Sitting Elk - Apsaroke
Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)
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既読の文献
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「ネイティブ・アメリカン叡智の守りびと」 ウォール&アーデン著 舟木 アデル みさ訳 築地書館
最近刊行されたこの素晴らしい本は、ナショナルジオグラフィック誌を |
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「北米インディアン悲詩 エドワード・カーティス写真集」 金関寿夫・横須賀孝弘 訳 富田虎男 監修 中上健次 解説 アボック社出版局 恐らく日本で初めてエドワード・カーティスの写真を紹介した文献で あろう。彼の代表作105点の写真と約20編の詩と説話を同時に収録 している他、「カーティス・その作品」「カーティスの人と生活」そして座談 会「時代を映す鏡・カーティスの視点をめぐって」の貴重な記事も盛り 込まれている。この座談会には、日本で最初に「ブラック・エルクは語る」 を翻訳した弥永健一氏や、「鷲の羽衣の女」のエレーヌ・アイアン クラ ウド女史、「米国先住民の歴史」の清水知久氏、「アメリカ・インディアン の歴史」の富田虎男氏が出席している。1984年発行(現在絶版) |
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「INDIAN SPIRIT インディアン・スピリット」 マイケル・オレン・フィッツジェラルド ジュディス・フィッツジェラルド編 山川純子訳 + インディアン・フルートの音楽CD(全13曲) めるくまーる インディアンの写真と言えば直ぐエドワード・S・カーティスを思い浮かべ るが、この文献に登場するインディアンの写真は米国国会図書館や哲学 者シュオンからのものが多く含まれているのが特徴である。殆ど平原イン ディアンの肖像写真であるが、カーティスと同じように、その写真から彼ら の想いが伝わってくるようだ。そして同じページに昔の長老達の叡智の言 葉が記されている。もう一つの特徴として、音楽CDも同封されている。こ のCDを製作・演奏したのは、神奈川県・茅ヶ崎で「アースロッジ」を経営し、 インディアンの文化の啓蒙活動をしている船木卓也さんがインディアン・ フルートで演奏したものである。船木さんはインディアン・フルート奏者とし て公演も行っているが、船木さんの奥様による訳書「ネイティブ・アメリカン 叡智の守り人」や「風の言葉を伝えて ネイティブ・アメリカンの女たち」の 優れた文献がある。 掲載された写真の多くはこれまでまったく公にされたこともない、にも かかわらず、どのようにして選ばれたのか、ほとんどは私たちが過去30 年の間に収集した数千点の写真の中から採用されている。その大部分 は1974年に米国国会図書館において実施された調査の収穫で、著作権 保護のためにこの図書館に保管されていたものである。当時は写真の山 に自由に分け入って著作権の期限の切れたものを複写することも容易 だった。私たちは居留地隔離以前のノマド時代に成人した、平原インディ アンばかりを選ぶようにした。 また、哲学者の故フリッチョフ・シュオンが50年を費やして収集したコレク ションからも写真が採用され、この本に入ったことは感慨深い。比較宗教 学研究者の間では知られているものの、彼についてなじみのない読者も 多いことだろう。シュオンは若いときから亡くなるまで、北米の平原インディ アンに深い関心と共感を寄せていた。彼は正式に首長ジェームズ・レッド・ クラウドの一族の養子として迎えられ、この偉大なスー族首長の孫となった。 ワンブリ・オヒティカ(勇敢な鷹)という名も与えられている。本書所収の写真 の一部はレッド・クラウドからシュオンに与えられたものである。何年か後、 彼は、クロウ族のメディスンマンでサンダンス(夏至のころ平原インディアン が行なう重要な祭)の祭司であるトーマス・イエローテイルの養子になった。 イエローテイルについては後述するが、20世紀において最も敬愛されたアメ リカ・インディアンの精神的指導者である。 (本書より引用) |
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「アメリカン・インディアンの歌」 ジョージ・W・クローニン編 渡辺信二訳 松柏社 この文献の偉大さは三つあります。一つは1918年に発行された本 |
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「アメリカ先住民の神話伝説」 上下巻 R・アードス+A・オルティス編 青土社
著者たちが25年の歳月をかけて各部族の神話伝説を集めた労作 |
