Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)
1054 Supernova (now Crab Nebula) above, Halley's comet below.
インディアンによって多くの素材に刻み込まれた紋様や図形には、 彼らの宇宙・世界観そして神話が根底に存在しているのだろう。 ここに紹介できなかった有名なナバホの砂絵、ホピ族のカチナ 人形などもそうである。彼らの宇宙観を身の回りのものに刻み込 んでゆくことは、霊的な力を呼び込むことを意味しており、またそ れは彼らインディアンが実際に様々な霊的な声を聴くことが出来 たかをも証しているのではと感じる。そして彼らの言葉はまるで 命を持っているかのように、そして第一級の芸術作品のように触 れたものに対して新たな命の息を吹き込んでゆく。儀式の中だけ でなく、日々の生活の中にもこの命の息は風のように吹いていた のだろう。私自身残念なことに下に紹介する紋様や図形の意味 するこを伝える知識を持ち合わせていない。また著作権フリーの ものという制約の中で非常に片寄ったものになってしまった。彼ら インディアンの芸術を詳しく紹介している「ビジュアル博物館アメリ カ・インディアン」「ホピの聖地へ」という文献を参考にしていただけ ればより理解が深まると感じています。そして最後に芸術ではない が、昔のインディアンの肖像画なども参考のためここに紹介した いと思います。そしてどうかそれぞれの紋様や図形の意味してい ることを教えて頂けたら幸いに思います。 (それぞれの写真をクリックすると大きく出ます)
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ホピの聖地へ | 豊富なカラー写真や絵を通して、インディアンの精神文化に迫る |
スピリットの器 | 土器を通してインディアンの深い精神世界を垣間見させてくれる好著 |
アメリカ・インディアン | 北米先住民の豊かな文化を豊富なカラー写真で紹介する |
インディアン・ジュエリー | 作品を写真で紹介し、作品に込められた作者の想いや願い祈りを伝える |
インディアンの生き方を学ぶ | インディアンの言葉や世界観、そしてその芸術を紹介している |
インディアンの生き方 | インディアンの勇者の物語や芸術家の作品と言葉を幅広く紹介する |
インディアンの日々 | インディアンの住まい、着るものなどを多くの図や写真と共に紹介する |
インディアン・スタイル | 各部族のコスチューム、サイン言語、ファッション、カトリンの絵を紹介 |
インディアンの魂とアートにふれる旅 | インディアンアートが集まるサンタフェやタオスを紹介するガイドブック |
ドリームキャッチャー | ドリームキャッチャーの伝説やインディアン・ジュエリーの専門店を紹介 |
インディアン・クラフト・ブック | クラフトが産まれた背景並びにそのデザインの意味を販売店と共に紹介 |
ターコイズ 大地の贈り物 | 世界観、伝統をジュエリーに吹き込み製作するアーティストたちに迫る |
ターコイズ2 チャールズ・ロロマ物語 | チャールズ・ロロマ物語、世界最大級のターコイズ・ミュージアムを紹介 |
自然のこえ 命のかたち カナダ先住民の生みだす美 |
主にハイダ、トリンギット、イヌイットの優れた芸術作品を紹介する。 |
インディアンの贈り物 ネイティブ・アメリカンのクラフト図鑑 |
インディアン・クラフトを豊富な写真と図版で紹介した美しい図鑑。 |
インディアン アイテム 100% | 中野の「Native Road」の主なインディアン・ジュエリーを写真・文で紹介。 |
ホピ銀細工(未読) | その類い稀な工芸美の歴史・作品・作家の全てを紹介する |
母なる大地の声(未読) | プエブロ・インディアンの美術を詳しい解説と多くの写真で紹介する好著 |
民族の仮面(未読) | アフリカ、メラネシア、インディアン、エスキモーの仮面の写真とその考察 |
ロックアート(未読) | インディアンが洞窟や岩肌に刻描した図像から、その意味を読む |
北西海岸インディアンの 美術と文化(未読) |
北西海岸インディアンの美術と文化を多くの図版・写真で紹介する |
既読の文献
各文献の前のをクリックすると表紙・目次並びに引用文が出ます。
「スピリットの器」 プエブロ・インディアンと呼ばれる人たちが作る土器を アメリカの宇宙飛行士エド・ミッチェルは、月探検から |
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ビジュアル博物館 南西部のプエブロに住む部族から北極圏の狩猟民 |
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「インディアン・スタイル」 ワールド・ムック 900)」 今井 今朝春 編纂 目次 アメリカ・インディアン博物館にみるインディアン・ スタイル 河村喜代子 アメリカ・インディアンの現在〔Q&A〕 編集部 インディアン・コスチューム 中村省三 ジョージ・カトリンの贈り物〈インディアンの美しさ を最初に伝えた画家〉 香山和子 インディアンのサイン言語 編集部 強く生きるサンダンスのペイント 編集部 アメリカ・インディアン部族別コスチューム 香山茂子 仮面に表現された精神性と創造力 編集部 インディアン・ファッション 編集部 アパッチ族の肖像〈戦士・少女・シャーマン・ダンサー〉 編集部 パウワウで出会った美しくスピリチュアルな人々 編集部 コマーシャル・アートに登場したインディアンたち 編集部 西部劇とアメリカ・インディアン 菊月俊之 |
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「インディアンの日々」 生きることに迷ったら、インディアンの声を聞け ワールド・ムック 900)」 今井 今朝春 編纂 横須賀孝弘・著 mono特別編集 ワールド・ムック942 ワールドフォトプレス この本では、9地域のうちの4つ、東部森林地帯・ 大平原・南西部・北太平洋岸に住むインディアンの 暮らしを紹介する。アメリカ映画などによって多少 なりとも知られ、多くの人々が「インディアン」に対し て抱くイメージのもとになった人たちである。 ところで、インディアンは、隣り合う部族や、後から 来たヨーロッパ人の影響を受けながら、暮らしぶり を変え、文化を発展させてきた。例えば、「ダンス・ ウィズ・ウルブズ」に見られるような、馬に乗ってバッ ファローを追う「典型的なインディアンの暮らし」は、 実際にはヨーロッパ人の影響によって生まれ、発展 したのである。各地域のインディアンの様々な文化 が、外部からの刺激を受けてどう発展してきたか、 その様子も伝えたい。 なお、この本では、便宜上、過去形で述べているこ とが多いが、それは「かつてはこうしていた」というこ とで、必ずしも「今はそうしていない」という意味では ない。 今もアメリカ合衆国には240万人を超える先住民が 生活している。アメリカやカナダの先住民には、私 たち日本人と同じように、モダンな暮らしを送りなが らも、伝統的な文化を受け継ぐ人たちが少なくない。 「パウワウ」と呼ばれるインディアンのお祭に行けば、 それを実感できるだろう。 |
