「ホピ的感覚」

預言された「浄化の日」のメッセージ

小原田泰久 著 KKベストセラーズ












「氣」の研究者として知られる帯津氏と中川氏と共にホピの聖地を訪ねる旅に

でた著者が改めて「ホピの預言」の重大性に気づく。私自身、以前からガン治療

に東洋医学の可能性を持って実践している(埼玉県川越市にある帯津三敬病院)

帯津氏に興味を持っていたが、この本の中でもそれが紹介されており、また同じ

く「氣」でも外氣功で有名な中川氏の言葉も載せられている。そしてホピの伝統を

多くの迫害に会いながら守り続けている一人の長老 マーティン・ガスウィスーマ氏

日本人に宛てたメッセージも紹介されている。アメリカ・インディアンと「氣」とい

う奇妙に見える組み合わせも「氣の場」の調和という点では相通じるものがある

かもしれないと感じられた。本書に出て来る「ホピの預言・偉大なる浄化の日」

という映画を制作中であった宮田氏が倒れたが、一日も早い回復を願わずに

はいられない。

(K.K)



帯津三敬氏は1936年生まれ東大医学部卒業後、東大第三外科医局長、都立

駒込病院外科医長として、ガンの治療、研究に携わる。その後、治療の一環と

して、気功・呼吸法を導入し、帯津三敬病院を開設。「ガンを治す大辞典」など

著書多数ある。調和道協会会長、日本ホリスティック医学協会理事、中国北戴河

気功康復医学院名誉院長を務めるが、何よりも病院の道場で呼吸法・気功を自ら

患者さんに教え、その気さくな人柄で患者さんの精神的支えとなっている。


創造主がマサウを通して語った預言と教示をまとめた「テククワ・イカチ」

「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし

ドキュメンタリー映画「ホピの予言・人類滅亡・核時代の最終予言」を参照されたし







ホピ族の長老マーティン・ガスウィスーマから日本人への伝言


神戸地震について、日本の人たちへ伝えたいこと

マーティン・ガスウィスーマ (1995年1月18日)


日本で地震が起こり、たくさんの人たちが死んだ。これは、わしらホピに

伝えられてきた預言を思い起こさせる。わしらの預言は、時から時へ、

過去から未来へと起こる多くの出来事を教えている。わしらの祖先は、

こう伝えてきた。「いつの日にか、何かのバランスが崩れると、悪いこと

が次から次へと起こり、大地と人々の命が破壊される」と。わしらは長老

たちから、そう教わった。長老たちは、同じことが大昔(前の世界)に起こ

ったことがあるので、再び繰り返されると知っていたのだ。だからこそ、

わしらホピは、大地と生命のために、その預言を世界中の人たちに伝え

歩かねばならなかった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今、世界中の人々がバランスを失っている。昔の生き方に戻らなければ