「アメリカ・インディアンの神話と伝説」 エラ・イ・クラーク著 山下欣一訳 岩崎美術社 先住民独自の世界観であるアニミズムやシャーマニズムそのものを映し 出している彼らの神話と伝説。それらの世界に触れると全ての生命が輪と なり回り続けていることを感じられてならない。これはアイヌ民族の民話集 「炎の馬」においても表わされている。このような神話や伝説を火を囲みな がら聴き入った人たちの時間のゆっくりとした流れとそのあるべき自然の リズム、そしてこの中にこそ真の教育と呼べるものが横たわっているのでは ないだろうか。本書よりもインディアン各部族の神話・伝説を幅広く収集した ものに「アメリカ先住民の神話伝説 上下巻」がある。 |
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「インディアンの言葉」
インディアンの感銘深い20の言葉と彼ら、消滅しつつある民族の生活 |
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「北米インディアン生活誌」 C・ハミルトン編 横須賀孝弘・監修 和巻耿介・訳 社会評論社 多くのインディアン戦士自らが語った言葉を集めたもので、豊かな 自然と暮らし、伝説と信仰、狩猟と戦闘、白人との戦いなど94の言葉 が収められている。また註にはそれぞれの言葉の時代背景などの 説明が詳しく紹介されている。 |
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「ホピ 神との契約」 この惑星を救う テククワ・イカチ という生き方 トーマス・E・マイルス+ホピ最長老 ダン・エヴェヘマ 林陽訳 徳間書店 「テククワ・イカチ」とは「大地に交わり生命を祝う」意味を持つもの |
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「ホピ ・ 宇宙からの予言」 ルドルフ・カイザー著 林陽解説 木原悦子訳 徳間書店
この世の始まりから口述で先祖代代より伝えられてきた予言。 アメリカ最古のインディアンと呼ばれる彼らの言葉には、何故か |
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「ホピ・宇宙からの聖書」 |
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「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」 ダン・カチョンバ(ホピ・太陽一族) 北山耕平訳 ランド・アンド・ライフ発行 非売品 ホピ・太陽一族の指導者であったダン・カチョンバ(1875− |
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「生命の織物・先住民族の知恵」 原みち子・濱田滋朗訳 女子パウロ会 小さい本でありながら、世界各地の先住民族の深い洞察と 畏敬の念の言葉を集めた好著。記憶は鮮明ではないが、私が 初めてインディアンの精神文化に触れた本である。インディアン は勿論のこと、カナダのイヌイット、メキシコのインディオ、オー ストラリアのアボリジニー、フィリピン、北海道のアイヌ、ザイール、 グアテマラのノーベル平和賞を受けたメンチュの先住民と呼ば れる人々の深遠な言葉を紹介している。 雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」 |
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「夜明けへの道」 All my relations ソンノ イヤイライケレ (本当にありがとう - アイヌ語) 堀越由美子 (本書より引用) |
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「先住民族 - 地球環境の危機を語る」 インター・プレス・サービス編 清水和久訳 明石書店 世界各地の先住民族が訴える現代の危機的状況。それは 民族としての消滅を意味しているだけでなく、地球に生きる すべての生命が脅かされいる姿をも明らかにする。本書には 世界の16の先住民族の声が紹介されいるが、その一つ一つ がとても重く心に沈んでいく。彼らの声がこの正反対に突き 進んでいる文明社会から、生命の輝きを取り戻し、大地と空 にあるべき道の指標として響き渡る日が来るのだろうか。 |
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「それでもあなたの道を行け」 インディアンが語るナチュラル・ウィズダム ジョセフ・ブルチャック編 中沢新一+石川雄午訳 めるくまーる アベナキ・インディアンの血を引くジョセフ・ブルチャックは、 各部族の伝承を小説や絵本に著してきた。本書もインディアン の叡智の言葉を1800年代から現代にいたるまで紹介してい るが、それぞれの言葉に秘められた重さをじっくりと耳を傾け てみたい一冊である。また本書にちりばめられたインディアン の誇り高い写真が、これらの言葉を実践してきた証人として の威厳をもって読者に問いかけつづけている。 |
