Reuben Taylor (Istofhuts) - Cheyenne
Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)
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(紹介するものには、インディアンだけでなく世界各地の先住民のものも含まれます)
ビデオ「ホピの予言」 人類滅亡・核時代の最終予言 ヒロシマ、ナガサキに投下された原子爆弾は、アメリカ・イン |
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絵本「木を植えた男」
「人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行い 製作にあたりバック氏は次のように語っている。「私は15年 |
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映像詩「木を植えた男/ フレデリック・バック作品集」 アカデミー賞アニメーション部門した「クラック!」と5年半の 歳月をかけて完成させた代表作「木を植えた男」、など時代を 追ってフレデリック・バックの9つの作品を紹介している。これ らの作品は、現代文明の警鐘に留まらず、自然への畏敬と 「あるべき姿」を模索したフレデリック・バックの集大成とも言え るもので、万人の心に潜んでいる「生命の輝き」を取り戻そう と訴えかけてやまない。「木を植えた男」以外、殆ど台詞がな いこれらの映像詩は、真の芸術家でしか有していない鋭い 感性に裏打ちされたものであり、芸術的に非常に価値が高い ものである。代表作「木を植えた男」に見る日本の墨絵に似た 絵のタッチ、その静かさの中に秘められた奥行きの深さにも 驚かされるが、バックの初期の作品もまた違った「爆発的」と 表現していいほど斬新な発想が見る者の目を虜にしてしまう。 アニメは絵の美しさだけでは人の心は打たない。揺ぎない 信念と表現する感性の鋭さがなければ人の心をつかむことは ないだろう。その意味で、この9つの作品はフレデリック・バック のその人の魂そのものである。 尚、9つの作品中、インディアンが登場するものが4つもある。 きっとバック自身、先住民がもつ視点に共鳴したが故に彼ら を登場させたのだろう。特に「神様イノンと火の物語」「鳥の 誕生」は、アルゴンキン族とミックマック族の神話伝説を映像 化したものであり、「大いなる河の流れ」はセント・ローレンス 河に最初住んでいたインディアンを登場させており、生態系を 破壊し続ける人間の愚かさを描いている。この「大いなる河の 流れ」ではインディアンを決して美化するのではなく、白人との 接触や西欧の覇権争いの中で、インディアン自身も装飾品や 銃器など手に入れるため、動物の乱獲に加担した事実を忘れ てはいない。 フレデリック・バック、彼が生み出したこれらの映像詩はアニメ の傑作という領域に留まらず、ルオーやシャガールなどと同じ ような高い芸術の領域にまで高められた所に立っている傑作 である。 |
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日本語版では、音声・字幕とも日本語です。 |
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DVD「ザイオン・キャニオン 神々の宝」 「ザイオン峡谷 神秘にあふれる谷」日本語版 「Zion Canyon : Treasure of the gods」 インディアンの姿を記した映像(映画を含む)の中で不思議と
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「人間が好き」 アマゾン先住民からの伝言 写真・文 長倉洋海 福音館書店 この写真集はアメリカ・インディアンのものとは違い、 アマゾン・インディオの大地の恵みに囲まれて生きる 彼らの素朴な、そして雄弁で喜びに満ちた表情を追 いかけた素晴らしい写真集であるが、かつてアメリカ・ インディアンもこのような生活を送っていたに違いな い。この写真集には短いながらも先住民の方たちが 持つ世界観・叡智が込められており、彼らの喜びの 表情そのものの中に限りなく深い精神の豊穣さを垣間 見ることが出来る。文明とは何か、人生とは何かを この写真集は訴えかけて名写真集。 鳥のように 静かに地上におりたち 「きみが微笑む時」子どもたちの微笑みがひらく、 |
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「THE NORTH AMERICAN INDIAN」 EDWARD S. CURTIS THE COMPLETE PORTFOLIOS TASCHEN 100年以上前にインディアンの魂に魅せられたカー ティスの素晴らしい写真を集めたもの。770ページ近く の分厚い本だが、今では見られないインディアンの貴重 な姿と共にその叫びまで聞こえてくる写真集。 |
