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Space Phenomenon Imitates Art in Universe's Version of van Gogh Painting

2004年2月、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた特異変光星V838 Monを取り巻く光のハロー。

V838 Monは、いっかくじゅう座の方向にあり、地球から2万光年離れているんだけど、

ゴッホの絵画「星月夜」とその姿がとても似ている。この画像の星を取り巻く雲の輝きは

光のエコーと呼ばれ、数万年前に起きたと思われる爆発で放出され、星の周りで広がり

続けているちりとガスの中で起きている乱気流によって引き起こされたものだと考えら

れている。2002年1月のアウトバーストによりV838 Monは一時、天の川銀河で一番明

るい部類の星となったんだけど、2002年の4月までにはその姿は再び暗くなってしまっ

た。新星と類似点もあるんだけど、特徴的なのはその赤さで、このような赤さは他の

新星では見られないんだ。 (大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2006 November 3 - V838 Mon: Echoes from the Edge






National Optical Astronomy Observatory: Astronomy Picture of the Day:
A Crescent Nebula Star Field

2003年4月に撮影された、はくちょう座にある三日月状の散光星雲NGC6888。

この星雲の中心に輝く大質量の星WR136は、ウォルフ・ライエ星というタイプの星

で、25万年前から強い恒星風によって星の外層部分のガスが吹き出ていると

考えられているんだ。恒星風と以前に放出されていたガスとが衝突し、何重にも

重なる複雑なシェル(球殻)状の構造を作り上げ、それが光り輝いているんだね。

尚、この星WR136は、数百万年以内には超新星爆発を起こすだろうと言われて

いる。


その他の大きな画像  


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2008 August 13 - NGC 6888: The Crescent Nebula


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2012 August 16 - NGC 6888: The Crescent Nebula

(大きな画像)






European Homepage for The NASA/ESA Hubble Space Telescope:
Photo Release - heic0915: Blushing dusty nebula

2009年12月8日、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたNGC 7023(アヤメ星雲)の姿の一部だよ。

全体のNGC 7023は、「散光(反射光を含む)星雲 その四」を参照してください。


アヤメ星雲は、地球から約1400光年の距離にあるケフェウス座に位置しているん

だけど、この雲のようなものは宇宙のちりなんだ。宇宙のチリは僕たちがちりと呼

んでいるものより10分の1から100分の1くらい小さいんだ。さて、アヤメ星雲は反射

星雲なんだけど、近くに位置している恒星HD 200775という太陽の約10倍もある星

からの光がこの星雲を光らせているんだよ。反射星雲は、青っぽい色をしているの

が普通なんだけど、アヤメ星雲は赤っぽい部分が多いよね。何故赤いのか、これは

まだ理由がわかっていないんだ。






「すばる望遠鏡」が捉えた上の素晴らしい拡大画像はこちらのページからご覧ください

http://www.naoj.org/Science/press_release/0199/Orion_j.html

すばる望遠鏡のホームページ Subaru Telescope Homepage





Spitzer Space Telescope Newsroom Chaotic Star Birth

NASAの赤外線天文衛星であるスピッツァー宇宙望遠鏡が撮影した

反射星雲 NGC 1333の美しい姿だよ。この反射星雲はペルセウス

座にあり、1000光年先の彼方にあるんだ。この画像は4つの波長

を人工的に着色して合成したものだけど、実は可視光では濃い

チリとガスの雲で見ることが出来ないんだ。赤外線観測で初めて

このような姿を見せるんだね。このNGC 1333中の星のうち80個ほ

どの周りにちりの円盤が見つかっているんだけど、なんとそれは

わずか4光年の距離の中に集まっている。僕たちの太陽の場合に

は同じ4光年の距離に三連星が1つあるだけなのにね。だから、

可視光では見通せない領域なんだよ。 (大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2015 November 5 - NGC 1333: Stellar Nursery in Perseus

(大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2007 May 21 - In the Center of Reflection Nebula NGC 1333