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「ホピの聖地へ」
二十五年もの間アメリカ・インディアンの文化に引き付 |
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「インディアンの魂とアートにふれる旅」 ごあいさつ(本書より)米国大使館 商務部 探求心旺盛な日本のみなさまにこの本をお読みいただ アルバカーキ、アコマ、サンタフェ、チマヨ、タオスの |
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「ドリームキャッチャー」 |
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「インディアンの贈り物 インディアンが自然素材を使って作る壷、毛布、かごな |
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「インディアン・クラフト・ブック」 また現代、インディアンの工芸品は世界的にその価値 |
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「インディアン・ジュエリー」 |
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「自然のこえ 命のかたち カナダ先住民の生みだす美」 国立民俗学博物館 編 昭和堂 カナダ先住民と言ってもオジブワ、モホーク、イロコイ、 ヒューロン族などアメリカ国境をまたがっている部族も 存在するが、本書は主に北西海岸(ハイダ、トリンギット) と極北(イヌイット)の先住民の芸術品を紹介している。 芸術品と言ってもただ単なる羅列に終わることなく、その 意味、そして過去から現代までの歴史を踏まえながら 紹介しており、一つ一つの芸術品に刻まれた彫刻や文様 を通して彼らの精神文化の一端を知ることができる。 この文献は2009年9月から12月に大阪・国立民族学 博物館にて開催された特別展にて出品されたもので、 カナダ文明博物館からも多くの出品がなされている。 とくに、後半部では、対照的ともいえるイヌイット文化 と北西海岸先住民文化の違いを示すとともに、それら に共通する人間と動物の関係など世界観を紹介する。 カナダの先住民社会では、人間と動物の関係はたんな る「捕る・捕えられる」という関係ではなく、人間は捕獲し た動物の霊魂に敬意を表し、適切な儀礼をおこなうこと によって、動物を再生させる役割を担っている。すなわ ち人間と動物の関係は生・・・・死・・・・再生という循環に もとづく互酬的な関係である。 また、多くの先住民は、すべての動物には霊魂が宿って おり、その霊魂は人間のものと同じであると考えている。 したがって、人間はクマやカリブー(トナカイ)の姿に変身 できるし、その逆も起こりうる。人間も動物も同様に家族 をもち、カリブーも家に帰れば毛皮を脱ぎ、人間と同じ姿 で生活を送っていると考えられている。つまり、人間と 動物(広義の自然)は別々の存在ではなく、一体化した 存在でありつ言い換えることができる。したがって、人間 が動物(自然)を無意味に傷つけることは、人間自身を 損なうことでもある。 これらの考え方は、イヌイットや北西海岸先住民の神話 や昔話、アート作品の間において広範に認められる。 それは、すべての生命や自然を尊ぶ共生の思想であり、 グローバル化が進み、技術が発達した現代社会では 等閑視されがちな考えであろう。カナダ先住民文化の 展示および本書が、今一度、人間と自然の共生のあり 方を再考していただく契機となることを願っている。 (本書より引用) |
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「インディアンの生き方」 |
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「インディアンの生き方を学ぶ」 今回のインディアン特集は「今日は死ぬのにとても インディアンの世界観や芸術に宿る美しい視点と |
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「ターコイズ 大地の贈り物」 ターコイズ、それは空と水の色。魂にしみ通りパワー |
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「ターコイズ2 チャールズ・ロロマ物語」 |
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「インディアン アイテム 100%」 |
未読の文献
各文献の前のをクリックすると表紙・目次並びに引用文が出ます。
「母なる大地の声」 アメリカ・サウスウェスト プエブロ・インディアンの美術 名古屋ボストン美術館 本書・あとがき |
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「ホピ銀細工」 |
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「民族の仮面」 アフリカ、メラネシア、北米インディアン、エスキモー 桐島敬子著 岩崎美術社 日本語の仮面にあたるマスクは、狭義では、布、紙、 |
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「北西海岸インディアンの美術と文化」 D. キュー&P.E. ゴッダード著 菊池徹夫・益子待也 訳 六興出版 問題は、北西海岸インディアンに関して数多くある本 |
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「ロックアート N.A.R.A探検隊は2000年、2001年、2002年と三度に |
購入していない文献(新刊も含む)
San Ildefonso pottery
Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)