上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る秋の星空・NGC7789(散開星団) 画像中央 カシオペヤ座。
距離・・・7600光年
上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
今から7600年前の世界とは?(2011年基点) 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
前5300年頃 鹿児島南方の鬼界カルデラで大噴火。日本周辺で ここ1万年間の火山活動の中では大規模なものとされている。 前5000年〜前3000年頃 - 完新世の気候最温暖期。この頃、海面 は現在よりも数m(4mから10mまで諸説あり)程度高かったと考え られている。 |
7300年前の大噴火の傷跡が明らかに 〜「鬼界カルデラ」火山調査速報〜 「平成17年度から平成20年度にかけて、九州南方にある「鬼界カルデラ」周辺において、 海底地形等の調査を実施しました。本調査では、7300年前に大噴火をおこし、現在 海底に沈む「鬼界カルデラ」の詳細かつ特徴的な地形を捉えたほか、地磁気、重力調査 により、同カルデラ付近の精密な地磁気・重力の分布を把握することができました。 今後、調査成果のさらなる解析・検討によって、噴火の様子やカルデラ形成の歴史、 内部構造が解明されることが期待されます。」 海上保安レポート 2009年版 / 本編 > 海を識る > 1. 海洋調査 より引用 「鬼界カルデラ(きかいカルデラ)は、薩摩半島から約50km南の大隅海峡にあるカルデラ。 薩南諸島北部にある薩摩硫黄島、竹島がカルデラ北縁に相当する。薩摩硫黄島はランク Aの活火山に指定されている。カルデラは北西-南東約25km、北東-南西約15kmの楕円形で あり、複数のカルデラが複合したものと考えられている。カルデラ底部の水深は400-500m、 海底には多数の海底火山があり起伏に富んだ地形になっている。」 鬼界カルデラ - Wikipedia より引用 |
「これは13000光年という遠方にあるため個々の星が暗く、6cm40倍くらいではぬか星 の集団と星雲のような光芒が入りまじったような姿に見えます。視直径が30′、つまり、 満月の直径ぶんくらいもあるので135mmの望遠レンズのよい対象となります。」 「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用
「カシオペヤ座β星の南西3°、ρ星とσ星の間にある散開星団。カシオペヤ座にある 散開星団の中では大きい方だ。しかしあまり明るくないので、双眼鏡では星雲状にしか 見えない。20cmでキメの細かい上品な散開星団だということがわかる。倍率はあまり 上げない方がいい。」 「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用
「σとρの間、他の星団にくらべると、うんと遠く(13000光年)にあるので、非常に淡く 星雲状にみえる。口径10cm以上ではなかなかすばらしくなる大星団だ。」 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
|
APOD: 2017 November 15 - NGC 7789: Caroline's Rose
APOD: 2013 October 26 - NGC 7789: Caroline's Rose
NGC 7789 より引用
「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)