ならない、と長老たちは言っていた。そうすることがとても難しいことは、

わしは知っている。だが、バランスが大きく崩れると、地震、竜巻、病気

の蔓延、飢餓、火山の爆発などさまざまな厄災がやってくる。わしらは、

自分たちの身も心も守らなければならない。新しく、近代的なテクノロジー

は確かに強い。だが、その力でいつもコントロールできるとは限らない。

もしも事態が悪化すれば、なんの役にも立たなくなるだろう。飢餓が来れ

ば、大地から食べ物を得るのは難しくなるだろう。すべてが汚染されてい

るからだ。そのために、わしらはたいへんな目にあう。だから、何よりもバ

ランスを取り戻さなければならん。わしらは今、まるで自分で自分を滅ぼ

そうとしているようなものだ。もしも、わしらがバランスを少しでも取り戻さ

なければ、すべてのことがますます悪化していくだろう。人も動物も大地も

すべてのものが滅んでいくだろう。そして、戦争がやって来る。・・・


わしらホピは、浄化されなければならないことを知っている。わしらのことで

いえば、誰かがホピの現在のシステムの誤りを調査し、浄化するであろう

ことを知っている。しかし、今や、すべての人々のバランスが崩れているの

で、未来にはとても困難なことが待ち受けている。これはひとえに、バランス

を失っているあなた自身にかかっているのだ。バランスを保つ生活に戻る

のが困難なことは知っている。何か、もっと醜い死者が出る何事かが近づ

いている。動物も人を襲うようになる。すべてはバランスが狂っているから

だ。わしら自身を浄化し、バランスを取り戻さなければ、戦争や破壊を止め

ることはできない。自分たちの信じていることを、もっと積極的に進めなけれ

ばならない。わしらの言うことを信じるのは難しいかもしれん。だが、重ねて

言おう。あなた自身にかかっているのだ。わしには、あなたたちの心を変え

たりする力はない。わし自身で、あなた自身で何かをするのだ。自分の信じ

ている霊的な道や気持ちに対して、あなた自身が変わらなければならない。


すべてはあなたたち次第なのだ。自分自身と人々のために、大地や動物

たち、地球のために、何かをするのだ。わしらは皆、ひとつの地球の上に

いる。神戸の地震は終わっていない。大地はまだ揺れている。だからこそ、

わしらは、大地や人々や動物や木々や草花を救わなければならない。

それを救うのは、あなた次第なのだ。植物は、病気の治療のための薬と

して、わしらが使ってきた役立つものだ。この地上のすべてのものが救わ

れ、生き残ることは、わしらの願うところだが、すべての人が生き残ると

いうわけにはいかないだろう。地震や、あるいは竜巻、洪水、地球上に蔓延

する病が人口を減らしていくだろう。わしらは、今、紛れもなく危機に面して

いる。自分のことと、人々のことを考えるのだ。そして、生き残るためには、

ともかく将来に向かって進むしかない。あなたが信じようと信じまいと、

わしらに伝えられた預言のすべてが現実のものとなっている。長老から、

これらの話を聞いたときには、わしは信じなかったが、今にして思えば、

すべてが、わしらの長老が伝えてきたとおりだ。どうか、自分自身と他の

人々のために、よく考えてほしい。ありがとう。このことを話せて、嬉しく思う。





1994年8月、私は映画監督の宮田雪氏の案内で、ホリスティック医学の帯津良一

先生、気功師の中川雅仁氏とともに、アメリカ、アリゾナ州を訪れた。そこには、母な

る大地とともに何千年も生きているホピ族の人々が住んでいる。その長老は、人類

の犯している間違いを鋭く指摘し、今、私たちが何をしなければいけないのか、厳し

い口調で話してくれた。帯津先生、中川先生については、本文の中で詳しく紹介す

るが、これからの精神重視の世界を確実にリードしていくべき存在であることは間違

いない。この二人とホピ族の長老との出会いが、一体、何を意味することなのか、

これも時代を語る大きな鍵になっている。私は一介のジャーナリストにすぎないが、

幸運にもホピの村への旅に同行させていただくことができた。ここ数年の私の活動

は、気を入り口とした目に見えない世界の取材と執筆が中心だった。その活動を

通して、目に見えない世界は私たち現代教育を受けた人間にとっては、きわめて

理解しにくい世界であることがわかった。現代は、「理論的」「化学的」なものが重視

される世の中であるが、どうも見えない世界に限っては、それが通用しない部分が

多いのである。残念ながら私は、理論的、化学的に物事を説明する素養を持ち合わ

せていない。それが、ホピの預言や気とかかわる上においては幸いしているのか

なと思うことがある。本書の中でも、体験を中心に語るか、あるいは、ひらめきとか

勘といった非常に不鮮明なものを頼りに話を進めていかなければならないことも

多いと思う。目に見えない世界とのそういったつき合い方をどう感じるかは読者の

方の判断に任せるとして、私は自分自身の感覚を信じたいと思う。本書を読み終え

てくださった方は、きっと時代の変化と、その変化の中で私たちがどんな生き方を

していけばいいのかを、痛烈に感じとってくださることだろう。この何百年かの間

に私たち人類が植えつけられてきた価値観を、今すぐ変えなければならないこと

を、実感してもらえるはずである。


(本書 偉大なる宇宙の力を伝えるメッセージ はじめに より抜粋引用)







アメリカ・インディアン(アメリカ先住民)に関する文献

アメリカ・インディアン(アメリカ先住民)

美に共鳴しあう生命

ホピの預言(予言)

神を待ちのぞむ・トップページ

天空の果実


インディアンの精神文化を伝える文献に戻る