(大きな画像)





Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2011 March 26 - T Tauri and Hind's Variable Nebula

おうし座にある散光星雲(ハインドの変光星雲)で、NGC 1555と呼ばれているんだ。

画像で黄色く輝いている星が、おうし座T星で現在原子星から恒星へ進化している途

中にあるんだけど、このT星を光源として反射しているのがハインドの変光星雲なんだ。

大きな画像  





Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2010 February 14 - Field of Rosette


ロゼット星雲 (Rosette Nebula) 地球から約4500光年離れたところにあるロゼット星雲で、

南半球の一角獣座に位置している。 大きな画像  


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2017 February 14 - The Rosette Nebula

(大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2012 February 14 - The Rosette Nebula

(大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2011 February 14 - The Rosette Nebula


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2014 March 11 - In the Heart of the Rosette Nebula

(大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2007 February 14 - The Rosette Nebula

(大きな画像)





Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2010 June 1 - WISE: Heart and Soul Nebulas in Infrared

カシオペヤ座に位置するIC1805「心と魂の星雲」(Heart and Soul Nebulas)で、

地球から6000年離れた距離にあります。この写真は赤外線で撮られたもので、

星雲の幅は300光年に広がっています。まるで二つの心臓のようですね。

大きな画像     



2012年11月1日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。



カシオペヤ座に位置するIC1805「心と魂の星雲」(Heart and Soul Nebulas)で、

地球から6000年離れた距離にあります。この写真は赤外線で撮られたもので、

星雲の幅は300光年に広がっています。まるで二つの心臓のようですね。


写真とは違いますが、カシオペヤ座には「E.T.星団」というスピルバーグの映画

にちなんだ面白い星団があり、少し大きめの双眼鏡で宇宙人E.T.に似た姿を

見ることが出来ます。




Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2016 November 16 - The Heart and Soul Nebulas


APOD: 2014 February 11 - The Heart and Soul Nebulas


APOD: 2017 August 27 - The Heart Nebula in Hydrogen, Oxygen, and Sulfur

(大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2015 October 27 - Bright from the Heart Nebula

(大きな画像)





Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2010 March 2 - M78 and Reflecting Dust Clouds in Orion

ウルトラの星としても有名なM78はオリオン座の三つ星の東端にあるζ星(アルニタク)の

近くにある。この反射星雲はオリオン座に付近に広がっている巨大分子雲(バーナードルー

プ、オリオン巨大分子雲、オリオンコンプレックス)の一部を構成しているんだ。

大きな画像  


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2013 October 10 - M78: Stardust and Starlight

(大きな画像)





WISE - Multimedia Gallery: Flame Nebula

NASAの広域赤外線探査衛星WISEが撮影した火炎星雲NGC 2024(中央上の明るい領域)、

馬頭星雲、NGC 2023の姿です。オリオン座の三つ星の左端近くにあるこの星雲の中では星が

作られつつあります。画像左上にひときわ明るく輝く星、これはオリオン座の三つ星のアルニタク

で、地球から736光年離れたところに位置し太陽より24倍大きな青色超巨星です。画像の右下に

見える赤い弧に光るのがσ(シグマ)星ですが、地球から1070光年離れているこのσ星は1秒間

に50キロという速度で移動しており、その衝撃波が赤く映し出されています。 (大きな画像)





Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2010 January 12 - The Flame Nebula in Infrared

日本では「八つ裂き星雲」と呼ばれることが多い星雲(NGC 2024)で、

”Flame Nebula”という固有名が語るように、燃えさかる炎のような

感じがわかると思うんだ。この星雲はオリオン座・アルニタクのすぐ

東背後に位置しているけど、地球からの距離は900光年から1600光

年などの説がありまだはっきりしていないんだ。 (大きな画像)


Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2007 February 2 - Flame Nebula Close-Up

「八つ裂き星雲」、星雲(NGC 2024)の中心部を拡大した画像。

(大きな画像)


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