「小さな国の大いなる知恵」

ポーラ・アンダーウッド/星川淳 共著

翔泳社 より





アメリカ合衆国には、治外法権が適用されFBI(米連邦捜査局)さえ踏み込めない準

独立国・イロコイ連邦がある。今から1000年ほど前に結成されたこのイロコイ連邦の

民主的な制度に通じていたフランクリン(独立宣言起草委員)は、イロコイ連邦組織を手

本にオルバニー連合案(1754年)を作り、この多くの要素が現在の合衆国憲法にも取

り入れられている。本書第一部で語られるのは、このフランクリンとイロコイ連邦の族長

であったスケナンドアの友情と別れの物語であり、それを「一万年の旅路」のポーラ・ア

ンダーウッドの家系が代々口承で伝えてきたものである。イロコイ連邦がアメリカ独立の

際に果たした役割は、アメリカ建国史の秘められた真実であり、彼らの歴史を知る人

の中では広く知られていることである。この当時の西欧社会にも多大な影響を与えた

イロコイ連邦の民主制が、どのようにして1000年も前に産まれたのか。それを共著で

ある星川淳氏が族長たちからの聞き取りや豊富な文献などを通して読み解いていく。

1000年前の乱世に現れた一人の平和を築く人(ピースメーカー)と、彼を助けたジゴ

ンサセやヒアウェントハが導いた道。この道は今でもイロコイ連邦の人びとにとって、

精神的支柱である。未婚の貞節な娘が処女のまま産んだと言われているピースメー

カーの物語は、ロングフェローの叙事詩「ハイアワサの歌」で有名になったが、そのあ

まりにもキリスト教的な脚色を付け加えたことに違和感を覚えるものも多いことだろう。

このピースメーカーの平和行脚の旅は100年かかったと言われているが、一説では、

いつかまた世界が闇に閉ざされたとき、その隠れた名を呼べばピースメーカーが再来

すると伝えられており、詳しくその内容がこの「小さな国の大いなる知恵」の中で語られ

る。現在のイロコイ連邦の主な決定も、1000年前と同じように常に七世代後への影響

まで考えて下されている。それは創造主が望んだ道、動植物や水など、人間に授けら

れた地球の贈り物を大切にし、未来の世代が同じ恵みを享受できるように守っていく

道が、今でも彼らの魂に刻まれているからである。

2000年2月3日 (K.K)


魅せられたもの「未来を守る無名の戦士たち」1999.1.30を参照されたし

「薩垂屋多助 インディアンになった日本人」スーザン小山 著 を参照されたし。


イロコイ連邦の公式ホームページ

ポーラ・アンダーウッドのホームページ


同じ著者による、10万年にも渡る一族の叡智の旅と未来の世界への想いを描いた

文献「一万年の旅路」、また真の「学び」とは何かを問いかけた「知恵の三つ編み」

という文献も是非参照してくださればと思います。また星野道夫氏と親交があった

リチャード・ネルソンの「内なる島 ワタリガラスの贈りもの」という文献は訳者が

翻訳されたものです。

 




大いなる平和の樹・・・・イロコイ連邦のシンボル

(本書より引用)


