・ ヤングバードさんが英語で行ない、福田たまみさんが訳されたものである。 体の部分一つ一つに、臓器一つ一つに感謝をしていくのであるが、声にして聞いてみると、 涙が出る。しかし、この涙が「心の汗」となり、自分を治癒してくれるのは疑いのないところと 思う。出来れば声に出して、読んでみる事をおすすめする。
もくじ はじめに 第一章 全身に感謝の祈り 第二章 体は光のエネルギー 第三章 神聖な自分とつながる 野口法蔵 1959年石川県七尾市生まれ。1980年千代田工科芸術学院写真科卒業。1982年新聞社 退社後、ソ連・中国・インドを取材。1983年ラダックにて得度。1986年インド国立タゴール 大学に滞在。ダライラマより寺名禅処院寄与。1987年帰国、新潟県阿賀町に20年間住む。 2007年長野県松本市に移転。現在、臨済宗妙心寺派僧。著書に『人間の頂』(よろず医 療会ラダック基金)、『断食坐禅のススメ』『これでいいのだ』『直感力を養う坐禅断食』 (七つ森書館)、『チベット仏教の真実』(佼成出版会)など。