衛星ミマスとその上空から見た土星とリング
ミマスの表面は、ほとんどが衝突によるクレーターで覆われているんだが、
最大のクレーターはハーシェルと呼ばれる直径130kmの非常 に大きなもの
なんだ。この衝突の衝撃は凄く、もうちょっとで衛星ミマスを破壊してしまうと
ころだったんだよ。このクレーターは衛星ミマスの直径の三分の一の大きさ
だから如何に凄い衝突があったかは想像できるかも知れないね。でもこの
ミマスから見た土星ってすごく大きくて神秘的な眺めなんだろうね。ちなみに
土星の衛星は2009年現在53個が確認されているんだけど、これからも新
たな衛星が発見されていくだろうね。
APOD: 2010 May 11 - Herschel Crater on Mimas of Saturn
JPL Cassini-Huygens Multimedia Images:Radio Occultation: Unraveling Saturn's Rings
カッシーニの電波観測による土星の環の画像だよ。紫の部分が5センチ
以下の粒子が少ない領域、緑と青は5センチと1センチ以下の粒子が含ま
れる領域で、白く写っているのは、粒子が沢山集まっているため、電波に
よる撮影が出来なかったところだ。2005年6月
HubbleSite - NewsCenter - 2003 - 23: The Slant on Saturn's Rings
2003年3月、ハッブル宇宙望遠鏡が多波長で撮影した土星の姿だ。
上から紫外線、可視光、赤外線で撮影した画像だけど、波長による
見え方の違いは大気に含まれる粒子の性質や分布の違いを反映し
ているんだ。このような観測によって、過去の画像と比較しながら
土星の季節ごとの変化も調べることが出来るんだよ。
土星のオーロラ画像は、97年10月に撮影されたものなんだ。地球のオーロラと
同じように太陽風の影響によって生じると考えられているんだよ。
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)