Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)
1996.12.22
独りぼっちだったり 困りはてて いたり 誰かの 助けが 必要なときは
まぶたを 閉じて わたしを 思い わたしの 名前を よびなさい
そうすれば わたしは くる。
見上げる 夏の日の 大空に わたしの 姿を さがしもとめ 道に響く わたしの 足音に あなたの 耳を こらしなさい。
石を 持ちあげて みれば そこに わたしは いる。
HO!
北山耕平 訳 三五館(ポケット・オラクル・シリーズ)より
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シャイアン (Cheyenne)
シャイアンは、スー族とならぶ大平原のインディアンを代表する部族です。 誇りと勇気とを重んじ、サンダンスと呼ばれる荘厳な儀式を今に伝えています。 語り継がれた独自の自然観に基づいて、美しく質素で精神的な暮らしを送って きました。ロッキー山脈の東麓、現在のカナダとアメリカの国境付近に彼(女) らの国があります。不思議な力を持った美しい祈りの言葉を、いくつも大切に してきたことでも、知られています。・・・・・・・・・・・・・・・・・ 同著 より
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とても小さい本でありながら、この言葉と彼らが住む近くの聖なる風景 の写真が見事に合致し、生きて行くことへの勇気を奮い立たせる本。
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