魅せられたもの

2012.4.21







(大きな画像)

 

2012 アースデイ 4月21日 代々木公園にて



会場入り口ですが、土曜日ということもあり、多くの方が来ら

れていました。ボランティアの方も数多くいたと思いますが、

このような方たちによって成り立っているのかも知れません。


 



(大きな画像)

くすのき、カヤ、ひのきのチップなどを売っていた

ブースです。匂いを嗅ぎましたが、本当に心と体が

新鮮になる感じでした。
 



(大きな画像)


てんぷら油の廃油を処理し燃料に使う車のようです。これ

は凄い。もっとコンパクトになれば実用化もできるのではな

いでしょうか。


 



(大きな画像)


マスコットと子供たちが可愛かったので撮りました。

でもこのマスコット何をイメージして作ったのかな。うーん、

でも可愛いぞ。

 



(大きな画像)

チベットの方がチベットの自由を求めて、僧侶が焼身し

ている現状を訴えていました。2009年から僧侶、尼僧、

主婦、学生などの方たちが30名ほど自由を求めて亡く

なっています。また無実の罪で捕らえられている方もい

ます。
 
 



(大きな画像)






上で「お守り」を購入し、隣のブースを写した写真です。

民族衣装を着た女性の綺麗さが対照的でした。



 



(大きな画像)


パレスチナの方のブースでは、パレスチナの方が特産品

を紹介・販売していました。


 



(大きな画像)


私自身、身近な問題として深く考えさせられた展示でした。

私が星を見に行く丹沢山系は鹿が増えており、このままで

は森が消えると言われています。



日本のオオカミは100年前に絶滅したと言われていますが、

それ以降、猿や鹿が増えてきているのでしょう。オオカミと

聞くと人間にとっても危険と思われている方も多いと思い

ます。しかし人間を襲うのは狂犬病にかかったオオカミだ

けです。



しかし童話「赤頭巾ちゃん」に代表されるように、西洋では

多くの人に誤った認識を植え付けられることになります。

日本では神社にかつてオオカミを祭ったところもありました

が、明治以降、鹿やイノシシの乱獲により、オオカミの食物

が減り、人里近くで家畜を狙うことになります。



それにオオカミの皮が高く売れたこともあり、絶滅したと言

われています。しかし最近では、実際に森にオオカミを放し

て森の保存に成功しているドイツの事例があります。



いろいろ考えさせられましたが、人間の愚かさだけは痛感

してしまいました。




オオカミ(狼)の肖像を参照されたし。


 



(大きな画像)

二コルさんのフォレストキッチン。
 



(大きな画像)


二コルさんのフォレストキッチン。鹿の肉を料理している

ところです。



二コルさんは自殺者が日本で増えていることについてどう

思いますか?という問いに、「かげろうはたったの一日しか

生きていない。私が育てた木はこれからも長く行き続けて

いくでしょう。私はそれらの中で生きていると、寂しくはなら

ないのです」と応えていました。



常に他の生物の死と向き合いつつ、その流れの中に自分

もいるのを肌で感じているのでしょうね。また次ぎのような

ことも言っていました。



「森に鹿が増えて猟師が殺すわけだけど、それを食料など

に使うのは5パーセントぐらいしかない。残りは捨てている

んだよ。僕は動物を殺すのは抵抗がある。でも本当に腕の

いい猟師だったら動物は苦しまないで死ねるんだ。動物は

自由さをもった目で死んでいける」



二コルさんはイギリス生まれの方で、イヌイットなど先住民

の方たちと共に生活をしながら、現在日本国籍をとったそ

うです。東北の森を再生するための様々な活動をされてい

ます。



 



(大きな画像)


名前は失念しましたが、福島の方でFMラジオなどを通し

て復興の活動をしている方と記憶しています。またその模

様がテレビで放映されたとおっしゃっていました。



震災前ですが夜、海から満月の月が昇ってきたのを見て、

福島に住む決意をされ、その想いを込めた歌を歌ってい

ました。



 



(大きな画像)


「子宮頸がん」の怖さを訴えていた 原千晶さん

私自身あまり原千晶さんのことはは知らなかったのですが、

原さんご自身も「子宮頸がん」で子宮全摘手術された方の

ようです。



 
 



(大きな画像)


若い女性達による太鼓の演舞(?)

あーあ、アベックの肩越しではなく、正面から見たかったぞ。


 
 



(大きな画像)


Yoshie Ebihara

インディアンとの出会いを通して、自己の音楽性に気づい

た方です。私自身知りませんでしたが、最後の曲は親戚

の子供さんたちも参加し一緒に歌っていました。



 
 



(大きな画像)

土曜日ということもあり、多くの人が来ていました。
 



(大きな画像)


笛田千裕さん リコーダー奏者



夕方5時ごろ、雑踏の中でリコーダーの音色が響いており、

近寄ると一人の方がリコーダーを吹いておりました。近く

にあるステージのマイクの音や人びとの話し声という、音楽

を奏でる場とは縁遠いところでその音色が聞こえてきまし

たが、何か魂にスーッと入っていくような感じでしばらく聴き

入ってしまいました。



笛田さんは5歳までの命と宣告され、性同一性障害を背負

いながらもリコーダーを通して、何か少しでも人びとに力を

与えることが出来ればとと話され、このアースデイの前に

はラジオ放送に出演されていたことをホームページで知り

ました。また、CDも発売されており、呼ばれれば九州から

何処へでも駆けつけますとも話されておりました。



本当は夜の加藤登紀子さんのステージまで待つつもりでし

たが、笛田さんの奏でる音色で満たされた気分になり代々

木公園を後にしました。



この日はみぞれが降って寒い日でしたが、帰りの電車の中

では(今でもそうですが)、何か不思議な力と心をいただい

たような感じになり、幸せな気持ちに満たされていました。



笛田さんのサイト
「リコーダー・アース・ブリッジゆったり日記」




 


次の「魅せられたもの」の言葉へ

未来をまもる子どもたちへ







雑記帳(魅せられたもの)

大地と空の息吹き

神を待ちのぞむ(トップページ)

魅せられたもの

天空の果実


神を待ちのぞむ トップページ

「魅せられたもの」に戻る

サイトマップ