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「俺の心は大地とひとつだ」 インディアンが語るナチュラル・ウィズダム2 ノーバート・S・ヒル・ジュニア編 ぬくみ ちほ訳 めるくまーる 「それでもあなたの道を行け」という文献の続編で、古今のイン |
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「風のささやきを聴け」 今を生きるインディアンたちのスピリット チーワ・ジェームズ編 ハーディング・祥子訳 めるくまーる モードック族の血を引き、テレビのプロデューサーとしてナショ |
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「インディアンは、決して嘘をつかない」 ハービー・アーデン編著 矢鋪紀子訳 サンマーク出版 マシュー・キングの名前を初めて知ったのは「ネイティブ・アメ リカン 叡智の守りびと」という文献からであった。この文献は 著者が多くの部族の長老へと出向き、直接聞き取った素晴らし い文献であるが、この中にマシュー・キングも紹介されていた。 彼の歯に衣を着せない鋭い言葉がとても印象的だったのを思 い出す。そして同じ著者によるこの「インディアンは、決して嘘を つかない」は、マシュー・キングが後の世の役に立つとトランクに しまってあった言葉を紹介した、いわば彼の遺言である。無私の 人として部族やインディアンのために奔走してきた彼が、私たち のために残そうと思った言葉、そしてその想いがこの遺言に込 められており、感銘を受けずにはいられない。 |
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「一万年の旅路」ネイティブ・アメリカンの口承史 ポーラ・アンダーウッド著 星川淳訳 翔泳社 1810年、イロコイ連邦オナイダ族に属する一人の若い女性 ツィリコマー(明るい春)は重大な決心をすることになる。アメリ カ合衆国建国まもないこの時期に伝統的な先住民社会は先祖 伝来の土地を追われ、キリスト教の改宗を迫られていた。イロ コイ連邦でも宗教改革者ハンサムレイクが伝統的信仰とキリスト 教の折衷を説き、部族全員の協議により古来の伝統を捨てる ことに決まる。それは一族の来歴を記録する伝承者もろとも 消し去ることを意味していた。決定をきいたツィリコマーは協議 の席を立つと祭壇に歩み寄り、口承史にかかわるワンパム・ ベルト(記録帯)と聖包を取り上げ、正しい来歴を守るため逃亡 する。それから五世代後の1993年、ツィリコマーの子孫が受 け継いだ驚くべき口承史の内容が本書である。彼女の祖先は はるか一万年前にベーリング陸橋を越え、アジアから北米に 渡った様子と共に、多くの困難のなかにも未来の子孫のため に今この状況の中で何を学ばなければならないのかを探求し てきた姿が描かれている。本書は10万年以上に渡る一族の 歩いた道の中に、多くの叡智と戒めが刻まれた貴重なもので ある。この分厚い言葉は文字に依らず口承によって気が遠く なるような世代を生き抜いてきたのである。この口承史の継承 者である著者は、ツィリコマーが逃亡したイロコイ連邦の国会 にあたるオノンダーガ族のロングハウスと六部族の知人たち に寄贈し、批判があれば謙虚に受け入れることを言明してい るが、イロコイ連邦からはクレームは出ておらず、個人的な 理解者は増えているとのことである。誠に本書は偉大な学び の民の長い歴史の物語であり、過去を未来に結びつける希望 の書であり、「子どもたちの子どもたちの子どもたちのため」 是非読んでいただきたい。 同じ著者による、真の「学び」とは何かを問いかけた「知恵の |
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「知恵の三つ編み」 ポーラ・アンダーウッド著 星川淳訳 アメリカ教育省「模範教育プログラム」選定図書 徳間書店 前に紹介した「一万年の旅路」の著者が真の「学び」とは何か を問いかける。「一万年の旅路」という口承史の何千世代に渡る 継承者である彼女は、祖先が体験した試練をまるで自分が経験 したように頭に思い浮かべる。そして、そこから何を学びとってい かなければならないのかを追体験してゆくのである。本書も主に 著者の父から語られる祖先の物語を通して、如何に多くを学んで きたかを、父の手法を絡ませながら現代に紹介している。それは 人間の左脳と右脳の働きを理解していた彼女の祖先たちが、 左右の脳の連携を活性化させるために、本書で語られる物語の 原形を編み出していったのである。また本書で語られる内容を ユング心理学から接近して西欧でベストセラーになったダコタ族・ ロス博士の「我らみな同胞」三一書房もお読みいただけたらと思 います。 |
