Karl Ernst Adolf Anderssen (July 6, 1818 ? March 13, 1879)

アドルフ・アンデルセン

モーフィー出現前の世界最強棋士。






「楽しいチェス読本」ロフリン著より引用


19世紀の政治・経済・文化の交流によって、各国のプレーヤーたちの交流も深まり、チェス界にも

新鮮な空気が流れこんできました。1851年にロンドンで、科学と芸術の成果を競う博覧会が開催さ

れ、このとき世界で最初のチェスの国際試合が行なわれました。中心人物となったのは、イギリス

のチェス界の名人で、シェークスピア研究者でもあったハワード・スタンドン(1810~1874)でした。



参加者16名は、ペアーで4回ずつ順々に試合を行ないました(引き分けは再試合、時間制限なし)。

優勝したのは、ドイツの数学者のアドルフ・アンデルセン(1818~1879)でした。スタントンは第4位で

したが、この試合の出場者たちはいずれ劣らぬ名人ばかりでしたから、これはけっして悪い成績で

はなかったのです。イギリスの名人コクレーン(1798から1878)や、フランスの名人サン・アモン(1800

~1873)なども出場したのです。



このときから、アンデルセンは世界最強のプレーヤーとして認められるようになりました。彼の試合

が新聞や雑誌に載らないことはありませんでした。この人の競技スタイルの特徴として、すばらしい

コンビネーションとイタリア派の影響があげられます。まだ十分とはいえない駒の布陣から、直接キ

ングへアタックしていく彼のゲーム展開は、その特徴をはっきり示しています。彼はすぐれた理論家

で、チェスのコンポーザーでもありました。この点が技術的向上を助けたといえるでしょう。



 
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