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「北米インディアン悲詩 |
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DVD「クジラの島の少女」 ケイシャ・キャッスル=ヒューズ (出演), ニキ・カーロ (脚本) 「クジラの島の少女」これは心の底から感動しました。 マオリ族の長老の家に生まれながらも、祖父である 長老に認められないでいる少女の物語。昔ながらの 伝統が廃れていくマオリ族の将来を心配する長老が、 誰か男子の後継者を育てようとするが、中々うまくいか ない。そんな中、クジラたちが浜に打ち上げられ悲痛な 叫びをあげる。少女の素朴な演技、そして伝統の持つ 重みと救い。これは本当に心揺さぶられる作品でした。 「風の谷のナウシカ」の現代版と言っていいかも知れま せん。シベリアでも同じクジラを題材とした口承文学が あり、これも最高傑作です。 実在のマオリ族の主人公が不遇な子どもたちにチェスを 通して希望を与える物語を映画化した「ダークホース」 The Dark Horse /ニュージーランド も参照されたし。 |
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DVD「ドリームキーパー」 語り継がれているインディアンの伝説を、現代に生き る主人公たちを絡めて紹介する構想力には頭が下がる。 また、各部族に伝わる伝説の面白さだけでなく、VFXを 駆使して見せる描写力、現代に生きる語り部としての 祖父とその孫の心の揺れや葛藤などが、見る者の心を 捉えて話さない。自暴自棄になっている若者が、祖父の 語る伝説を通して、次第に自己基盤を見出し、祖父の 意思を継承していく姿は感動的である。 アメリカ先住民に伝わる幾多の伝説を、最新のVFXを 駆使して圧倒的なスケールで魅せるファンタジーアドベ ンチャー。ネイティブアメリカンの老人が、孫と共部族の 式典のために旅に出る。道中、老人は孫にさまざまな 古代の神話を話して聞かせる。 (「GAGAデータベース」より引用) |
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DVD「世界を癒す13人のおばあちゃん これからの7世代と、さらに続くこどもたちへ」 For The Next 7 Generations 企画・製作 いのちの環 For The Next 7 Generations (DVDより引用) 今こそつながり、語り始めるときです。 赤い人、白い人、黒い人、黄色い人、4つの肌の色、4つの 人種が集まりつながったとき、すべての生命がひとつの輪の 中に存在する世界が始まる。ネイティブアメリカンに伝わるこ の予言に導かれ、世界の4つの方向から13人のグランマザー が集結しました。それは、母なる地球の生きとし生ける全て の命の調和を祈り、子供たちの未来を想い、大切なことを語る ために。 世界を癒す13人のおばあちゃん 13人のグランマザーは、メディスン・ウーマンでありシャーマン である。自然の声に謙虚に耳を傾け、自然界の掟を守り、 感謝の祈りを捧げながら、自分たちの暮らしのなかで薬草を 大切に扱ってきた。一方で多くの人々は物質的な世界を求め、 その結果、自らの手で自らの命を破滅させている。地球が病 んでゆくことを、グランマザーたちは真剣に心配している。 地球の未来の子供たちのことを真剣に想っている。もう、地球 は手遅れになるかもしれない。いや、手遅れにならないようにと、 グランマザーたちは共につながり、世界にむかって動き始めた。 |
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「INDIAN SPIRIT インディアン・スピリット」 マイケル・オレン・フィッツジェラルド ジュディス・フィッツジェラルド編 山川純子訳 + インディアン・フルートの音楽CD(全13曲) めるくまーる インディアンの写真と言えば直ぐエドワード・S・カーティス を思い浮かべるが、この文献に登場するインディアンの写 真は米国国会図書館や哲学者シュオンからのものが多く 含まれているのが特徴である。殆ど平原インディアンの肖 像写真であるが、カーティスと同じように、その写真から彼 らの想いが伝わってくるようだ。そして同じページに昔の長 老達の叡智の言葉が記されている。もう一つの特徴として、 音楽CDも同封されている。このCDを製作・演奏したのは、 神奈川県・茅ヶ崎で「アースロッジ」を経営し、インディアン の文化の啓蒙活動をしている船木卓也さんがインディアン・ フルートで演奏したものである。船木さんはインディアン・フ ルート奏者として公演も行っているが、船木さんの奥様に よる訳書「ネイティブ・アメリカン 叡智の守り人」や「風の 言葉を伝えて ネイティブ・アメリカンの女たち」の優れた 文献がある。 掲載された写真の多くはこれまでまったく公に されたこともない、にもかかわらず、どのようにし て選ばれたのか、ほとんどは私たちが過去30年 の間に収集した数千点の写真の中から採用され ている。