いまから1000年ほど前にイロコイ五部族(のちに六部族)連邦が結成されたとき、連邦の

末永き存続を象徴するために一本の常緑樹(ホワイトパインという五葉松の一種)が選ばれ

た。父の説明によれば、たくさんの松葉は各部族内の大勢の個人を表わす。松葉のまとま

りは家族、それを支える小枝は氏族(クラン)、それらが大枝に結束したものが部族全体で

ある。大いなる樹の幹は連邦を表わし、私たちを育む生命の二側面である大地と大空の

合一を象徴する。樹がなければ個々の松葉は生きていけないし、また逆に個々の松葉が

なければ樹が死んでしまう。ホワイトパインの常緑たるゆえんは、松葉が永遠に生き続け

るからではなく、三年間枯れないからだという。一族にとって、これは祖父母と両親の三世

代を表わす。先立つ世代に生えた針状葉は樹から落ち、根の栄養分になった。まだ生ま

れぬ未来の世代は新芽で表わされる。そうして、この<大いなる平和の樹>は生き続け

てきた。この樹から四つの方角を象徴する四本の<平和の白い根>が伸び広がった。

五部族はそれぞれ根の下に戦闘用まさかりを埋め、互いに二度と戦をしかけないことを

誓った。一族はこの樹のてっぺんに鷲をとまらせたが、それは空高く舞い上がる鷲が、

変化を遠くから見通して一族に教え、互いに相談して適切な行動をとる時間を与えてくれ

るからだ。主な決定はすべて、七世代後への影響まで考えて下された。いま行なう決定

が孫のまた孫たちにどんな影響をおよぼすだろう?そして、そのまた子どもたちには?

この生きた常緑樹は、イロコイ連邦組織を象徴していた。それは<亀の島>(アメリカ

先住民が北米大陸を呼ぶ名)の東海岸ぞいに存在したいくつかの民主的な先住民同盟

のうち、もっとも高度な発展をとげていた。イロコイ連邦に通じていたベンジャミン・フラ

ンクリンは、それを手本に1754年のオルバニー連合案を作ったとされる。この案が

ニューヨーク植民地(のち州)憲法の下地となり、十三の植民地が団結する合衆国の

連合規約につながっていった。連合規約の多くの要素が現在の合衆国憲法に取り入

れられ、イロコイの平和の法と私たちの憲法とを一本の糸でとぎれなく結びつけている

のだ。・・・・・・・・本書第一部 フランクリンとスケナンドアより ポーラ・アンダーウッド


 
 