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「小さな国の大いなる知恵」 FRANKLIN LISTENS WHEN I SPEAK ポーラ・アンダーウッド/星川淳 共著 翔泳社 アメリカ合衆国には、治外法権が適用されFBI(米連邦捜査局) |
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「森と氷河と鯨」ワタリガラスの伝説を求めて 星野道夫 文・写真 世界文化社 星野道夫という魂から紡ぎだされた言葉並びに写真に秘められた 視点は、私たち日本人が忘れかけている太古の魂の記憶を甦らせ てくれる。そしてこのような星野氏の魂の遍歴はある一人のインディ アンの男との出会いによって浄化され強められていく。星野氏の写真 家としての作品にははっきりとした意志が込められており、彼の視点 が現代文明に浸っている私たちの視点の座標軸をあるべき位置へと 帰還させてくれる。この彼が残した遺言に、そして先住民族の方たち が持つ世界観に、感謝と祈りと喜びが存在していることを是非多くの方 に知っていただけたらと思う。彼が残した遺言というべき数々の作品は、 いつまでも私の心に生き続けるだろう。 星野氏の著作「イニュニック(生命)」、「Alaska
風のような物語」、 |
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「ネイティブ・アメリカン詩集」アメリカ先住民の現代詩 青山みゆき 編訳 土曜美術社出版販売 1960年代以降の現在のインディアンの詩人たち、そららの詩に内在する 怒り、悲しみ、希望が太古からの神話や伝説と絡み合いながら継承されて いる。このような現代に生きるインディアンの詩人についてまとめた本は 初めてであり、また現代から未来へと生きていく過程で、彼らの詩の持つ 意味は大きい。各詩人についても詳しく紹介されており、現代のインディアン が何を希求しているのか詩を通して読み取れる好著である。 アメリカ先住民はコロンブスの新大陸到達よりはるか以前からアメリカ 大陸に住み、これまで白人による虐殺や弾圧、土地の略奪などありとあら ゆる困難を耐え抜いてきたが、彼らの歌や物語も決して消え去ることがな かった。アメリカ先住民は代々口から口へと伝承されてきた口承詩を継承 してきただけでなく、実は彼らは17、18世紀以降から自伝や詩や物語など を書きつづけてきた。そして、いま現在も一流の素晴らしい作品を生み出し つづけているのだ。ちなみにアメリカ先住民の現代詩とは、ここでは1960年 代末以降にアメリカ先住民自身によって書かれた詩を指す。1968年、わた しが本書の筆頭に挙げたカイオワ族とフランス人の血を引く詩人で作家で あるN・スコット・ママデーの詩情あふれる小説「夜明けの家」が出版され、 その翌年の1969年にはピューリッツァー賞を受賞した。言い換えれば、この ときはじめてアメリカ社会においてアメリカ先住民文学が本格的に可視化さ れ、認知されたわけだ。また同時に、これはネイティブ・アメリカン・ルネッサ ンスと呼ばれる現代のアメリカ先住民文学の始まりを告げた。 (本書 アメリカ先住民の現代詩 より引用) |
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「インディアンの夢のあと」 北米大陸に神話と遺跡を訪ねて 徳井いつこ著 平凡社新書 岩絵の中の聖霊たち、太陽と星を観測した窓、全長400メートルの巨大 |
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「魔法としての言葉」 アメリカ・インディアンの口承詩 金関寿夫 著 思潮社
インディアンの各部族の口承詩を集めたものだが、それらの詩は、 いわゆる近代文明社会の文学が本質的には知的娯楽であるのに反
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「大地の声 アメリカ先住民の知恵のことば」 阿部珠理 著 大修館書店 同じ著者による「 ともいきの思想 自然と生きるアメリカ先住民の聖な る言葉」を先に読んだため本書の「大地の声 名句 名言篇」には重複す る部分があるが、発行は本書が先である。「大地の声 名句 名言篇」は 多くの名句名言を紹介するというよりも、著者ががインディアンと触れ合っ た長い時間の中で、著者の心に浮かび上がってきた言葉を紹介するもの で、ただ単に言葉の素晴らしさではなく、それを基盤に生きている現在の インディアンの姿そのものを描き出している興味深いものである。「民話・ 伝承篇」、「詩歌篇」ではインディアン各部族に伝わる民話や歌を、著者 独自の視点で選び、それをそのままの形で掲載し紹介したものである。 (前略)だが、19世紀の半ばから後半にかけて、合衆国に完全に制圧 |