その大部分は1974年に米国国会図書館 において実施された調査の収穫で、著作権保護 のためにこの図書館に保管されていたものである。 当時は写真の山に自由に分け入って著作権の期 限の切れたものを複写することも容易だった。私 たちは居留地隔離以前のノマド時代に成人した、 平原インディアンばかりを選ぶようにした。 また、哲学者の故フリッチョフ・シュオンが50年を 費やして収集したコレクションからも写真が採用 され、この本に入ったことは感慨深い。比較宗教 学研究者の間では知られているものの、彼につ いてなじみのない読者も多いことだろう。シュオン は若いときから亡くなるまで、北米の平原インディ アンに深い関心と共感を寄せていた。彼は正式に 首長ジェームズ・レッド・クラウドの一族の養子と して迎えられ、この偉大なスー族首長の孫となった。 ワンブリ・オヒティカ(勇敢な鷹)という名も与えられ ている。本書所収の写真の一部はレッド・クラウド からシュオンに与えられたものである。何年か後、 彼は、クロウ族のメディスンマンでサンダンス(夏 至のころ平原インディアンが行なう重要な祭)の祭 司であるトーマス・イエローテイルの養子になった。 イエローテイルについては後述するが、20世紀に おいて最も敬愛されたアメリカ・インディアンの精神 的指導者である。 (本書より引用) |
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「Native American Portraits」 |
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DVD「裸足の1500マイル」 世界各地の先住民族の世界観、生命観は源泉は同じ であっても、その泉に咲く花は驚くべき多くの色彩に彩ら れている。日本ではアイヌと沖縄・奄美の生活様式が全 く違うように、それぞれの土地の風土に影響を受けなが ら多種多様な花を咲かせてきました。私自身まだアボリ ジニに関するこれらの文献を読んでいませんが、「歌の 道」という表現される彼らの神話や世界観を学びたいで す。「裸足の1500マイル」という実話の映画があります。 アボリジニの子供たちを家族から引き離し、寄宿生活の 中で徹底的に白人社会に同化させ、キリスト教化させら れた子供たちは“盗まれた子供たち”と呼ばれ、その自 己存在基盤を喪失していきます。そのような背景の中で 実話を基にして映画化されたのが「裸足の1500マイル」 です。この映画を見てアメリカ・インディアンと全く同じ同化 政策がオーストラリアでも行われていたという事実に、そ して何よりも家族の元に帰りたいという一心で90日間も かけて1500マイルを歩き続けた少女の過酷な試練に怒り がこみあげてきたのを思い出します。この映画に関して 詳しくはこちらを見てくださればと思います。 |
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「写真集 世界の先住民族 この名著から世界各地の先住民族と呼ばれる人びと |
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映像詩「イブ ボディー・アンド・アース」 世界創造・人類創造の遥か太古を思い浮かべる悠久な 大自然と美しい男女の肉体が奏でる神話的な映像詩である。 この映像詩には一切セリフは登場しない。映し出される大 自然の景観は、カナダの映像作家ニ-ル・セント・クレアが、 カナダ、アメリカ、カリブ海をはじめ60ヵ所以上を3年以上の 撮影で完成させたものであり、アメリカ・インディアンの聖地 も含まれている。この映像詩の主人公「イブ EVE」は、アメリ カ・インディアンが残した岩絵(ペトログリフ)を背景に魂の 伴侶を求めて旅に出る。このイブを演じる女性は、97年の ミス・ユニバースのノルウェー代表、インガー・エベルトフトで、 その他の場面で登場する他の男女の肉体美が大自然の 景観と重なり、その意味をより深いものとして描かれている。 そして音楽も躍動感あるものから静けさの中へと誘うものま でその場面場面で効果的に使われており、それぞれの章に は、バイロンからチベット「死者の書」、ワーズワース、シェリー、 ディキンソン、道教、マザー・テレサ、ブッダ、ガンジーなどの 意味深な9つの言葉(詩)が紹介されている。 「イブ ボディー・アンド・アース」は、まるで自分自身が太古の 原始の世界を歩いているかのような錯覚を覚える素晴らしい 映像詩であり、自分の遺伝子の中に眠っている記憶を呼び 覚ましてくれるかのようだ。自分の心を原点に還したいとき、 心を空っぽにしたいときなどこの映像詩を見たくなる。 |
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「世界をささえる一本の木」 「この木が天をささえている。わたしたちの部族がほろ |
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「森の暮らしの記憶」 |
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「酋長の系譜(写真集)」 |
