APOD: 2017 June 9 - M27 Not a Comet
双眼鏡で見る夏の星空・ M27(亜鈴状星雲)とMの印 こぎつね座 に戻る。
2014年9月14日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 M27 鉄アレイ(ダンベル)に似た形をしているので、亜鈴状星雲と呼ばれています。 この惑星状星雲は「はくちょう座」のアルビレオの近くに位置し、光害の少ない場所において双眼鏡でかすかに見ることができます。 実はこの星雲の直ぐ上に、明るい星が形作る「M」という文字が双眼鏡で見えるのですが、多くの天文書では「さかさのW」という 表現をしています。 ひねくれ者の私は、何故素直に見たとおりのMと表現しないのか疑問に感じていますが、日本人にはMよりWという形を好む 深層心理があるのかも知れません。 ちなみに今私たちが見ているM27は、平家や義経、モンゴルのチンギス・カンが生きていた約820年前の光です。 |
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)