APOD: 2009 March 31 - In the Heart of the Tarantula Nebula
タランチュラ星雲(NGC2070)は南天の大マゼラン雲にある輝線星雲なんだけど、タランチュラ
とは「毒ぐも」の意味があるんだ。毒蜘蛛とはかけ離れた色鮮やかな美しいこの星雲は、地球
から17万光年離れた位置にあり、星雲の大きさは1000光年以上に及ぶんだよ。タランチュラ
星雲のこの美しさは、星雲の中央にある若くて高温の星が強い紫外線を出し、星雲中の水素
原子や酸素イオンのガスが励起されたためなんだ。尚、この星雲は将来球状星団になると言
われているんだ。
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