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「インディアンの言葉」 |
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「シャイアン・インディアン
祈り 」 「シャイアン(Cheyenne)は、スー族とならぶ大平原のイン |
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「森と氷河と鯨」 ワタリガラスの伝説を求めて 星野道夫 文・写真 世界文化社 星野道夫という魂から紡ぎだされた言葉並びに写真に 秘められた視点は、私たち日本人が忘れかけている太古 の魂の記憶を甦らせてくれる。そしてこのような星野氏の 魂の遍歴はある一人のインディアンの男との出会いによっ て浄化され強められていく。星野氏の写真家としての作品 にははっきりとした意志が込められており、彼の視点が 現代文明に浸っている私たちの視点の座標軸をあるべき 位置へと帰還させてくれる。この彼が残した遺言に、そして 先住民族の方たちが持つ世界観に、感謝と祈りと喜びが 存在していることを是非多くの方に知っていただけたらと 思う。彼が残した遺言というべき数々の作品は、いつまでも 私の心に生き続けるだろう。 「ぼくは、深い森と氷河に覆われた太古の昔と何も変わ らぬこの世界を、神話の時代に生きた人々と同じ視線で 旅をしてみたかった。この世の創造主であるというワタリ ガラスの神話の世界に近づいてみたかった」アラスカに 伝わる創世神話はなぜかワタリガラスを主人公とした物語 が多い。アラスカの写真家として知られる著者が、かねて より関心を抱いていた”ワタリガラスの神話”をテーマに、 南東アラスカの自然を旅した。神話を追い求める著者の 旅は、一人のインディアンとの出会いに始まり、それはや がてモンゴロイドの偉大な旅へとつながっていく。苔むした 森、蒼い氷河、ザトウクジラの海。太古の気配を残す南東 アラスカにワタリガラスの神話を追い、シベリアへと人類の 足跡をたどる星野が遺した最後の物語。(本書・帯文より) 「心に響く言葉」1998.10.23を参照されたし |
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「星野道夫の仕事 第4巻 星野の関心がアラスカからシベリアの方に向かった |
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「アメリカ先住民女性」 執筆を進めながら、わたしは先住民女性についての |
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「大平原の戦士と女たち」 写されたインディアン居留地の暮らし ダン・アードランド著 横須賀孝弘訳 社会評論社 1890年のウンデッド・ニーの虐殺により、白人による |
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「ブラザーイーグル シスタースカイ」 酋長シアトルからのメッセージ 絵 スーザン・ジェファーズ 訳 徳岡久生+中西敏夫 JULA出版
この感動的な絵本はアメリカ書店業協会賞(ABBY賞)を |
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「父は空・母は大地」 |
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DVD「Beavers」 |
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「ふたつの島」 |
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「アザラシとくらした少年」 |
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「かあさん、わたしのこと すき?」 バーバラ・ジョシー 作 バーバラ・ラヴァレー 絵 わたなべ いちえ訳 偕成社 ゴールデン・カイト賞受賞 親からの愛情、それは子供が生きていくために必要な 「かあさん、わたしのこと すき?」 |
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「アニーとおばあちゃん」 ミスカ・マイルズ作 ピーター・パーノール絵 北面ジョーンズ和子訳 あすなろ書房 「死」とは何か? ナバホ・インディアンの人生観、自然観 同じくインディアンの死生観を記した文献 |
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「パウワウ」 アメリカン・インディアンの世界 写真・文 菊地東太 新潮社 アメリカ先住民のパウワウ、住居、食、ヒーリング、自然 |
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「アメリカン・インディアン」 |
