APOD: 2012 September 14 - Elliptical M60, Spiral NGC 4647
(大きな画像)
2012年9月16日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) おとめ座のある「Arp 116」(写真はNASAより引用) 手前に見える巨大楕円銀河M60は5400万光年、遠くに見える渦巻銀河NGC 4647は6300万光年 地球から離れた位置にあります。 太陽の45億個分の質量を持つ巨大ブラックホールがある手前の楕円銀河は、直径が12万光年の 広がりを持ちますが、遠くの渦巻銀河の大きさは楕円銀河に比べると3分の2ほどです。 この形・色・サイズが全く異なる2つの銀河は、銀河の間で潮汐作用(海面の潮汐と同じ意味)があり、 たまたま同じ方向に見えるのではなく、互いに影響を受けている理想的な銀河のペアです。 ☆☆☆☆ 昨日、夜遅くなってから丹沢の菩提峠まで星を見に行きましたが、着くと1組のアベックが倒木に 座り流れ星を探していました。 挨拶をし双眼鏡を設営していると、アベックが「天体観測をしているのですか」と声をかけてきたの で、大きめの双眼鏡で星や星団を見てもらいました。 アベックが去ると、今度は2人の男性が来られ、地面にシートを敷いて流れ星を探していました。 今日は流星群が見られる日ではなかったのですが、このような人たちに出会うと何故か心が和ら ぎます。 暗闇で互いの顔などはっきりとわかりませんが、心が通じることに「顔が見える見えない」は関係 ないとつくづく感じました。 ☆☆☆☆ (K.K) |
APOD: 2012 June 16 - APOD Turns 17
APOD: 2012 July 1 - The Outer Shells of Centaurus A
ケンタウルス座にあるケンタウルス座A(NGC 5128、Caldwell 77)は2つの銀河が
衝突しており、太陽が放出している光エネルギーの5,000万倍の電波エネルギー
を放出しているんだ。このケンタウルス座Aは、強い電波源を持つことで知られて
いる電波銀河だけど、この銀河の中心には太陽の1千万倍の質量を持つ超大質
量ブラックホールがあると考えられているんだよ。
(大きな画像) 遠くの星から見た太陽と天の川(写真はNASAより引用) ケンタウルス座のアルファ星から太陽を眺めた想像図ですが、このような視点で見ると、如何に私の視野が 天動説のような狭さだったかを教えてくれます。 ケンタウルス座のアルファ星は恒星が3個ある三重連星で、太陽系から4.37光年しか離れていない最も近 い恒星系です。 これらの星は秒速25キロの速さで太陽系に近づいていますが、2012年この星の一つB(画像中央)に地球と ほぼ同じ重さの惑星(画像右)が存在することがわかりました。 ただこの惑星はBに対して太陽・地球間の0.04倍の近さに位置しているため、Bをたったの3.2日で一周して しまいます。 太陽に最も近い公転軌道を周回している水星ですら87日なので、生命が存在している可能性は低いようです。 ケンタウルス座のアルファ星は南十字星の近くにあり、日本では沖縄より南でないと見ることが出来ませんが、 もしこの惑星に知的生命体がいたら太陽系をどんな目で眺めているんだろうなと想像してしまいました。 「おーい、太陽系があるここにも君らと同じ生命がいるんだぞ〜」と、この惑星に向かって叫びたくなります。 |
APOD: 2012 May 26 - At the Edge of NGC 891
NGC 891はアンドロメダ座にある渦巻銀河で、地球から約2400万光年の距離に
あり、私たちの天の川銀河も真横から見るとこのような姿に見えるんだ。この均整
のとれた美しい銀河には沢山の若い星が生まれているんだ。
(大きな画像)
APOD: 2005 October 6 - Spiral Galaxy NGC 1350
NGC 1350はろ座にある渦巻銀河で、地球から約8500万光年の距離にあるんだ。
この銀河は大型の渦巻銀河だと考えられているけど、何故銀河が大きくなるのかは
まだわかっていない。一つとして銀河同士が衝突吸収することによって大きくなる説と、
新しい星の材料となる冷たい星間ガスが銀河に降着して大きくなる説があるけど、
