「ポカホンタス」の秘密

「ポカホンタス研究会」 データハウス より引用


   











本書 「はじめに」 より引用


「一生に一度の恋をしたことがありますか」

「風の色が見えたとき、二人の愛が始まった」

というキャッチコピーと共にディズニーの長編アニメーション大作『ポカホンタス』が

公開された。『美女と野獣』『アラジン』そして『ライオン・キング』と、ここ数年立て続

けに記録的な超ヒット作品を送り続けているディズニーならではの最上級のラブ・

ロマンス『ポカホンタス』には、ただただもう涙を流すばかりだ。「ディズニーさん、

いつもありがとう」である。ところがこの『ポカホンタス』は、これまでのディズニー

作品とは違って単なる想像上のおとぎ話ではなく、アメリカ人なら誰もが知ってい

る有名な歴史的実話に基づいているという。ポカホンタスは、ジャンヌ・ダルクや

ナイチンゲールにも匹敵する、いやそれ以上の歴史的ヒロインなのである。


ポカホンタスは実在したのだ! それは「ロミオとジュリエット」のジュリエットが

実在したと聞かされたのと同じくらい衝撃的なことである。(実際、ジュリエットは

実在したという研究もあるらしい) となると、「ポカホンタスは、その後どうなった

の?」 「二人の愛は成就するの?」 「実在のポカホンタスとスミスは、どんな顔

をしていたの?」 などなど映画館を出て涙が渇き出すと、実在の女性ポカホン

タスに関する尽きぬ興味が湧き上がってくるに違いない。そこで映画の公開前

に出版された小説「ポカホンタス」(和栗史著・講談社)を読む。すると、実在の

ポカホンタスがまるで『ロミオとジュリエット』に『風と共に去りぬ』を足して、さら

に『マイ・フェア・レディ』を地で行った波瀾万丈の人生を駆け抜けた歴史的重要

人物だったことがわかって驚きと感動が倍増する。映画は、そのごく一部を描い

ているに過ぎなかったのだ。


学校の世界史の教科書にポカホンタスに関する記述はないけれど、実はポカホ

ンタスのおかげで今日の世界があると言ってもいいほど歴史的に彼女の果たし

た役割がとてつもなく大きいものだったことに気付かされる。恐らくその存在を

知ってしまったら、もう二度と忘れることができないだろう。ひょっとしたら試験に

だって出るかもしれない。そこで、ポカホンタスを誰よりも愛し研究する私たち

「ポカホンタス研究会」は、ディズニー版『ポカホンタス』とそして講談社版「ポカホ

ンタス』に隠れたさまざまなメッセージや謎を読み解き、どどーんと発表しようと思

う。実は、そこにはとてつもなく大きな「生きる知恵」なるものも隠されていたのだ。


ここであらかじめお願いなのだが、本書を手にされている読者の皆さんは既にディ

ズニーの映画を観て、そして講談社版の小説を読まれていることと思われるが、万

が一そうでない方がいらっしゃったら一刻も早く映画と小説の両方を体験して欲し

い。そうでないと本書を読まれても何が何だか全然わからないということになりかね

ないのでご注意いただきたい。できれば次のような順番で「ポカホンタス体験」する

のが理想的だろう。

@ディズニー版『ポカホンタス』を観る

A講談社版『ポカホンタス』を読む(中にはAから始める人もいるかもしれない)

Bもう一度ディズニーの『ポカホンタス』を観る

C本書『ポカホンタスの秘密』を読む

D @に戻る


1995年を境に世界中の人たちが大きな愛にあふれたポカホンタスの生涯を記憶

にとどめることになるだろう。その感動の体験をできるだけ多くの皆さんに共有して

欲しいと私たち「ポカホンタス研究会」は切に願っている。また「ポカホンタス完全

ツアーガイド」と題した一章を設けて、実在のポカホンタスが生まれ育ち、そしてさ

まざまな事件に遭遇したヴァージニアをご案内しようと思う。


『赤毛のアン』や『風と共に去りぬ』の舞台を訪ね歩く旅というのは、いまやもう定番

となった感じがあるし、最近で言えば『フィールド・オブ・ドリームス』や『マディソン郡

の橋』なんていうのも、その舞台となった土地を訪ねるファンがあとを絶たない。おそ

らく『ポカホンタス』とう実在の人物を知ってしまったなら、彼女が生きたヴァージニア

を訪ねてみたくなる人が大勢いると思う。そんな方々にとって本書は、世界で唯一、

そして世界で初めての「ポカホンタスを訪ねる旅のツアーガイド」である。あなたはそ

こで、あなたの中のポカホンタスに出会うことになる。さあそれでは、ポカホンタスを

めぐる旅に出かけることにしよう。





目次

はじめに


ポカホンタスの秘密

世界中の誰よりも「大きな愛」に生きた実在の女性ポカホンタス。400年の時空

を超えて彼女が伝えようとしているメッセージとは!

◎ポカホンタスという名前に込められた不思議な魔力

◎ポカホンタスは、いったい何歳なのか?