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「ハイワサのちいさかったころ」 ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー文 エロール・ル・カイン画 白石かずこ訳 ほるぷ出版 1985年 ケイト・グリーナウェイ賞 エロール・ル・カインの独創的で大胆な絵は他の絵本な ハイワサ坊やの ちいちゃった頃 月の娘 ノコミスおば |
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「おれは歌だおれはここを歩く」 |
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「オオカミのうた」 |
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「愛の笛」 ポール・ゴーブル文・絵 北山耕平訳 河出書房新社
とても美しい男と女のラブ・フルートにまつわる愛の物語。 昔は、夏の晩ともなると、縦笛の調べが聞こえてきました。 |
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「コヨーテを愛した少女」 アメリカ・インディアンの12の物語
「今日は死ぬのにもってこいの日」の著者がコヨーテに |
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「リトル・ムーン」
インディアンの男の子 |
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「どうやって空気を売るというのか?」 アメリカインディアンのスピーチ 北山耕平 訳 田口富士雄 絵 新宿書房
このページで紹介している「ブラザーイーグル・シスター |
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「太陽へとぶ矢」 ジェラルド・マクダーモット作 神宮輝夫訳 ほるぷ出版 「昔、太陽の神が、いのちの力を一本の矢にかえ、大地 |
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「大地のうさぎたち」 |
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「インディアンのティーチングストーリー 古井戸に落ちたロバ」 再話 北山耕平 絵と文 oba じゃこめてい出版 自分が置かれている環境が大きく変化すると人は混乱 し、自分の人生を嘆くことがあるかも知れない。この絵本 に紹介されているインディアンの昔話は、どんな状況に 陥っても冷静に置かれている状況を見つめ、希望を見つ けだす努力を怠ってはいけないことを教えてくれる。 「生きるとはどういうことかを教えてくれる。 アメリカインディアンに古くから伝わるおはなし。 どんなに生きる時代が変わったとしても、 生きることがこういうものであることは、 なにひとつ変わってはいないようです。」 北山耕平 本書「帯文」より引用 |
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「すべてのひとに石がひつよう」 バード・ベイラー著 ピーター・パーナル画 北山耕平訳 河出書房新社 世代を超えて読みつがれる絵本 この本の初版は、1974年に刊行され、多くの人に石(小さ な地球)に眼を向けるきっかけとなりました。以後、数多く の版をかさね、至高の石の本として世代を超えて読みつ がれています。また、全米図書協会のブックリストには「こ の独創的な本におさめられてある自由詩は、生命あるも のとそうでないものとの間に生じうる心と身体の親和性を、 感覚ゆたかに表現している。ベイラーの詩の世界は斬新 であり、またパーナルがそれにつけた絵も、印象深い。ふ たりの洞察にあふれた表現と視野の広さは、そのままアメ リカの南西部に広がる砂漠の大地を思わせる」とあります。 (本書より引用) |
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「ほしのむすめたち」 「カナダのインディアンに伝わる30の話」 羽根節子(はね せつこ) 1932年、東京に生まれる。 |
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「とうもろこしおばあさん」 |
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DVD「アラニス・モリセット/ |
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「セドナ 奇跡の大地へ」 |
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写真集 「TIPPI・ティッピ」 「私も裸にならなければ、動物たちは心を開かないわ。」 |