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「インディアンは笑う」 あなたの厳しい現実もひっくり返す、ネイティブ・アメリカンの聖なるジョーク! 北山耕平編 中央公論新社 2011年12月19日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に 投稿した記事です。 ☆☆☆☆ 長くネイティブの女性を研究してきた人類学の先生が研究会で成果を発表して いた。 「自分の長年の調査によれば」と教授は続ける。「チペワの女性は男性のあとを 歩く傾向にあります。男性のリードに従うのですね。シャイアンの女性は男性の 前を歩くようです。わたしについて来なさいと、男性を導くのです。クローの女性 は男性と並んで歩きたがります。そして最後にラコタの女性ですが」 そこで一息ついて呼吸を整えると、彼はこう締めくくった。 「えー、ラコタの女性はですな、どうやら男性を踏んづけていく傾向があります」 ☆☆☆☆ このインディアン・ジョークは「インディアンは笑う」という本から抜粋しましたが、 皆さんのご家庭ではどうでしょうか。実はこの本には他にも沢山のジョークが 散りばめられており、何度かお腹を抱えて笑ってしまったほどです。 アメリカ社会でも最底辺で生きているインディアンのジョークには、そんな惨め な自分をも達観しているたくましさが満ち満ちています。イグルーク・エスキモー に残されている格言「遊び方を知る者は、いかなる障害をも、飛び越える。歌う ことと、笑うことを知る者は、いかなる困難にも、挫けない。」は私の大好きな 言葉の一つになっています。 多くのものを与えられてばっかりの私ですが、自分で創作した格言があります。 この格言は世界中の男性から熱狂的な支持(ほんまかいな?)を集めました。 最後にこれを紹介して終わりとします。「男が空を見上げながら夢を語るとき、 女はその男の足下を見ている」 (K.K) アメリカ・インディアンのジョークを長いこと集めている。いろいろなところで雑談 |
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「最初の教え ネイティブ・アメリカンの知恵と祈りの言葉」 スタン・パディラ 編・画 北山耕平 訳・構成 マーブルトロン ツァ・ラァ・ギィ(チェロキー)文化継承センターが推薦するスタン・パディラ の文献です。この文献は「自然の教科書」「聖なる言の葉」を一つにまとめ たものです。著者スタン・パディラはインディアンの出身のアーティストであり 教育者でインディアンの若者の教育に関わってきました。また人権問題活動 家としても積極的に行動しています。 伝統的な自然とのつきあい方を知ることで、先住民族として知られて いる前の世界の記憶を持つ人たちが、たび重なる虐殺に直面してもなお、 これまで地球と呼ばれる惑星の自然の多様性の守護者として、常に七世 代先の世代のことに思いを払うことで、なぜ今も昔と変わらないように振る 舞ってきたのかを理解され、彼らが伝統として残してくれているものの貴重 さに敬意を払うことができるようになるといいと思います。またここに集めら れた「最初の教え」により、人間の賢さの源が人間のなかにあるのではなく、 人間もその一部である自然のなかに、そして人間の理解を越えて存在する とてつもない謎のなかに息づいているものであることが理解されることを切 に望みます。 この本は「自然の教科書」 「聖なる言の葉」(ともにスタン・パディラ編 北山耕平訳 マーブルトロン刊2003年)の二冊の本を言葉の響きに浸かり たいという読者からの声に応じて、訳文にあらためて手を加えるなどし、 教えと祈りを常に一緒に持ち運べるようにとの便宜を考えて、小生の希望 で合冊にしていただいたものです。 (本書 最初の教え 北山耕平 より抜粋引用) |
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「自然の教科書」 ネイティブ・アメリカンのものの見方と考え方 スタン・パディラ編・画 北山耕平訳 マーブルトロン はるか昔から、ネイティブ・アメリカンの文化のまわりを、一種不思議なオーラ |
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「聖なる言の葉」 ネイティブ・アメリカンに伝えられた祈りと願い スタン・パディラ編・画 北山耕平訳 マーブルトロン この本でみなさんと分けあうことになる祈りの言葉、詠唱の歌、そして考え方は、 |
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「今日は死ぬのにもってこいの日」 ナンシー・ウッド著 フランク・ハウエル画 金関寿夫訳 めるくまーる 白人の女性である著者が、インディアンの古老から聞いた言葉・口承詩 を集めたものだが、インディアンの死生観を見事に現わしている好著である。 |
