金関寿夫(かなせき ひさお)
1918年、松江に生まれる。同志社大学文学部英文学科卒業。神戸大学、東京都立大学
教授を歴任。著書に「アメリカ・インディアンの口承詩 魔法としての言葉」(平凡社)、「現
代芸術のエポック・エロイク」(青土社 92年読売文学賞)などがあり、訳書にはドナルド・
キーン「百代の過客」(朝日新聞社)、ナンシー・ウッド「今日は死ぬのにもってこいの日」
(めるくまーる)など多数ある。子どもの本の仕事には「カニツンツン」(元永定正・絵)、
「人間だって空を飛べる アメリカ黒人民話集」、「おれは歌だ おれはここを歩く アメリ
カ・インディアンの詩」(いずれも福音館書店)など。1996年没。
堀内誠一(ほりうち・せいいち)
1932年、東京に生まれる。イラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活躍。「たろう
のおでかけ」、「ちのはなし」(いずれも福音館書店)などの絵本や、「マザー・グースのうた」
(谷川俊太郎 草思社)、「ロボット・カミイ」(古田足日)、「お父さんのらっぱばなし」(瀬田
貞二 いずれも福音館書店)の挿絵など、子どもの本にたくさんの仕事がある。「たくさんの
ふしぎ」では、「どうくつをたんけんする」「音楽だいすき」がある。1987年没。
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