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絵本「千の風になって」 新井満・文 佐竹美保・絵 理論社 昨秋に刊行した拙著「千の風になって」(講談社)の あとがきに、私はこんな一文を寄せました。“死と再生の詩 「千の風になって」は、いったい誰が書いたのだろう”。 不明とされている作詞者を探して推理しているうちに、 アメリカ先住民に辿りつき、さらに少年ウパシと少女レイラ の顔が思い浮かんできた、という内容です。 (中略) 執筆にあたっては、ナバホの人々の歴史や宗教、生活や 文化に造詣が深い作家・むくみちほさんに大変お世話 になりました。心からの感謝を申し上げます。 ご参考までに、物語に登場する名前について書いておき ますと、愛犬のヤーズイーとはナバホ語で、“熊の仔”、 助産婦のチュイラータとはナバホ語で、“花”という意味です。 ではウパシとレイラはどうかというと、実はナバホ語では なくアイヌ語なのです。仮名としてつかっているうちにいつ のまにか脳裡に定着してしまい、もはや変更できなくなって しまったのです。 さて、小説家の空想から生まれた少年ウパシとレイラは、 文字通り千の風になって、今、あなたのもとに吹いて きました。これも何かのご縁でしょう。せいぜいかわい がってあげてくださいね。感謝 (本書より引用) |
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「グランド・キャニオン」DVD アメリカ合衆国アリゾナ州北部のコロラド高原をコロラド グランド・キャニオンを川や空から撮影したものですが、 |
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NHK「ヤノマミ
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購入していない文献(新刊も含む)
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私自身インディアンに関する映画はつい最近見た「ダンス・ウィズ・ウルブス」 「ネイティブ・ハート」「心の指紋」「スモーク・シグナルズ」「サンダーハート」、 そして全天周映画「ザイオンキャニオン」や昔テレビで見た西部劇ぐらいしか ない。ただ最近のインディアンに関する映画の傑作と一般的に呼ばれている 「ダンス・ウィズ・ウルブス」、そしてシャイアン族を描いた「ネイティブ・ハート」 を見終わった後、複雑な気持ちにさせられたのは私だけではないかも知れな い。確かにこの二つの映画の中では、初期の西部劇の中で見られた残虐な インディアン像という誤った視点から180度方向転換しており、白人自身が多くの 何百万人というインディアンを直接・間接的に虐殺してきた正しい歴史認識が 確認されている。だがこのような流れを見て、インディアンと白人が現在におい て互いを理解し合い、友好関係を結びつつあると結論するのは、余りにも短絡的 すぎることだと思う。実際これらの最近の映画を見てそのように思われた方も多 いに違いない。ただこれらの映画に共通しているのは、インディアンの世界観・ 宇宙観というインディアンを語る上で最も欠くことが出来ない根幹部分が欠如し ており、白人が哀れなインディアンのために命を賭けて立ち上がるという構図か ら抜け出すことが出来ないところにある。その意味でインディアンの視点に立っ た「スモーク・シグナルズ」「サンダーハート」「ザイオンキャニオン」は特筆すべ き作品だと感じられてならない。しかし何故、白人は前述した構図から抜け出す ことが出来ないのであろう。それは「アメリカ・インディアン悲史」を書いた藤永 茂氏が的確に表現しているので引用したい。
「インディアンについては、アメリカ人は本能的に、ある「おそれ」を持ち続け け今日に至っている。それは、自分達の幸福論と本質的に対峙する幸福論 によって生き、しかも自分達よりもあるいは幸せであったかもしれない人間 達を、まず力によってみじめま状態に追込み、そして殺してしまったらしいと いう不安であった。」・・・・「アメリカ・インディアン悲史」より
恐らく白人はその罪の重さに耐え切れないでいる。そして過去を自分の記憶か ら無理に葬り去るか、或いは傍観者という立場でこの底が見えない崖を飛び 越え、いかにも自分はインディアンの生きかたを認めているという態度をとる のか、そして最後に自分自身がこの崖を降りてゆき、その降りた次元から改 めてインディアンの視点を理解しようとする誠実な態度をとるのか。私はこれ らの映画が取っている態度は、二つ目の傍観者のものであるような気がして ならない。だからこそインディアンの世界観・宇宙観を、その映画という作品 に投影することが出来ず、主人公である白人の勇気や優しさを称えたものに 終始してゆくのだろう。スーザン小山さんの力作「アメリカ・インディアン死闘 の歴史」に書かれてあるが、「ダンス・ウィズ・ウルブス」の監督・主演を務め たケヴィン・コスナーはダコタ族に同情的な映画を造りはしたが、その後、 ダコタ族の聖地と呼ばれるブラックヒルという場所の一部を連邦政府から買 い取り、賭博場を経営しているという。傍観者が持つところの偽善が最もあ からさまに現れた例と言えるだろう。そしてこれこそが現在のインディアンと 白人の関係を見事に言い表していると縮図と言っても過言ではない。これは 映画に限らずインディアンに関する文献にも暗い影を落とし、名誉と富のた めに捏造したインディアンの魂を真実なものとして売り飛ばしている現実が ある。この現代においてもインディアンは形を変えた新たな侵略にさらされ ているのである。