白いカヌーに乗って

本書第二部 イロコイ連邦を訪ねて 星川淳


遠い昔、人びとが創造主の定めた正しい道を踏み外して、同族相食む暗黒時代が訪れた。

正しい道とは、動植物や水など、人間に授けられた地球の贈り物を大切にし、未来の世代が

同じ恵みを享受できるように守っていくことだった。そんな乱世に、平和のメッセージを広める

一人の使者が現われた。その名は文字どおり平和を築く人、「ピースメーカー」を呼び習わさ

れる。イロコイ語の正式名もあるが、むやみに口にしたり明かしたりすることは禁じられてい

るという。一説では、いつかまた世界が闇に閉ざされたとき、その名を呼べばピースメーカー

が再来すると伝えられ、それがこの二〇世紀末だと考える人もいる。ピースメーカーはオンタ

リオ湖の対岸(北のカナダ側)に住むヒューロン族の生まれで、未婚の貞節な娘が処女のま

ま身篭ったといわれる。娘の不貞を疑った母親が、生まれた赤ん坊を三度殺そうとしたけれ

ど果たせず、ただ者ではないことを認めて二人で大切に育てた。みるみる美しい若者に成長

したピースメーカーは、自分には成しとげるべき使命があると言い残してオンタリオ湖を渡る。

そのとき乗ったカヌーは、みずから白い石を切り出して作ったもので、石ではなく氷だったとい

う説もある。当時、イロコイ人とヒューロン人とは犬猿の仲だったため、向こう岸から不審な者

が来ればたちまち殺された。しかし、珍しい石のカヌーが水に浮くことに驚いた南岸の人びと

は、何者かあらためようと族長や長老たちのもとへ連れていく。こうして、仇敵の土地で平和

を説くきっかけが生まれたのだ。そこで、ピースメーカーは語りかけた。人間はだれでも<グッ

ドマインド>をもっていて、それを使えば人間どうしも、また地球上の生きとし生けるものとも

平和に共存できるし、争いも暴力ではなく話し合いで解決できる。だから、血で血を洗う殺し

合いはもうやめよう、と。彼はまた、九つの氏族を定めて乱婚を避けること、そして相続は母

系で行うことを教えた。家や土地や財産は母から娘へ引き継がれ、子どもはすべて母親の

氏族に属するのである。各氏族は男性のリーダーとして族長を、女性のリーダーとして族母

を選び出し、族長と族母にはそれぞれ補佐役として男女一人ずつの信仰の守り手(Faith 

Keeper)がつく。族長は族母によって選ばれ、族長にふさわしくない言動があれば、族母

はそれを辞めさせることもできる。氏族メンバーの総意で選ばれる族母は、つねに人びとの

意思を汲み上げる大きな責任を負う。族母(クランマザー)の由来は次のように伝えられて

いる。ピースメーカーがオンタリオ湖の南岸に着いて平和行脚をはじめたばかりのころ、セ

ネカ族の土地で峠の宿を営む女将に出会った。そこは東西を結ぶ街道の要所で、彼女は

道ゆく戦士たちを心づくしの食事でもてなすのが自慢だった。しかし乱世のこと、それは争い

の火に油を注ぐ役目も果たし、また彼女自身、ときどき食事に毒を盛っては人殺しに手を染

めることがあったという。そこへ通りかかったピースメーカーの話を聞くと、女将はたちまち

平和の道にめざめ、すっかり改心して最初の支持者となる。ピースメーカーは彼女を「生ま

れ出ずる国の母」を意味するジゴンサセと名づけて讃えた。初代クランマザーの誕生であ

る。いっぽう、族長の由来についてはこんなふうに語られる。当時、オノンダーガ族の有力

者でヒアウェントハという男が、一族の呪術師の恨みを買って妻と娘を次々と殺され、失意

のあまり村を去って東へさすらいの旅に出る。とある湖で水面を覆い尽くすカモの群れを

見たヒアウェントハは、自分の目が悲しみの涙で曇っているのに気づき、もう嘆き悲しむの

はやめようと心に決める。すると不思議、カモたちがいっせいに飛び立ったあと、湖水まで

一滴残らず消えていた。湖底で美しい貝をたくさん見つけたヒアウェントハは、貝殻をビーズ

にして数珠を作り、それまで自分のように悲しみに暮れる人がいたらその数珠で慰めること

を誓う。ちょうどそこへ、ようやくモホーク族の説得を終えて西へ向かうピースメーカーが通

りかかり、二人は新しい平和同盟の建設に力を合わせようと意気投合する。長年の殺し

合いで荒みきった人びとの心は、ピースメーカーの理詰めの説得だけではすっきり晴れな

い場合もあったが、ヒアウェントハの慰めによって笑いをとりもどすことができたのだった。

それ以来、族長たちはヒアウェントハに習ってピースメーカーの精神的右腕として働く使命

が与えられている。


 


