「大宇宙 完全版―空間編と時間編を、この一冊に!」
(ニュートンムック Newton別冊)
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目次
プロローグ 1 天の川銀河を旅する 天の川銀河と太陽系?私たちの太陽系?1.6光年 オールトの雲?4.2光年 太陽に最も近い恒星 ?全1等星マップ?410光年 すばる(プレアデス星団)?640光年 ベテルギウス?星雲・星団マップ ?1100光年 馬頭星雲?1500光年 オリオン大星雲?2600光年 リング星雲?6000光年 はくちょう座X-1 ?7200光年 かに星雲?1万7000光年 オメガ星団?2万6000光年 いて座Aスター コラム 宇宙での距離のはかり方 2 137億光年の彼方へ 局部銀河群マップ?16万光年 大マゼラン雲,20万光年 小マゼラン雲?230万光年 アンドロメダ銀河 ?銀河たちのさまざまな形?5900万光年 おとめ座銀河団?5900万光年 巨大だ円銀河M87 ?1200万光年 スターバースト銀河M82?6800万光年 触角銀河?宇宙の大規模構造 ?132億光年 最遠銀河の候補?宇宙背景放射?宇宙の空間的広がり 1?2 コラム 「スケール」をかえて宇宙をながめる 宙の章 宇宙創生から超未来まで プロローグ 1 宇宙の誕生 宇宙誕生0秒後?宇宙誕生10の(?36)乗秒後まで??宇宙誕生10(?36)乗秒後? ?宇宙誕生1万分の1秒後?宇宙誕生3分後?宇宙誕生38万年後?宇宙誕生3億年後ごろまで コラム 宇宙誕生から数秒後までに,「反粒子」たちが消えてなくなった コラム「ダークマター」がなければ,太陽系も生まれなかった コラム 観測可能な宇宙最古の光「宇宙背景放射」とは? 2 天体の誕生 宇宙誕生3億年後ごろ 1?3?宇宙誕生5億年後ごろまで?宇宙誕生8億年後ごろまで ?宇宙誕生91億年後 1?2 3 宇宙の未来 今から数十億年後?今から約80億年後 1?2?今から約1000億年後?今から約100兆年後 ?今から約10の100乗年後 コラム 10の34乗年後,陽子がこわれてしまい,宇宙からブラックホール以外の天体が消える コラム 「ダークエネルギー」の正体しだいでは,宇宙膨張が原子すら引き裂くかもしれない より深く宇宙を知るための86のキーワード集 太陽系 光球 黒点 コロナ 太陽風 フレア 公転 自転 天球 核 液体の水 地磁気 ジャイアント・インパクト説 日食・月食 クレーター 月の海 潮汐 水星 金星 火星 木星 土星 天王星 海王星 惑星のタイプ 惑星の定義 準惑星 太陽系小天体 小惑星 彗星 太陽系外縁天体 太陽圏 電波 赤外線 可視光線 紫外線 X線 ガンマ線 スペクトル 光の速度 HR図 核融合 褐色矮星 光年 等級 分子雲 原始星 赤色巨星 惑星状星雲 超新星 ホット・ジュピター エキセントリック・プラネット スーパー・アース ハビタブル・ゾーン ドップラー偏移法 惑星形成論 特異点 事象の地平 降着円盤 ジェット 超巨大ブラックホール ホーキング放射 銀河円盤 渦状腕 バルジ ハロー 球状星団 いて座Aスター ハッブル分類 銀河群 銀河団 宇宙の大規模構造 銀河の進化 元素組成 素粒子 バリオン ダークマター ダークエネルギー ビッグバン理論 宇宙背景放射 宇宙の晴れ上がり インフレーション理論 宇宙の創世 ハッブルの法則 加速膨張 宇宙の未来 索引
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2012年2月25日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
2012年3月10日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 宇宙ステーションから見た地球の夜景とオーロラ オーロラは美しい、しかしこの地球の夜景が、地球全体を覆う火のようにも感じてなりませんでした。 宇宙飛行士、若田光一さんの言葉を紹介します。この言葉は、NHK未来への提言「リサ・ランドール 異次元は存在する」NHK出版から引用しました。 ☆☆☆☆ 宇宙旅行を体験したあと、たくさんの方から、宇宙に飛び立つ前と比べて人生観が変わるようなことが あったかと、聞かれます。実は大学生のときに、立花隆さんの『宇宙からの帰還』というアポロの宇宙 旅行士たちへのインタビューを収載した本を読みましたが、そのなかに、宇宙飛行中、あたかも神の 神秘に触れたかのような経験をしたという宇宙飛行士の発言があったのが強く印象に残っています。 そんなこともあって、わたし自身もこの宇宙飛行が自分にもたらす影響にとてもワクワクしていたのです が、実際に最も強く感じたことは、「地球の環境を守らなければいけない」という使命感のようなものでした。 ランドール・「なぜそう思われたのですか。」 フランク・ドレイク博士は、この全宇宙に、わたしたち人間や宇宙人のような知能の高い生命が存在する 可能性を示唆する「ドレイク方程式」を提唱しました。わたしも、オアシスのような美しい地球を眺めている と、過去、現在、あるいは未来において、宇宙のどこかに何らかの文明が存在するかもしれないと強く感じ ました。もちろん、その文明を築いた人びとが自分の文明自体を破壊してしまうほど愚かでなければの話 です。同時に、わたしたちも自らの文明を破壊するようなことがあってはならないと思ったのです。宇宙を 探査しフロンティアへと挑んでいく一方で、もっと地球の環境を守っていかなければと実感しました。 ☆☆☆☆ 若田光一(わかた・こういち) 1963年生まれ。九州大学大学院工学府航空宇宙工学専攻博士課程修了。1992年、ISS(国際宇宙ステー ション)の「きぼう」日本実験棟の組み立て・運用に備え、NASDA(現JAXA・宇宙航空研究開発機構)の宇 宙飛行士に選ばれる。翌年、NASA(アメリカ航空宇宙局)からMS(ミッション・スペシャリスト。搭乗運用技 術者)に認定される。1996年、日本人初のMSとしてスペースシャトルに搭乗、ロボットアースの操作などを 担当。2000年にもMSとして搭乗し、ISSの組み立て作業に携わった。その後、日本、アメリカ、カナダ、ヨー ロッパ、ロシアでのISSシステム訓練、冬山や海底での極限環境訓練を重ね、高い技術とリーダーシップが 評価され、日本人初のISS長期滞在クルーに任命された。 |
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