「シャイアン・インディアン祈り」
北山耕平訳 三五館より
北山耕平さんのホームページ「Native Heart」
小さな小さな本だが、生きてゆく勇気を与えてくれる言葉と美しい写真集。 収録した写真は、シャイアンの住むロッキー山脈の東側に広がる大平原の風景。 (K.K)
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本書より引用
独りぼっち だったり 困りはてて いたり 誰かの 助けが 必要なときは まぶたを 閉じて わたしを 思い わたしの 名前を よびなさい そうすれば わたしは くる。 見上げる 夏の日の 大空に わたしの 姿を さがしもとめ 道に響く わたしの 足音に あなたの 耳を こらしなさい。 石を 持ちあげて みれば そこに わたしは いる。 HO!
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「シャイアン(Cheyenne)は、スー族とならぶ大平原のインディアンを代表する 部族です。誇りと勇気とを重んじ、サンダンスと呼ばれる荘厳な儀式を今に伝え ています。語り継がれた独自の自然観に基づいて美しく質素で精神的な暮らし を送ってきました。ロッキー山脈の東麓、現在のカナダとアメリカの国境付近に 彼(女)らの国があります。不思議な力を持った美しい祈りの言葉を、いくつも 大切にしてきたことでも、知られています。」・・・・・・・同著あとがきより
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ファイアー・ドッグ(シャイアン族) 「風のささやきを聴け」より引用
我々の半身は火、半身は夢である。 我々は、母なる大地にミアヘイユン---全宇宙---を映す現身(うつしみ) この地上に経験するためにやってきた。 我々は、果てしなくめぐる季節の中で、ちらと閃(ひらめ)く手の一振り。 太陽の幾百万の火に束の間だけ身をさらし、 その輝きを映す、すべてのものを語らう。
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2012年5月24日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
2012年5月21日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
2012年5月27日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 題・・・「お父さん、宇宙が、金環日食が、ここにもあるよ」・・・自宅近く (K.K) |
2012年6月4日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 2004年の金星の太陽面通過、太陽の右側に金星が写っています。(写真はNASAより引用) 今日の部分月食は厚い雲に覆われ見ることが出来ませんでした。 でもお陰で近くに天体観望できる開けたところを新たに開拓することが出来たので感謝です。 ところで、明後日の金星の太陽面通過ですが、上の写真は2004年6月8日の時のものです。 じゃあ明後日見逃しても数年後に見れるんだ、と思われたら大きな間違いで、次は105年先に なってしまいます。 105年先というと、現在の赤ちゃんでも見るのは殆ど出来ず、その赤ちゃんの赤ちゃんが長生 きしてようやく見ることができるのだと思います。 私たちが明後日見る金星の太陽面通過、そして次に目にするであろう世代を想像するとき、 インディアンの言葉を思い出します。 ☆☆☆☆ 「私たちの生き方では、政治の決め事は、いつも七世代先の人々のことを念頭におきなが ら行われる。 これからやってくる人々、まだ生まれていない世代の人々が、私たちよりも悪い世界で暮ら したりすることのないように、できればもっと良い世界に生まれてこられるように心を配るの が、私たちの仕事なのだ。 私たちが母なる大地の上を歩くときに、いつも慎重に一歩一歩進むのは、これから生まれ てくる世代の人々が、地面の下から私たちのことを見上げているからだ。 私たちはそのことを、片時たりとも忘れない」 オレン・ライオンズ(オノンダーガ族) 「ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと」築地書館より ☆☆☆☆ (K.K) |