「大地のうさぎたち」
バージニア・グロスマン作 シルビア・ロング画
ぬくみ ちほ訳 パロル舎より
インディアンの10の部族の伝統衣装や日々の生活の様子を描いた作品。 それぞれの部族、スー、テワ、ユート、メノミニー、ブラックフット、ホピ、アラ パホ、ネズパース、クワキウトル、ナバホの絵を解説を交えて紹介している。 (K.K)
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乾いた風 砂漠の匂い まぶしい光 すべては大地の恵みから。時を越え守り伝えたインディアンたちの原風景 かわいい子うさぎたちが、色鮮やかな衣装をまとい、 軽妙なかぞえうたにのせて、10の部族の暮らしを紹介。 (本書・帯文より)
バージニア・グロスマン アイオワ州で生まれ育つ。ブラウン大学、大学院の工学を卒業。現在、家族と共に ワシントン州に在住。
シルビア・ロング イラストレーター。メリーランド美術学校を卒業後、20年にわたり広い範囲で作品展 を開催。アメリカ先住民居留地で働いていた祖父の体験談により、ネイティブ・アメリ カンの文化に魅了される。やがて医師である夫が居留地の病院で働くことになり、 ワイオミング州の居留地で生活。その経験がアメリカ先住民のイラストを描き始め るきっかけとなる。現在、家族と共にアリゾナ州に在住。
ぬくみ ちほ 1967年千葉県に生まれる。1989年に渡米し、ワシントン州の州立大学、ニュー ヨーク市立大学で人類学と美術史を学ぶ。在学中より、アメリカ先住民の居留地 でフィールドワークを学ぶ。訳書・作品などに「カラスとよる」(フレーベル館)「White Sands」(講談社「ナバホ・タブー」(小社)などがある。また雑誌などでライターとして も活動している。
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