奄美大島・古仁屋のカトリック幼稚園運動会にて(「悲しみのマリア」の島 ある昭和の受難 小坂井澄・著を参照されたし)

この競技は父と子が参加するもので、子どもには大きな袋をかぶせ、親にわからないようにしている。

中間点でこの袋をかぶった子どもを並べ、父親たちが自分の子を正確に見つけゴールするというもの。

私はこの競技の前に父から「手を後ろで組んでいろ」と言われました。そうすることによって他の子供と

間違うことがないためです。子供ながらに頭がいい父だと感心したことをはっきりと覚えています。先頭

を走っているのが父で、私は当然抱かれた袋の中です。









私の父は2004年10月29日午前9時1分に老衰のため永眠しました。

「神を待ちのぞむ」に書いてあるように、父はとても厳格でしたが、子供想いの父でもありました。

享年79歳でした。正月に会ったとき父の手をじっと握っていたのですが、その後、その握ったとこ

ろを父は片方の手でしっかり握っていたことを忘れることは出来ません。


ところで、このホームページは私の遺書だと思って書いています。私自身いつ死んでしまうかわか

りません。それは明日かもしれませんし、何十年も先のことかも知れません。ただ自分が大事にし

てきたこと、美しいと思ったものをこのホームページに綴っていくことが自分が生きてきた証だと思っ

ています。私が死んでしまえばこのホームページも自然に消滅してしまいますが、もしほんの少しで

も皆さんの心に残ったのなら、そして皆さんの一つの踏み台になれればそれだけで満足です。皆さ

んにとって多くの実りある出会いが沢山恵まれますよう、祈っています。

2009年10月6日


Hama Hiro | あなたの書道名(ローマ字をいれてください)