2012年4月8日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
Buzan’s iMindMap 世界で唯一のトニー・ブザン公認
ソフトウェア~マインドマップの思考プロセスを再現~
「Buzan's iMindMap」日本語版
以下「アマゾン」より引用。 Amazon.co.jp
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上の2枚の画像は、「ペンとノートで発想を広げる“お絵描きノート術” マインドマップが
本当に使いこなせる本」より引用しています。2枚の画像のタイトルはそれぞれ「世界の
気候の学習」「プレゼンテーション」ですが、この他にも使い方は様々です。ちなみにこの
書籍の中では具体的に、「自己実現日記」「マニュアル作成」「ミーティング」「プロファイル
管理」「健康診断」「マイポータル」について具体例を上げています。しかし多くのページを
美しい手書きの実用例を上げて紹介しています。
マインドマップを考案したトニー・ブザンの言葉
私はマインドマップを40年前に考案した当時から、コンピューター上で実現したいと考え
てきました。当時のコンピューターの性能はまだ追いついていませんでしたが、それ以来、
マインドマップ・ソフトウェアの実現を夢見て専門家たちと協力してきました。これまで、マイ
ンドマップをモチーフにしたソフトウェアはいくつも開発されてきましたし、ビジネスソフトウェ
アとして優れた製品も登場しています。とはいえ、どれも機械的な部分が抜け切っておら
ず、手描きのラインを表現し、本来のマインドマップの効果を出せる内容のものはありませ
んでした。しかし、クリス・グリフィス氏との出会いで私の夢は大きく前進しました。彼はコン
ピューターに魅せられ、16歳で最初のビジネスを立ち上げた手腕を持つエンジニアです。
教育への関心も高く、教育関連のソフトウェア開発を手掛ける会社を運営していました。
今から5年前、グリフィス氏が私のところを訪ねてきて次のようなことを言いました。「私も、
私の子供たちもマインドマップが大好きで大いに活用している。でも、その特徴を生かし切っ
たパソコン用のソフトウェアがない」。それを聞いて私は、「私とチームを組んで、この問題に
取り組んでくれないか。“人の手”の動きをそのまま表現できるマインドマップ・ソフトウェアを
一緒に開発しよう」と持ちかけ、彼と協力しながら開発作業を始めました。iMindMapという形で
日の目を見ることになったのは、それから3年後のことです。手描きのなめらかなラインや、
カラフルなイメージを表現できる点など、マインドマップのプロセスを正確に実現した、画期的
なソフトウェアになりました。コンピューター上では、ページ数や紙の大きさを気にせずに描き
続けることができますし、何回でも修正することが可能です。ブランチもどちらの方向に伸ば
すべきかなど、悩む必要もありません。脳の中で無限に広がる発想に制限をかけることなく
コンピューター上に写し出し、それを客観的に眺めることができます。
・・・・最後に、マインドマップの普及活動でかなえたい夢はありますか?・・・・
地球上の「知性の花」がひとつ残らず咲き誇る世界を見ることです。インテリジェンスの時代
は「メンタル・リテラシー」を高める時代です。ひとりひとりが持つ“素晴らしい頭脳”の潜在能
力をマインでマップで引き出すことで、自分自身を成長させたり、他人の成長を助けたりしな
がら、地球全体の発展に貢献してほしいと願っています。実際、私の夢は実現へ近づいて
いると感じています。それぞれの花の種類は異なるでしょうがどれもがきっと美しいもので
す。その日を夢見て、マインドマップの普及に力を尽くしていきます。
「ペンとノートで発想を広げる“お絵描きノート術” マインドマップが本当に使いこなせる本」
より抜粋引用。
『ペンとノートで発想を広げる“お絵描きノート術” マインド・マップが本当に使いこなせる本」
より上の画像並びに下記の説明を抜粋引用。
「脳がほとんど使われていない!」 このような話を耳にしたことのある方もいらっしゃる
のではないでしょうか。脳はブラックボックスと言われてきました。今も謎に満ちたブラッ
クボックスであることには変わりないのですが、ここ10年~20年の脳科学分野の目覚
ましい発展により、そのブラックボックスの中身がぼんやりと見えてきたのです。諸説は
ありますが、脳はその98%が使われていないということも脳科学の世界で言われてい
ます。仮にそうなら、私たちはたった2%しか脳を使っていないことになります。では、残
りの98%をどうすれば使いこなせるのでしょう? “知”が鍵を握るこれからの時代にお
いて、この残りの98%の可能性にアクセスするコード(暗号)を解き明かせるかどうか
は、大きな関心事になっています。天才と呼ばれる人たちは、普通の人が使わない脳
の98%の領域に旅をすることができた人・・・・という説があります。天才とは脳の秘密
のコード(暗号)を知っていた人たちだったというのです。レオナルド・ダ・ヴィンチのよう
に、かなり意識的に脳の使い方に関心をはらっていた人もいます。ダ・ヴィンチの偉業
は、その独特な脳の使い方によって支えられていたと見られています。では、天才がア
クセスしていた脳の98%の領域とは何でしょう? (中略)
全脳(Whole Brain)思考・・・・この言葉を初めて耳にする方は多いのではないでしょうか。
従来の左脳重視の思考パターンから抜け出し、左右両方の脳をバランスよく使うことが、脳
の潜在力を引き出す秘訣として注目を集めています。この全脳思考を実現するのが、マイ
ンドマップです。マインドマップは天才たちの頭の使い方に着目し、そこに最新の脳科学
や、学習理論を組み合わせて発展させてきました。マインドマップは、左右両方の脳をバラ
ンスよく使い、脳のブラックボックスの中でうごめく思考を紙の上に映し出す映写機の役割
を果たしています。つまり、マインドマップ(=脳の地図)は、脳の中で行われているさまざ
まな思考の断片をつなぎ合わせた1枚の地図として、目の前に“見える化”してくれる、強
力な思考のテクノロジーなのです。