「パワー・オブ・ストーン 石の力と力の石」
北山耕平著 築地出版社 より引用
北山耕平さんのホームページ「Native Heart」
本書 あとがき ストーン・ボーイから君へ 北山耕平 より引用。
この本の中でわたしは何度も石が話をするというただそれだけのことをあなたに 伝えようとしてきた。石の声。それはとても親しみのある声だ。まるで自分のなか の深いところにあるなにかが話しかけてきているような声である。わたしは石が 話すことを疑っていない。たとえようもなく美しい夕暮れ時の高原砂漠のあるとこ ろで、わたしは石に話かけられた。「われわれはおまえさんの遠い遠い先祖なの だ。おまえさんは石から生まれたのだ」 石はわたしにそう語りかけた。そのこと があって以来、どんな石を見てもわたしは地球のことを考えるようになった。街で も、自然のなかでも。それが夢だったのかどうかは、ここでは問題ではない。自分 が石の語る声を聞いたと確信できたことがわたしにとってはなににもまして重要な ことなのだ。そして石の声を聞く人間がおそらくこの世界にはまだたくさんいるはず だとこころの深いところで思いつづけている。本書「パワー・オブ・ストーン」は、前 の世紀が終わる直前に新人物往来社の「Az」という今はなくなってしまった物質 世界と精神世界の橋渡しを試みた雑誌に発表したものである。以後、若い世代の 石に対する関心の高まりもあって、何度かさまざまに編集されて、他の雑誌の別冊 や「パワー・ストーン」の特集などにかなりの部分が収録されたこともあった。今回、 これを書籍化するにあたって、すべてのオリジナルの原稿に手を加えて再録し、さ らにひとつの章を書き加えた。
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2012年5月24日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
2012年5月21日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
2012年5月27日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 題・・・「お父さん、宇宙が、金環日食が、ここにもあるよ」・・・自宅近く (K.K) |
2012年6月4日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 2004年の金星の太陽面通過、太陽の右側に金星が写っています。(写真はNASAより引用) 今日の部分月食は厚い雲に覆われ見ることが出来ませんでした。 でもお陰で近くに天体観望できる開けたところを新たに開拓することが出来たので感謝です。 ところで、明後日の金星の太陽面通過ですが、上の写真は2004年6月8日の時のものです。 じゃあ明後日見逃しても数年後に見れるんだ、と思われたら大きな間違いで、次は105年先に なってしまいます。 105年先というと、現在の赤ちゃんでも見るのは殆ど出来ず、その赤ちゃんの赤ちゃんが長生 きしてようやく見ることができるのだと思います。 私たちが明後日見る金星の太陽面通過、そして次に目にするであろう世代を想像するとき、 インディアンの言葉を思い出します。 ☆☆☆☆ 「私たちの生き方では、政治の決め事は、いつも七世代先の人々のことを念頭におきなが ら行われる。 これからやってくる人々、まだ生まれていない世代の人々が、私たちよりも悪い世界で暮ら したりすることのないように、できればもっと良い世界に生まれてこられるように心を配るの が、私たちの仕事なのだ。 私たちが母なる大地の上を歩くときに、いつも慎重に一歩一歩進むのは、これから生まれ てくる世代の人々が、地面の下から私たちのことを見上げているからだ。 私たちはそのことを、片時たりとも忘れない」 オレン・ライオンズ(オノンダーガ族) 「ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと」築地書館より ☆☆☆☆ (K.K) |