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ソルジャー・ブルー<HDリマスター版> 夜明けの太陽にきらめいて 愛と青春の 鮮烈な感動が新しい西部劇の曙をつげ る語られざる西部開拓史の汚点“サンド クリークの大虐殺”をベトナム戦争に重ね 合わせ、そこに燃えた激しい青春の姿を シャープな感覚で描いた問題作、遂に初 DVD化!さらにテレビ放映版日本語吹替 音声(フジテレビ・ゴールデン洋画劇場)を 収録! |
スモーク・シグナルズ インディアン自身がインディアン 映画を作った最初の金字塔的作品。 大きな起伏はないが、インディアン 青年の心の変化を、インディアンの 世界観の中で静かに追った心にし みる作品。 ネイティブ・アメリカンの新鋭C・エア によるロードムービー。憎んでいた 父の遺灰を引き取る旅に出た青年 の心の成長を描く。 (「VIDEO INSIDER JAPAN」データ ベースより引用) |
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サンダーハート 先住民権運動派と改革派が対立する サウス・ダコタのインディアン居留地で 発生した殺人事件の謎に迫るサスペン スアクション。ヴァル・キルマー、サム・ シェパードほか出演。 (「Oricon」データベースより引用) |
ドキュメンタリー映画「ホピの予言」 |
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ダンス・ウィズ・ウルブス 人気スター、ケヴィン・コスナーの 第1回監督主演作品で、アカデミー賞 作品、監督、脚本、音楽賞など7部門 を制覇、またベルリン映画祭でも銀熊 賞を受賞したスペクタクル西部史劇。 南北戦争で英雄となった北軍中尉 ジョン(K・コスナー)は、戦後フロンティ アを夢見てダコタ最西部の砦に赴任し、 ネイティヴ・アメリカンのスー族と親しく なり、やがて彼らから「狼と踊る男」と 称されるようになる…。 白人側からではなく、あくまでもネイ ティヴの側からアメリカ史を見つめつつ、 西部劇ならではの景観とスペクタクル 性を同居させた、堂々たる一大エンタテ インメント大作に仕上がっているのは、 やはり映画人コスナーの真摯な姿勢ゆ えだろう。スー族の「蹴る鳥」に扮した グレアム・グリーンが素晴らしい演技を 見せる。(的田也寸志) (Amazon.co.jpより引用) |
小さな巨人 小さな巨人”とインディアンから称えら れた男の半生を描いた西部劇。幼い 頃に両親を殺され、インディアンに育 てられた白人男性・ジャックが、白人 社会とインディアン社会を股に掛けて 生きる姿を描く。 (「GAGAデータベース」より引用) |
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心の指紋 ガンで余命いくばくもない凶悪殺人犯の 少年が主治医であるエリート医師を誘拐 し、伝説の「聖なる山と湖」を目指す旅を 描いた、ウディ・ハレルソン、ジョン・セダ 共演による感動の人間ドラマ。 (「Oricon」データベースより引用) |
私自身インディアンの音楽について精通しておりません。次の二つのサイト
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「Gathering of Shamen / Native Flute Ensemble」 アメリカでもベストセラーを記録した商品で、 |
「Gathering of Shamen / Native Flute Ensemble」 左の盤の輸入版 |
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「Spirit Feathers / Mesa Music Consort」 このアルバムもベストセラーを記録した |
「Spirit Feathers / Mesa Music Consort」 左の盤の輸入版 |
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「Spirits of the Canyon / ANHINGA」 ANHINGAの二人が魅了された南西部の |
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Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)