「新 透視版 星座アルバム〈秋冬編〉〈春夏編〉」
藤井旭著 誠文堂新光社 より引用
星座写真と透視板の重ね方 (本書 より引用) 本書では、ひとつの星座は見開きページにおさめることを原則として、左ページ にはその星座の解説とその星座にある興味深い天体の写真などをかかげ、右 ページに星座写真をのせ、その間に星座絵を描いた透視板がはさんでありま す。右ページの星座写真に重ねることによって星座の星の結び方と星座の姿 がわかるようになっていますが、星座写真の大きさと透視板に描かれている 星座絵のかこみのわくとはまったく同じ大きさになっていますので、このかこみ のわくと星座写真の四すみをピッタリ重ねあわせると、星座を形づくる星が透視 板の星座絵の玉の中に全部入っていることになります。つまり、この玉の中に 入っている星がその星座を形づくる主な星になるわけです。
この透視板は、シルクスクリーン印刷、つまり、学校のテストなどの印刷によく つかわれるあの謄写印刷と同じような要領で一枚一枚ていねいに手で印刷さ れたものですし、製本も現代のような大量生産の時代にはめずらしく、星座写 真と透視板があうように同じく手作業によって注意深く一枚一枚重ねて作られ ました。しかし、印刷製版時の多少の誤差や紙の伸縮による誤差のために完全 にずれがないとはいえません。そのずれをさけるためにファイル形式にしてあ りますので、透視板と星座写真が合わせにくいときには、両者を前後左右に ずらせながらわくと写真の四すみが一致するようにしてください。尚、透視板に は折れたり、キズがついたりしても切れ目やさけ目のできにくい丈夫な塩化ビ ニール製のフィルムが使用してありますが、できるだけ折れ目や切り傷、スリ 傷をつけないようにすることにこしたことはありません。
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