APOD: 2012 July 1 - The Outer Shells of Centaurus A
ケンタウルス座にあるケンタウルス座A(NGC 5128、Caldwell 77)は2つの銀河が
衝突しており、太陽が放出している光エネルギーの5,000万倍の電波エネルギー
を放出しているんだ。このケンタウルス座Aは、強い電波源を持つことで知られて
いる電波銀河だけど、この銀河の中心には太陽の1千万倍の質量を持つ超大質
量ブラックホールがあると考えられているんだよ。
(大きな画像) 遠くの星から見た太陽と天の川(写真はNASAより引用) ケンタウルス座のアルファ星から太陽を眺めた想像図ですが、このような視点で見ると、如何に私の視野が 天動説のような狭さだったかを教えてくれます。 ケンタウルス座のアルファ星は恒星が3個ある三重連星で、太陽系から4.37光年しか離れていない最も近 い恒星系です。 これらの星は秒速25キロの速さで太陽系に近づいていますが、2012年この星の一つB(画像中央)に地球と ほぼ同じ重さの惑星(画像右)が存在することがわかりました。 ただこの惑星はBに対して太陽・地球間の0.04倍の近さに位置しているため、Bをたったの3.2日で一周して しまいます。 太陽に最も近い公転軌道を周回している水星ですら87日なので、生命が存在している可能性は低いようです。 ケンタウルス座のアルファ星は南十字星の近くにあり、日本では沖縄より南でないと見ることが出来ませんが、 もしこの惑星に知的生命体がいたら太陽系をどんな目で眺めているんだろうなと想像してしまいました。 「おーい、太陽系があるここにも君らと同じ生命がいるんだぞ〜」と、この惑星に向かって叫びたくなります。 |
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