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「今日という日は贈りもの」心が生まれ変わる12のアプローチ |
「月に映すあなたの一日」 ネイティブ・アメリカンの364のことわざが示す今日を生きる指針 北山耕平 訳と編纂 ネイティブ・アメリカンの人たち一族には必ず月を数える人たちが いた。彼らは毎日夜空を見て月を確かめ、満月になるとムーン・ カウンティング・スティックという棒に印を刻み込む。それが彼らの時 の流れの計り方だった。満月は二十八日で帰ってくるから、一年は 三六四日、十三の月ということになる。自然とともに生きてきたネイ ティブの人たちの暦の多くが、一年を十三回の満月からなるものと してみていることを忘れないで欲しいとの思いもあって、本書は一年 を十三の満月として構成してある。古くから今日まで伝えられている ネイティブ・アメリカンの教えを一日ひとつひとつ、着実にハートで学 んでいくには、独自の時の流れのうえで生きている自分を再発見す る必要があるだろう。 (本書より引用) |
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シャイアン・インディアン 「祈り」 北山耕平訳 三五館 小さな小さな本だが、生きてゆく勇気を与えてくれる言葉と美しい写真集。 収録した写真は、シャイアンの住むロッキー山脈の東側に広がる大平原の 風景。 |
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「セイジを焚いて にほんの島の縁者たちへ」 語り部 ナワ・カミッグ(北米先住民 アニシナベ族) 地球環境蘇生化実践協会 この小冊子には1999年1月に横浜で話したものと、日本各地を旅して |
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「太陽が輝く天にかけて」 この文献にはジョーゼフ首長、シアトル首長の演説が掲載されている |
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「ネイティブ・アメリカンの教え」 写真 エドワード・S・カーティス 井上篤夫訳 ランダムハウス講談社 本書には、カーティスの写真作品中、とくに名作とされているものを中心 に収録した。添えられている言葉は、各部族の文化、信仰、教えを説くもの であり、南北戦争の時代から1930年(「北米インディアン」完成の年)に 生きていたネイティブ・アメリカンたちの肉声である。ここには、崇高かつ 深遠なネイティブ・アメリカンの世界観が凝縮されている。言葉と写真に、 かつて西部の大地に生きていた彼ら一人ひとりの息吹を感じ取っていた だきたい。(本書 はじめにより引用) |
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「アメリカインディアンの教え」
これらの11の言葉の真のルーツは今でも謎のままであるが、子どもを |
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「ネイティブ・アメリカン 聖なる言葉」 宇宙の響きを聴け ブラックウルフ・ジョーンズ&ジーナ・ジョーンズ著 加藤諦三 訳・解説 大和書房 オジウェー族の血をひき、ブラックウルフというインディアン名をもつ著者 はかつて自己基盤を喪失しアルコール依存症になったが、風の精霊により 自分を取り戻す。この帰還に強く影響を与えたインディアンの癒しの技術の 手法と哲学が素朴な詩の中で語られ、現代の多くの悩める魂をあるべき 場所へと導いてくれる文献である。 |
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「ネイティブ・アメリカン 幸せの原点」 新しい人生へ・10の扉 ビリー・ミルズ ニコラス・スパークス著 加藤諦三 訳・解説 大和書房 「ウォキニ」とは、ラコタ語で「新しい人生、平和と幸せの人生」を意味 |
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「インディアンの大予言」 サン・ベア&ワブン・ウインド著加納真士/三村寛子 共訳 扶桑社
ときおり、地球の変化を防ぐことはできないのか?と、聞かれることが |
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「ホワイトウルフの教え」 〈いま〉を強く生き抜くために ホワイトウルフ著 葉祥明編 ハート出版 ホワイトウルフは実在するのか、またそれは本当にインディアンなの
