「メディスン・ホィール」
サン・ベア＆ワブン著 小林加奈子訳 VOICE より
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を書き記した書で、主に生まれ月による処方箋を記している。またこの著者達は 「インディアンの大予言」という本も書いている。 （K.K)
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サン・ベアはチペワ族のメディスン・マン。ワシントン州スポケインにおいて 「ザ・ベア・トライブ」という組織を設立した。この組織にはインディアンも非 インディアンもメンバーとして参加することができる。サン・ベアは「たくさん の煙り」という雑誌の編集をするかたわら、講演し、教え、「荒野の我が家」 「バッファローの心」という二冊の本の著者でもある。ワブンはメディスンに おけるサン・ベアの良きアドバイザーであり、コロンビア大学ジャーナリズ ム科修士課程を修了したジャーナリストである。「ライフ」「マッコール」「ニュ ーヨーク」各誌のライター。「人民の弁護士」という著作もある。
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本書より引用 サン・ベア＆ワブン
生きていこう｣となるでしょう。この文章には私達の姿勢が反映されています。私達とは 「自分の生命はそれを取り巻くあらゆる物とひとつである」と感じる人達です。「真実の 一体感こそ人間を全宇宙と統合する鍵です。そして自らの生命のあらゆる側面に内在 する一体感を私達自身が体現しなくてはならないのです。具体的な本としてのメディス ン・ホイールのヴィジョンはもっと後になって現れました。それが本書の内容です。ヴィ ジョンの中で、メディスン・ホイールの使い方をどうやって人に教えたら良いのかが示さ れました。その後、ワブン --- メディスン・マンとしての私の守護霊 --- が私とともに 働き、教えをわかりやすく本にまとめる助けをしてくれました。そのための知識はすで に私が述べたいくつかのヴィジョンを通してワブンに与えられていました。本書執筆の 依頼を受けた時、私が得たヴィジョンを数多くの人に理解してもらう良い機会だと思い ました。大地の上でともに生きるすべての兄弟姉妹に対し、私達が心を開くきっかけに なれると思いました。本書の内容は大霊によって伝えられました。人間界と動物界、 植物界、鉱物界における兄弟姉妹を直接観察して得た情報や、他の人による観察か ら学んだ情報もあります。私達は占星術について学んだことも、その書物を読んだこと もあいません。占星術について知識のある人達と話をしたことがありますが・・・・。本書 の内容は私の知る限り、米国内に居住するどの部族の伝統的知識にも従っていません。 これはこの時期、大地の母を癒すために与えられた全く新しい道なのです。本書の内容 に、従来の占星術または伝統的な知恵との類似点があるとすれば、それは「全ての真実 は同じひとつの源から発している」からに他ならないでしょう。今まで述べてきたことが 本書発行までの経緯です。心を開いて同じヴィジョンを共有しようではありませんか。 人種や国籍にかかわらず私達は同じひとつの大地の母の上に暮らしているのです。 だから今、愛の道、平和と調和の道を学び、生命の真実の道を探求しましょう。お話 ができて本当によかった。
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はじめに 著者の言葉 メディスン・ホィールのヴィジョン 本書について
生まれ月とトーテム 大地が生まれ変わる月（スノー・グース） 安息と浄化の月（カワウソ） 大風の月（クーガー） 木が芽吹く月（レッド・ホーク） 蛙が戻る月（ビーバー） とうもろこしを植える月（ディア 強い太陽の月（フリッカー） 木の実が熟す月（チョウザメ） 獲り入れの月（ブラウン・ベア） 鴨が渡る月（ワタリガラス）
方角守護の精霊達 バッファローとイーグルとコヨーテと熊がスピリット・キーパーを補佐するようになったこと ワブース、北のスピリット・キーパー ワブン、東のスピリット・キーパー ショノデス、南のスピリット・キーパー マジェキーウィズ、西のスピリット・キーパー
自然界の要素別ファミリー 亀が陸地を創ったこと 亀のファミリー・・・・土（大地） 池から出た蛙がいたこと 蛙のファミリー・・・・（水） 蝶が飛ぶのを覚えたこと 蝶のファミリー・・・・風（空気） サンダーバードが火の鳥になったこと サンダーバードのファミリー・・・・（火） 蛙と亀の相性（水 土） サンダーバードと蝶の相性（火 風） 蝶と亀の相性（風 土） 蝶と蛙の相性（風 水） サンダーバードと蛙の相性（火 水） サンダーバードと亀の相性（火 土） 同ファミリーの相性
メディスン・ホィールを旅すること メディスン・ホィールを創ること
訳者あとがき
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自然界の精霊達に耳を傾け、それぞれの持つヒーリング（治癒）効果、霊的意味
サン・ベア＆ワブン
目次