未来をまもる子どもたちへ


NGC7635

ハッブル史プロジェクト・ホームページ
http://heritage.stsci.edu/

ニュース・リリース(英文)
http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1998/28/index.html



バブル星雲(NGC7635)


バブル星雲は地球から7100光年の距離でカシオペア座中にあり、その直径は

6光年のひろがりをもつものなんだ。上の画像で、大質量星をとりまく巨大なガス雲

の一部が画面の左側に写っているのが見えるでしょう。なんとこのガス雲の直径は

約10光年、質量は太陽の10倍から20倍はあると考えられているんだよ。画面右下

の部分は星間ガスが大質量星からの放射で加熱され輝いているものなんだ。この

ような宇宙空間の中から私たちの星も生まれてきたんだね。さて同じハッブル宇宙

望遠鏡で見たもうひとつのバブル星雲を見てみようね。下の画像がそれなんだけ

れど、上の画像を反転させた姿で映っているよ。





この画像の下に赤く輝いている星は、太陽の40倍の質量を持った星で、この星の表面から

秒速2000km(時速700万km)というものすごい速さで粒子が放出され、恒星風が作りだ

されているんだ。この濃密な粒子の恒星風が赤く輝く星の周りを「泡」のように覆っているの

がわかると思う。そして赤く輝く星の右側に非常に濃密なガスの塊があるのが見えるね。実

はこの星に最も近い部分で、強い紫外線放射を受けて明るく光っている。そして超音速恒星

風がこのガス塊に衝突することにより、次々と明るい青色のアークができているんだよ。さて

画像上の方には、指のような形をした分子雲の濃密な塊があるのが見えるね。この分子雲

はまだ超音速恒星風と衝突していないけど、赤く輝く中心星からの紫外線放射はすでに到達

しているから、このように輝いて見えるんだね。





画面中央下に座っているのがカシオペヤ座だよ。この星座は

フェニキアのころ、すでに原型がつくられていた歴史の古い星座

なんだ。ギリシャ神話では、古代エチオピア王国の后(きさき)として

登場している。愛娘アンドロメダの器量自慢が過ぎたため、海神ポ

セイドンによって差し向けられた化けくじらティアマトによって国は

荒されてしまうが、ペルセウスの活躍によって事無きを得る物語な

んだ。アンドロメダ座がカシオペア座の右側にあり、少し上には

カシオペヤの夫で古代エチオピア国王のケフェウス座がある。この

カシオペヤとケフェウスの間にNGC7635があるんだ。この巨大な

ガス雲の中から多くの新しい星が誕生していくんだろうな。




Gemini Observatory Announcements: A Tale of Two Nebulae

南米・チリにあるジェミニ南望遠鏡が捉えたNGC 6164-5。この輝線星雲は

じょうぎ座の方向、太陽から4200光年離れたところにあるんだ。白く見え

るガスは4.2光年にもわたって広がっているけれど、これは中心で輝く恒星

HD 148937が放出したものなんだよ。この恒星は太陽の40倍もの質量

を持っているけれど、もう生涯の半ばにさしかかっているんだ。この恒星

が産まれてから300〜400万年が経っているけれど、さらに同じ時間が流れ

るとこの恒星は超新星爆発と共に、恒星としての一生を終えるんだ。


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