本書あとがき 星川淳 より引用


私自身はまったくの戦後世代だが、平和憲法を疎んじる人びとより、日本なりの民主・

平和の道を模索してきた人びとのほうに圧倒的な“正気”(イロコイ流に言えば<グッド

マインド>か)を見る。と同時に、自由や民主主義が外来のものだとする見方にも違和

感をおぼえていた。私たちがそれに出会った一番最近の太い経路は勝者としてのアメ

リカだったにせよ、自由・平等・平和を希う心はもっと普遍的で深い源をもつはずだ、と。

イロコイ連邦との出会いによって、その本当の淵源がどのあたりか目星がついてきた。

それはアメリカの押しつけでも、ヨーロッパの独創でもなく、日本列島なら縄文まで遡る

土着の生き方や精神性の中にこそ潜んでいそうだ。本書第一部の伝承、そして第二部

で取り上げた新しい知見は、私たちがアメリカ的と受けとめるものごとの多くに北米先住

民の影響があった可能性を指し示す。それがアメリカ(合衆国)的と見えるのは、200

年遡れば源流に触れられる若い歴史のせいかもしれない。だが、日本列島だって弥生

3000年の皮を剥けば、そのむこうに果てしない自由の原風景が広がっている。もち

ろん、こう言ったからといって縄文時代への逆もどりを主張したいわけではないし、ギリ

シャ・ローマの民主制にはじまり、ヨーロッパが中世から近代にかけて血みどろで生み

出した法治主義や議会制度のメカニズムを軽視するつもりもない。私たちの少なくとも

片足は、そうした西洋の民主的伝統を踏まえている。しかし、言葉のもっとも深い意味

での自由(リベラリズム)と民主主義(デモクラシー)が、すべての人が生まれながらに

してもつ<魂の自由と平等>に立脚することを現代の日本人は忘れがちだ。それを

“本来の民主精神”と呼ぶなら、イロコイ民主制はそのもっとも純粋な発展形態の一つ

かもしれない。


 


目次

第一部 フランクリンとスケナンドア ポーラ・アンダーウッド

私が語るとき、フランクリンは耳を傾ける(スケナンドアの歌 レイムディアの歌)

祖母の歌(ベンおじさん ジョン・ハウランドの物語)

補遺

補遺T 系図(フォルジャー家の系譜 アンダーウッド家の系譜・口承自伝の源 ハウランド家の系譜)

補遺U ワシントンポストへの投稿

補遺V 年譜(フランクリン年譜 スケナンドア年譜)

補遺W イロコイ人についてエリヒュー・ルートが語る

補遺X 「ネマコリン路」または「ブラドック道」

補遺Y 大いなる平和の樹 イロコイ連邦のシンボル


囲み記事

ハミルトン大学キャンパスのスケナンドア記念碑

泳ぎ手フランクリン

フォート・ネセシティでフレンチ・インディアン戦争の火ぶたを切るワシントン

ブラドックの死

フランクリンの実用書

大陸会議日誌

ツィリコマーの居所

スケナンドアかシェナンドアか

雲の海

トマス・ジェファーソンの回想

フランクリンによる対インディアン条約の印刷

サミュエル・カークランド師の日誌


第二部 イロコイ連邦を訪ねて 星川淳

七世代後の出会い(壁を越えて 一万年の旅路から 民主主義のふるさとへ)

ピースメーカーを足跡をたどって(もとのくに 白いカヌーに乗って 平和の樹を植える 族母の心得)

貝殻数珠は語る(火守と兄と弟と 族長の面の皮)

もう半分の物語(世界を変えた二回転 気高い未開人 “アメリカ人”の誕生 本気と本音のゆらぎ)

小さな国の大きな仕事(忘れる民と語り継ぐ民 フランス革命・フェミニズム・マルクス主義)

古い道、新しい友

あとがき


 


オレン・ライオンズ(イロコイ連邦 オノンダーガ族)

「ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと」

スティーブ・ウォール+ハービー・アーデン著 船木アデルみさ訳 築地書館より引用


私たちの生き方では、政治の決め事は、いつも七世代先の人々のことを念頭に

おきながら行われる。これからやってくる人々、まだ生まれていない世代の人々

が、私たちよりも悪い世界で暮らしたりすることのないように、できればもっと良

い世界に生まれてこられるように心を配るのが、私たちの仕事なのだ。私たち

が母なる大地の上を歩くときに、いつも慎重に一歩一歩進むのは、これから生

まれてくる世代の人々が、地面の下から私たちのことを見上げているからだ。

私たちはそのことを、片時たりとも忘れない





2012年6月22日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。





代表者を如何にして選ぶか(インディアン・イロコイ連邦のピースメーカーを感じながら)。
写真はFB友達の伊藤研人さんから紹介してもらったDVD「世界を癒す13人のおばあちゃん 
これからの7世代と、さらに続くこどもたちへ」から引用。



