「聖なる言の葉」
ネイティブ・アメリカンに伝えられた祈りと願い
スタン・パディラ編・画 北山耕平訳 マーブルトロン
北山耕平さんのホームページ「Native Heart」
スタン・パディラ(Stan Padilla) ネイティブ・アメリカン出身のアーティストであり教育者。これまでネイティブ・アメリカン の若者の教育に深く関与してきた。公民権運動や、人権問題活動家としても積極的に 行動している。北カリフォルニアのシエラネバダ山脈の山麓に自分のスタジオを持ち、 家族で暮らす。この本の著者であり、編集者であり、イラストレーター。
「最初の教え ネイティブ・アメリカンの知恵と祈りの言葉」
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スタン・パディラ 本書「まえがき」より引用
この本でみなさんと分けあうことになる祈りの言葉、詠唱の歌、そして考え方は、 そのどれもがルーツをネイティブ・アメリカンの口頭伝承に持っています。いずれも 何世代にわたって口にされ、歌われ、踊られつづけてきたものばかりです。これら のひとつひとつに、数千年間も断絶することなく、続いた文化や風習や伝統が染み 込んでいます。
ネイティブ・アメリカンの生き方では、生きていくのに必要なものはなんであれ、 人間は自分の内臓に・・・・いかなるときにもハートのなかに・・・・持っていることに なっています。わたしたちは、わたしたちのハートのなかにあるものが、わたした ちの暮らしに秩序と中心を与えているのだと、信じています。祈りの言葉や、詠唱 の歌や、スピリチュアルな考え方は、われわれの生活に充足感をもたらす手伝い いをしてくれることでしょう。家族や、部族や、国や、宇宙のさまざまな力との建設 的な関係をつくりあげるのを助けてくれるはずです。ここに集められた古代から の聖なる言の葉は、過去にこだまし、未来にむかって響きつづけています。
昔の多くの部族においては、世界は、歌をうたうことで具現化したものでした。 21世紀を生きるわたしたちも、この本のなかに集められた捧げものによって、 わたしたちの地球との関係を改め、もういちど声に出して「歌うこと」で、新しい 世界を出現させることができるかもしれません。
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目次 まえがき 一族 祈る 感謝を 自然への祈り 季節 朝 造物主とスピリット 家族 祝福 宇宙との調和 責任
訳者あとがき どうかあなたの内側を祈りでいっぱいにしてください 北山耕平
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2012年5月24日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
2012年5月21日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
2012年5月27日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 題・・・「お父さん、宇宙が、金環日食が、ここにもあるよ」・・・自宅近く (K.K) |
2012年6月4日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 2004年の金星の太陽面通過、太陽の右側に金星が写っています。(写真はNASAより引用) 今日の部分月食は厚い雲に覆われ見ることが出来ませんでした。 でもお陰で近くに天体観望できる開けたところを新たに開拓することが出来たので感謝です。 ところで、明後日の金星の太陽面通過ですが、上の写真は2004年6月8日の時のものです。 じゃあ明後日見逃しても数年後に見れるんだ、と思われたら大きな間違いで、次は105年先に なってしまいます。 105年先というと、現在の赤ちゃんでも見るのは殆ど出来ず、その赤ちゃんの赤ちゃんが長生 きしてようやく見ることができるのだと思います。 私たちが明後日見る金星の太陽面通過、そして次に目にするであろう世代を想像するとき、 インディアンの言葉を思い出します。 ☆☆☆☆ 「私たちの生き方では、政治の決め事は、いつも七世代先の人々のことを念頭におきなが ら行われる。 これからやってくる人々、まだ生まれていない世代の人々が、私たちよりも悪い世界で暮ら したりすることのないように、できればもっと良い世界に生まれてこられるように心を配るの が、私たちの仕事なのだ。 私たちが母なる大地の上を歩くときに、いつも慎重に一歩一歩進むのは、これから生まれ てくる世代の人々が、地面の下から私たちのことを見上げているからだ。 私たちはそのことを、片時たりとも忘れない」 オレン・ライオンズ(オノンダーガ族) 「ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと」築地書館より ☆☆☆☆ (K.K) |