APOD: 2008 August 13 - NGC 6888: The Crescent Nebula
はくちょう座にある三日月状の散光星雲NGC6888。
この星雲の中心に輝く大質量の星WR136は、ウォルフ・ライエ星というタイプの星
で、25万年前から強い恒星風によって星の外層部分のガスが吹き出ていると
考えられているんだ。恒星風と以前に放出されていたガスとが衝突し、何重にも
重なる複雑なシェル(球殻)状の構造を作り上げ、それが光り輝いているんだね。
尚、この星WR136は、数百万年以内には超新星爆発を起こすだろうと言われて
いる。
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