銀河の形成・進化の理論を書き直す新たな説が出てくるかも知れないね。
APOD: 2004 November 27 - NGC 2683: Spiral Edge On
この渦状銀河NGC 2683は私たちの天の川銀河ととても良く似ているんだ。
やまねこ座に位置するこの銀河は地球から2000万光年離れたところにある
んだけど、古くて黄色の星がこの銀河の核を形成していることがわかると思う。
APOD: 2014 February 5 - NGC 2683: Edge On Spiral Galaxy
APOD: 2012 February 16 - NGC 5965 and NGC 5963 in Draco
画像右側に見えるのがNGC 5965、左側がNGC 5963で、共にりゅう座に位置して
いるんだ。右側の銀河は地球から約1億5000万光年、左側の銀河はわずか40万光
年しか離れていないから、この二つの銀河に関係性はなく、偶然同じ位置に見えて
いるだけなんだよ。同じ大きさに見えるけど、右側の銀河が如何に大きいかがわか
ると思う。
APOD: 2002 August 21 - Spiral Galaxy NGC 300
NGC 300はちょうこくしつ座にある渦巻銀河で、地球からの距離は約700万光年だ。
APOD: 2012 March 4 - Warped Spiral Galaxy ESO 510 13
渦状銀河 ESO 510-13 は地球から約1億5千万光年の距離にあり、その
大きさは10万光年に広がるんだ。このような歪んだ銀河は珍しいものでは
ないけど、銀河間の相互作用か衝突によって出来たと考えられているんだ。
銀河の周りを囲むガス雲も銀河形成の初期に衝突したと考えられているん
だよ。 (大きな画像)
APOD: 2009 April 7 ? The Colliding Spiral Galaxies of Arp 274
2011年9月、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したArp 274です。この大きな二つの銀河
(NGC 5679)は「おとめ座」の方向にあり、地球からの距離は約4億光年です。地球か
ら見ると二つの銀河が重なっているように見えますが、衝突銀河のような重力による
形の崩れがないことから、二つの銀河は離れていると考えられているんだ。一番上の
小さな銀河も含めてピンクの斑点のように見える部分は、星の材料となる星雲の水素
ガスが放っている赤い光で、下に見える明るい2つの星は私たち天の川銀河の恒星
だよ。宇宙のスケールの大きさに感嘆してしまうね。 (大きな画像)
APOD: 2012 June 22 - IC 2574: Coddington s Nebula
IC 2574(不規則銀河) コーディントン(Coddington)の星雲。
おおぐま座にある有名な銀河M81の近くにある銀河で、ピンクに輝いているところは、
恒星風と超新星の爆発により新たな星形成が行われているところです。地球からの
距離は約1200万光年。(大きな画像)
APOD: 2012 July 5 - NGC 4565: Galaxy on Edge
地球から約3000万〜5000万光年離れているNGC 4565(Caldwell 38)は、かみのけ座に
ある渦巻銀河で、銀河を真横から見れるものとしては最も有名な銀河なんだ。この銀河は
10等級の明るさだけど、その大きさは満月の半分くらいにもなるんだ。 (大きな画像)
APOD: 2012 August 17 - Spiral Galaxy NGC 5033
NGC 5033はりょうけん座にある渦巻銀河で活動銀河核を持つセイファート銀河として
知られている。地球からの距離は約4,900万光年。(大きな画像)
APOD: 2017 May 19 - Wolf Lundmark Melotte
孤独な矮小銀河ウォルフ─ルンドマルク─メロッテ(Wolf-Lundmark-Melotte)
|
APOD: 2018 April 13 - Facing NGC 3344
NGC 3344 こじし座の方角にある棒渦巻銀河で、地球から2250万光年のところに位置する。(大きな画像)
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)