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「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」 エリコ・ロウ著 扶桑社 部族の長老や賢人たちとの出会いの中から教えられたインディアンの
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「ネイティブ・アメリカンの こころが よろこぶ ことば」 しおうら しんたろう著 東京書籍 一万三千年ほど前に氷河期が終わり、その前後にアジア大陸から |
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「ナバホ・タブー」 アーニー・ビューロー著 ぬくみ ちほ編訳 パロル舎 ナバホに伝えられるタブーを集めた文献だが、風土や生活環境が全く 異なる日本人にとって自らの参考になるものは殆どないと言っていいだ ろう。それは著者が「“タブー”とは好奇心だけで飛びつく文化遺産では なくて、一族が伝統の暮らしを永続させるための掟であり、そして暮らし のなかで自然と調和をとっていくために一人一人が注意をはらうべき 行動の規範なのである。だから他の民族のタブーと組み合わせること など決してできず、その一族のみによって守られ、伝承されるものなの である。」と言っているように、自分たちの生活・精神文化にそのまま 当てはめようとすること自体無意味なことだと思う。しかし、このタブー集 を通してナバホの人たちのはるか昔の人々の想い(それは戒めである ものが多いが)が伝わってくる。子孫たちが道を間違えて危機に陥らな いようにとの強い想いが伝わってくるのである。 4年の間に生徒たちと行った取材の一つが、この本に至るナバホ・ |
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「ホーミタクヤセン インディアンの癒しの言葉」 語り・マリリン・ヤングバード 訳・福田たまみ 監修・野口法蔵 七つ森書館 インディアンの各首族、スー族、ナバホ族、ラコタには、古来より人を治す 治療の言葉が伝えられている。今、これが病気を早く治すとしてアメリカの 病院の臨床で使われ始めている。 (本書より引用) ホーミタクヤセンは、インディアンのラコタ族のもので、治療にもちいる言葉 「癒しの言葉」である。ラコタの直訳は「私たちは全てつながっている」である が、インディアンも東洋人と考え、東洋的に言えばナバホ族の「全ての生命 はつながっている」と言う事になる。これは穂高養生園でスウェット・ロッジの 中の(イニーピー)子宮回帰として紹介されたもので、マリリン・ヤングバード さんが英語で行ない、福田たまみさんが訳されたものである。体の部分一つ 一つに、臓器一つ一つに感謝をしていくのであるが、声にして聞いてみると、 涙が出る。しかし、この涙が「心の汗」となり、自分を治癒してくれるのは疑い のないところと思う。出来れば声に出して、読んでみる事をおすすめする。 (本書より引用) |
未読の文献
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「ホピ語辞典」 アメリカ・インディアン ホピ族の言語 戸部実之 泰流社 それから20年目の今年、私は偶然、日本橋の丸善の書棚に、「ホピ語辞典」 |
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「図説 世界の先住民族」 ジュリアン・バージャー著 綾部恒雄 監修 やまもとくみこ・速水洋子・金基淑・細谷広美・森正美・葛野浩昭 訳 明石書店 本書は、一個人でも先住民族の正義のために貢献できるという信念に基づいて 書かれている。先住民族の社会を破壊したという責任は、全部とはいわないが、 少なくとも一部は裕福な人々が負うべきである。政府、銀行、法人は主に市場の 需要に応じるために、往々にして先住民族に不利な政策を施行したり、あるいは そういう体制を支援したりしてきた。電動ノコギリを握るのは消費者の手なのであ る。だが普通の人々が無力だということはない。それぞれの声は小さいかもしれ ないが、他の人々と合わせれば、強力な権力機構にさえその声を聞かせることが できる。もし、あなたが何かをしたい、あるいはもっと知りたいと思うのならば、 本書の巻末に掲載された組織はあなたの支援を歓迎するであろう。「図説 世界 の先住民族」は、先住民族の寄稿者、人権問題の専門家、関心をもつ人類学者、 報道関係者など多くの人々やグループによる共同作業で誕生した。皆の共通した 目的は先住民族の関心事を忠実に反映することであった。それは多分、各々の 専門分野だけで成し遂げるのは不可能な仕事であろう。本書の計画、著述、 編集のすべてにわたって先住民族の人々が深く関わってきた。本書は、著者が 何年にもわたって森の村や僻地、町のスラム、国連の会合、その他多くの場所 で先住民族の人々と分かち合ってきた彼らのさまざまな状況や意見を、すべて 集約しようと試みている。これは多くの人々の仕事であるが、その文責は編集者 にある。もし誤りや誤解があるならば、それはひとり編集者にのみ帰されるべき ものである。 (本書 著者はじがき より引用) |