◎ポカホンタスが愛したスミスの正体は?

◎ふたりを結んだ「風の色」は何色?

◎「風の色」の詩

◎風に舞う不思議なマーク

◎ポカホンタスの〈四つの教訓〉

◎ポカホンタスの〈十二の戒律〉

◎グランドマザー・ウィローの正体

◎何度も登場しているポカホンタスの「母」

◎ポカホンタスが見た「夢」の秘密とは?


脇役たちに隠されたメッセージ

ポカホンタスとスミスを取り巻くさまざまな動物や登場人物。実は、彼らには

二人の主役たち以上に重要なメッセージが隠されていた!

◎「アライグマ」のミーコの秘密

◎「ハチドリ」のフリットは「愛のシンボル」

◎空をかける「鹿」の秘密

◎ラトクリフの愛犬「パーシー」の正体

◎パーシーはブルドッグではない

◎ラトクリフは「色男」

◎大勢いた「トーマス」

◎「ココアム」と結婚したポカホンタス


「ポカホンタス語」辞典

ジョン・スミスがポカホンタスから学んだパウアタンの言葉の数々。彼が残した

著書『ヴァージニア総史』に記された「辞典」を見ると、ポカホンタスとスミスの

在りし日の姿が浮かび上がってくる!

◎ポカホンタスの不思議な呪文@

◎ポカホンタスの不思議な呪文A

◎ポカホンタスの言葉の秘密

◎スミスが作った「ポカホンタス語辞典」

◎「辞書解説」


ディズニーの知らない『ポカホンタス』

ディズニー版『ポカホンタス』より40年以上も前に、アメリカで、「ポカホンタス映画」

が作られていた! それに『ポカホンタス』というTV番組も放送されていた! おま

けに、ファン必見の「ポカホンタス本」も随分あるぞ!

◎誰も知らないもう一つの映画『ポカホンタス』

◎アメリカのテレビ番組『ポカホンタス〜その生涯と伝説』

◎卒論のテーマに「ポカホンタス」のススメ

◎参考図書@ 『ポカホンタス』

◎参考図書A 学術書『ポカホンタス』

◎参考図書B 『ポカホンタス〜パウアタンの平和使節」

◎参考図書C 『ポカホンタス〜首長の娘』

◎参考図書D 『真実のポカホンタス』

◎参考図書E 『ポカホンタス〜小さなプリンセス』

◎参考図書F 『ポカホンタス〜ジェイムズタウンの少女』

◎参考図書G 『私の名前はポカホンタス』

◎参考図書H 「ポカホンタスと異邦人』

◎参考図書I 『広い道の果てに』


ポカホンタスは本当にスミスを救出したのか?

ヴァージニアに上陸したスミスがパウアタンに捕われ、まさに棍棒でその脳天を

叩き割られようとしたその時、ポカホンタスが身を挺してスミスを救ったという伝説。

ところがその伝説が事実かどうか定かではないという??

◎ポカホンタスがスミスを救出したというのは実話なのか?

◎参考図書J 『ポカホンタスは本当にスミスを救ったのか?』

◎ポカホンタスはスミスを助けなかった!?

◎ポカホンタスがスミスを助けなかったという根拠

◎スミスは嘘つき探検家?

◎反論! ポカホンタスはスミスを助けた

◎ポカホンタスのスミス救出は芝居だった?

◎ケビン・コスナーが証明するスミスの養子縁組


「ポカホンタス本」完全リスト100

ポカホンタスはアメリカの歴史上もっとも有名な女性の一人だ。彼女に関する書籍は、

詩や小説、絵本や論文など数多くある。そこでアメリカ議会図書館が所蔵するポカホン

タスに関する書籍を百冊リストアップしてみた! 彼女の偉大さが、これでお分かりいた

だけるのではないだろうか。


ポカホンタスの「愛」を知る副読本

ポカホンタスの存在を知ってしまったあなたは、「ポカホンタスの愛」や「ネイティブ・

アメリカンの心」についてもっともっと学びたいと思うようになるだろう。その時ぜひ

おススメの読み物を紹介しよう!


ポカホンタスツアー・完全ガイド

映画を観て、そして小説を読んだら、『ポカホンタス』ゆかりの地を訪ねたいと思う

人もけっこういるはずだ。そこで「ポカホンタスゆかりの地」を徹底ガイドしよう!


東京ディズニーランドでポカホンタスを探せ!

◎東京ディズニーランドにポカホンタスがいた!


おわりに







1616年のSimon van de Passeによる銅板画。生前唯一の彼女の肖像である。
下段には「マトアカ、またはレベッカ、ポウハタンの万能の王子にしてバ−ジ
ニア皇帝、アッタノウコモウクの娘、キリスト教に改宗し洗礼を受けた、ジョー・
ロルフ氏(Mr. Joh Rolfe)の妻」と標題がつけられている。

ウィキペディア ポカホンタス より引用)


真実のポカホンタス

ウィキペディアの次の項目を参照されたし

ポカホンタス

ポカホンタス(映画)

ジョン・スミス (探検家)









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