APOD: 2014 September 12 - Supernova Remnant Puppis A
2014年9月10日公開された超新星残骸「とも座A」。この画像はNASAのチャンドラとESAのXMMニュートンという
2つのX線観測衛星の既存の観測結果を合成して作成されたものだ。3700年前の爆発は地球からも見ることが
できた。画像では低エネルギーX線は赤、高エネルギーX線は青、その間の中レベルエネルギーX線は緑で示さ
れている。
Star Explosion Leaves Behind a Rose - NASA Jet Propulsion Laboratory
2011年12月、NASAの赤外線天文衛星「WISE」が撮影した超新星残骸「とも座A」の画像だよ。
今から約3700年前に起きた超新星爆発の残骸の跡だけど、赤いバラをイメージさせてしまうね。
この時の爆発の中心には「宇宙のキャノンボール」とあだ名が付けられた中性子星があり、時速
480万km以上という高速で移動していることがわかっているんだ。バラの葉のような緑色に広がっ
ている部分は、1万2000年前に爆発した別の「ほ座超新星残骸」の跡なんだ。
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)