Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)
1997.2.2
自然の法のもとでは生命はすべて平等だ。 これはわれわれインディアンの哲学でもある。 人間は生命を尊ばなければならない。 自分の生命だけを尊んでいてもダメだ。 自然の法を犯すことなく生きていくためのカギは「尊ぶ」ことだよ。 人間が地球を敬わない限り、人間は地球を破壊する。 すべての生命を自分の生命と同じぐらいに尊ばなければ、 人間は破壊者、殺人鬼となってしまう。 人間は時として自分たちが地球の支配者にのし上がったのだと考える。 だが、それは間違いだ。人間は全体の一部でしかない。 人間の役目は、自然を開発し、利用することではない。 人間の役割は、自然に仕え、自然が犯されないよう見守ることだ。 人間にあるのは力ではなく、責任なんだよ。
オレン・ライオンズ(イコロイ族・オノンダガ国)の言葉 「ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと」 ウォール&アーデン著 舟木アデル みさ 訳 築地書館 より
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最近刊行されたこの素晴らしい本は、ナショナルジオグラフィック誌を 中心に活躍するライターと写真家が10年以上の歳月をかけて、全米 各地のインディアン居留地を訪ね、スピリチュアル・エルダー(精神的 長老)たちの言葉を記録してきた貴重なものである
この本に関して、私が今感じていることを 「雑記帳・魅せられたもの」1997.2/5 に記した。
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