選挙が近づくと大声で「お願いします、あと一歩、あと一歩です」なんて聞くと、どこかの漫才でも

ないがリハビリしているのかと言いたくなってしまう。



僕が描く理想的な代表の選び方は、水洗式である。チェ・ゲバラは虐げられている者への共感が

根底にあったが、維新だの改革だの叫んでいる人たちは、ただ単に自分の、民衆の頭の中を

真っ白にして古いものを一瞬にして洗い流したいだけだろう。



あれ、字が間違っていた、推薦式である。



住民が地域社会に対して行ってきたその人の活動なり言動を見て、この人だったらこの地域に

住む人、そして広く日本に住む人のために良い方向に導いてくれる、彼(彼女)に代表者になる

意志はなくともそんな人を推薦する。



そして各地(村単位)で推薦された人たちが集まって、町まり市なり県・国の代表者を推薦していく。



インディアンの社会においてどのようにして族長を選ぶかに関しては詳しくないが、ある部族は

女性だけの投票で族長(男性)を選ぶところがあり、推薦式なのだろう。



勿論、インディアンの部族という小さな集団での選び方が、そのまま日本にあてはまるかは疑問も

多いだろうが、一つの視点になるのではないだろうか。



話は飛ぶが、アメリカ合衆国には治外法権が適用されFBI(米連邦捜査局)さえ踏み込めない

準独立国・色恋連邦がある。



あ、また間違った。イロコイ連邦である。



今から1000年ほど前に結成されたこのイロコイ連邦の民主的な制度に通じていたフランクリン

(独立宣言起草委員)は、イロコイ連邦組織を手本にオルバニー連合案(1754年)を作り、この

多くの要素が現在の合衆国憲法にも取り入れられている。



このイロコイ連邦を作ったとされるピースメーカーの物語を少し紹介したいが、彼の物語はロング

フェローの叙事詩「ハイアワサの歌」でも有名であり、如何に代表者を選ぶかということも示唆され

ていると思う。



ピースメーカーの物語、「ハイアワサの歌」はロングフェローの脚色が多すぎるため違う文献から

引用したい。



☆☆☆☆



そこで、ピースメーカーは語りかけた。人間はだれでも<グッドマインド>をもっていて、それを使え

ば人間どうしも、また地球上の生きとし生けるものとも平和に共存できるし、争いも暴力ではなく話し

合いで解決できる。



だから、血で血を洗う殺し合いはもうやめよう、と。



彼はまた、九つの氏族を定めて乱婚を避けること、そして相続は母系で行うことを教えた。



家や土地や財産は母から娘へ引き継がれ、子どもはすべて母親の氏族に属するのである。



各氏族は男性のリーダーとして族長を、女性のリーダーとして族母を選び出し、族長と族母には

それぞれ補佐役として男女一人ずつの信仰の守り手(Faith Keeper)がつく。



族長は族母によって選ばれ、族長にふさわしくない言動があれば、族母はそれを辞めさせること

もできる。



氏族メンバーの総意で選ばれる族母は、つねに人びとの意思を汲み上げる大きな責任を負う。



族母(クランマザー)の由来は次のように伝えられている。



ピースメーカーがオンタリオ湖の南岸に着いて平和行脚をはじめたばかりのころ、セネカ族の

土地で峠の宿を営む女将に出会った。



そこは東西を結ぶ街道の要所で、彼女は道ゆく戦士たちを心づくしの食事でもてなすのが

自慢だった。



しかし乱世のこと、それは争いの火に油を注ぐ役目も果たし、また彼女自身、ときどき食事に

毒を盛っては人殺しに手を染めることがあったという。



そこへ通りかかったピースメーカーの話を聞くと、女将はたちまち平和の道にめざめ、すっか

り改心して最初の支持者となる。



ピースメーカーは彼女を「生まれ出ずる国の母」を意味するジゴンサセと名づけて讃えた。

初代クランマザーの誕生である。



「小さな国の大いなる知恵」ポーラ・アンダーウッド著より引用。



☆☆☆☆




(K.K)









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アメリカ・インディアン(アメリカ先住民)

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