Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)
1997.1.5
自分の存在を、ひとつの統一として保っていられる人間は、 生活にどんな波風がたとうとも、いつまでも平静で、動揺し ないでいられる。木の葉が揺れても、湖のきらめく水面に波 紋がおころうとも、平静でいられる。文字を持たなかった私 たちの賢者にとっては、これこそが理想の態度であり、最上 のふるまいだったのである。・・・・・・・・・・・・・・ 「沈黙とはなんですか」と問われたら、賢者はこう答えるだ ろう。「それは、大いなる神秘だ」「聖なる神秘、それは大 いなる神秘の声なのだ。」・・・・・・・・・・・・・・・ 「沈黙すれば、何が得られるのですか」と問われたら、賢者 はこう答えるだろう。「それは、自分を自分自身で支配する こと、真実の勇気であり、持続力であり、忍耐力であり、品 位であり、敬意なのである。沈黙は、人格の礎石である」と
オヒイェサ、インディアンの現代作家の言葉
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の中に出て来る。「首長ルーサー・スタンディング・ベアの言葉」を参照されたし。
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