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「アメリカ・インディアンの神話 ナバホの創世物語」 ポール・G・ゾルブロッド著 金関寿夫・迫村裕子訳 大修館書店 ところでそのナバホ族にも、他の多くの民族同様、じつにすばらしい神話がある。 |
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「ナバホ「射弓の歌」の砂絵」 フランク・J・ニューカム画 グラディス・A・レイチャード文 鈴木哲喜 構成 鈴木幸子 訳 美術出版社 この本は、1920年代から1930年代にかけて2人の女性の協力によって製作、 |
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「ジャンピング・マウス」 ヘェメヨースツストーム他 述・著 北山耕平 解題と再話 太田出版 この物語は、北米先住民、いわゆるネイティブ・アメリカン・ピープルのなかの、 大平原の民とされるシャイアン一族に伝えられた「自分を与えつくすこと」を教え るサンダンス・ストーリーであるとされている。居留地に押し込まれる前の シャイアンは大平原を常に移住して定住することがなかった人たちであり、 一族が顔を合わせるのは毎年夏の祭りぐらいしかなかった。サンダンスという のは夏至のころにおこなわれる部族の大例祭で、自己の肉体を偉大なる神秘 に捧げて、祈りを聞き届けてもらうための、平原の民が守り続けている伝統あ る神聖な祈りの踊りのことで、自分の胸板の筋肉など肉体の一部にクマの爪を 用いて穴をうがち、そこに木の短い串を貫通させて、棒の両端を長いロープで 祭祀の場の中央の御柱に結びつけ、太陽を見ながら胸板の肉がちぎれて身体 が自由になるまで、あるいは本人がへとへとに疲れ果てて意識を失って倒れる まで、飲むものも食べるものもなく、イーグルの骨で作った笛を口にくわえたまま、 ひたすら四日四晩にわたって身体を激しく前後に揺すりつつ踊りつづけるという、 強烈な痛みとエクスタシーのともなう過酷な祈りの儀式だ。これからお読みいた だくジャンピング・マウスの物語は、シャイアン一族の宗教哲学の中核にある、 そのようなサンダンスの本質の部分----祈りを聞き届けてもらうために自己を 捧げ物としてとことん与えつくせ、という神聖な教え----を世代を超えて伝える ための物語として、古来より一族の間で門外不出とされてきたものである。(中略) ヘェメヨースツ(ウルフ)・ストームの「セブン・アローズ」という小説は、シャイアン 一族のなかのナイト・ベアという人物と彼の一族がたどったとされる戦いの道の 顛末と、その世界----平原インディアンのシャイアン族の精神世界----における スピリチュアルなものの探求を小説化した、ネイティブ・アメリカンの文学の最高 峰のひとつと呼べるものかもしれないものであり、そのなかで一族に伝えられた 重要な自己発見と内的成長の教えの物語として挿入されているのが、この「ジャ ンピング・マウスの物語」である。シャイアンの人たちが長く秘密として世に出すこ とを避けてきた「ジャンピング・マウスの物語」が、こともあろうに、伝統的に敵対 してきた部族であるクロウの影響をうけたひとりの混血の人間によって一般に 公開され、また小説のなかに描写されたいくつかの儀式がシャイアンのものとか け離れているために、小説「セブン・アローズ」はその後、政治的にふたつの部族 の間で、そして一般の人たちを巻き込んで、かなりの物議をかもしだすこととなる。 (本書 はじめに 北山耕平 より引用) |
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「アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え」 |
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「ホワイト・バッファローの教え」 チーフ・アーボル・ルッキングホース著 ハービー・アーデン、ポーラ・ホーン編集 本出みさ訳 スタジオ・リーフ 本書は、2001年にアイルランドで開催された「World Peace & Prayer Day」 |
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「北米先住民ホティノンションーニ イロクォイ 神話の研究」 木村武史著 大学教育出版 本書の構成は以下の通りである。第一章「ホティノンションーニ・イロクォイの |
未購入(新刊も含む)の文献
Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)