ファティマの聖母マリア
1970年前後に作られたファティマのスライド写真 「Brunner & C.-COMO Printed in Italy」 50年近く経った現在、スライド写真は全て赤く変色しております。 私自身が色の修正をしたものと、スキャナーから読み込んだ 原版の両方を掲載します。 |
「奇蹟の聖地 ファチマ」矢代静一・文 菅井日人・写真 「ファチマの旅」 流れ星に願いをこめて 菅井日人 より抜粋引用。 5月12日 晴れ 夜9時30分、30万人の大キャンドル行列が始まった。司祭300名。大司教、司教80名、平和のための兵士300名が 聖母マリアの御像を高高と担ぎ、出現の記念チャペルから人々の波の中を進んだ。大聖堂の前の特別祭壇まで 長い行列がつづき、感激のため涙を流す婦人たち、涙声の聖母聖母賛歌が夜空にこだまし、ロウソクの海は広場 をうめた。徹夜祭は翌朝7時まで一晩中つづいた。 5月13日 曇り 聖母出現の日、人々は短い眠りから目を覚ましていた。広場は完全に人でうまった。昨夜からポルトガルのテレビ、 ラジオはくり返し中継していた。朝刊には50万人の人出という写真入の記事が特集で組まれていた。僕は広場中央 のテレビカメラ中継台に登り、絶好のポジションを得た。コーワ・ダ・イリアの記念チャペルから、今またファチマの ロザリオの聖母像が、若い平和の兵士たちによって担ぎだされ、大巡礼であふれる広場の人々は手に手に、純白 のハンカチをふりながら、聖母の出現を祝っていた。白い無数のハンカチの波が、いつまでも聖母をお迎えする喜び にゆれ動いていた。ミサとその後の病人のためのベネディクションが終り、静かに人々は帰り支度を始めた。早い 午後、巡礼の人々の姿はまさしく海の波に洗われる砂のように、静かに帰路についた。ファチマの聖母マリア出現 の神秘はこのようにしてくり返されている。今夜もまた、ファチマの大空に満天の星、平和への願いが、天に届い て、静寂がもどった。 この小さな地球と、限りなく広がる大宇宙に、神と呼べるものがあるのなら、僕はあの聖母の希望の星に祈りを 捧げたい。平和のために・・・。 |
De Mattei: “The Fatima Message… Has Been Put Aside” |
Celebracoes em Fatima sob o signo da "simplicidade" - BOM DIA
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