APOD: 2013 January 22 - The Cygnus Wall of Star Formation
北アメリカ星雲(NGC 7000)は「はくちょう座」のデネブの近くに見える散光星雲で、
地球から1500光年離れたところに位置しています。写真の明るく輝く部分(幅は約
15光年)は、ガスと塵、そして新たに生まれた星々からなる高温の層で、これら若く
輝く星々によって照らされています。また暗い部分は、この北アメリカ星雲と太陽系
の間に横たわる暗黒星雲の帯が、星雲からの光を吸収し遮断しています。
APOD: 2011 February 15 - The North America Nebula in Infrared
暗黒星雲によって遮られたところも、スピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線の目で見ると
このような姿になります。下の画像は同じ領域を可視光の望遠鏡で撮ったものです。
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)