未来をまもる子どもたちへ




上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る春の星空 ι(イオタ) かに座の二重星と上に広がるハートマーク。

ι(イオタ)は、黄色の4.2等星が緑色の6.6等星を連れている色の対比の美しい二重星で、距離298光年(±37年)。



上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです

ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。


 




今から298年(±37年)前の世界とは?(2011年基点)

遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に
映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。


 


1687  イギリスのニュートンが「万有引力の法則」を発見

1688  イギリスで名誉革命、ウィリアム3世が国王として招かれる

1689  イギリスで権利章典公布

     イギリス・フランス間の植民地戦争(ウィリアム王戦争)

1689  (日本)「奥の細道」

1701   (日本)赤穂事件

1707   大ブリテン王国、成立

1707   (日本)富士山が噴火

1713   ユトレヒト条約

1714   イギリスのジョージ1世が即位し、ハノーバー朝が始まる
      ラシュタット条約

1721   (日本)吉宗が目安箱設置

1726   イギリスのスウィフトが『ガリバー旅行記』を著す

1727   キャフタ条約〜清とロシアが国境を画定

1728   清がチベットを征服

1732   (日本)享保の大飢饉

1740   オーストリア継承戦争(〜1748)

1747   アメリカのフランクリンが電気の概念を確立

1748   アーヘン和約
      モンテスキューの『法の精神』なる


 


Gravity Pictures - High Resolution Gallery より引用

サー・アイザック・ニュートン(英: Sir Isaac Newton, ユリウス暦:1642年12月25日 - 1727年3月20日、
グレゴリオ暦:1643年1月4日 - 1727年3月31日[注 1])はイングランドの自然哲学者、数学者。神学
者。ニュートン力学を確立し、古典力学や近代物理学の祖となった。古典力学は自然科学・工学・
技術の分野の基礎となるものであり、近代科学文明の成立に影響を与えた。




ちなみに万有引力の法則に関して言えば、古い伝記などでは「リンゴの木からリンゴが落ちるのを
見て万有引力を思いついた」とするものが多かったが、今では真偽のほどは確かではない、とされ
るようになっている。あくまで、ニュートンの家の窓からリンゴの木が見えることから作られた話に
すぎない、ともされる。基本的にウールスソープ滞在当時の文書記録や物証があるわけではなく、
はるか後に(ロバート・フックと、万有引力に関して先取権争いのいざこざも生じた後に)そうだった、
とニュートンが知人や親類などに語った話などがもとになって流布した話にすぎず、つまり利害関
係者当人が語る話や、その伝聞の類にすぎないので、内容に関しては真偽が不明なのである。
伝記作家が援用する資料として、同時代の作家ウィリアム・ストゥークリの書いた Memoirs of Sir
Isaac Newton's Life に1726年4月15日にニュートンと会話した、とする以下のようなくだりがある。
“ when formerly, the notion of gravitation came into his mind. It was occasioned by the fall of an
apple, as he sat in contemplative mood. Why should that apple always descend perpendicularly to
the ground, thought he to himself. Why should it not go sideways or upwards, but constantly to
the earth's centre. ”

?ウィリアム・ストゥークリ(Memoirs of Sir Isaac Newton's Lifeより)



 この文章も彼が如何に日常に起きることに関心を持ち、そこから理論への着想を得ていたかと
いう彼の賢さを表現するために作られた話、とも言われており、真偽は定かではない。また、ニュー
トンが死去した年に、ヴォルテールは彼のエッセイ Essay on Epic Poetry (1727)のなかで彼がニュ
ートンの姪に聞いた話として「アイザック・ニュートンは庭仕事をしている際に、リンゴの木からリンゴ
が落ちるのを見て、彼の重力に関する最初の発想を得た」とする逸話を紹介しているが、これも伝聞
のさらに伝聞の形の記述で、内容の真偽の程は明らかではない。

リンゴの木ではなくトイレで大便中に気づいた]、とする説もある。



実際の所「リンゴが木から落ちるのを見て万有引力を思いついた」というエピソードは、ある意味誤解
を招きかねない逸話である。ニュートンが万有引力の法則を思いついたそもそもの動機は、ケプラー
の法則である。つまり「物が落ちる」という現象と、太陽系の惑星の運行が、同じ力に由来する事を発
見し、その力を「万有引力」と名付けたのが重要なのである。単なる物が落ちる現象、地球上にある
物体を地球が引っ張る力としての「重力」であれば、ニュートン以前から既に知られており、「太陽が
地球になんらかの『駆動する力』を及ぼしている」とイメージしたのはケプラーであり、その両者を結び
つけたのがニュートンの発見であった。


アイザック・ニュートン - Wikipedia より抜粋引用






「かにの右のハサミのところにあるι1にまず注目していただきましょう。この星は黄色の4.2等星

が緑色の6.6等星を連れている色の対比の美しい二重星で、5cmに20〜30倍の低倍率で、もう

充分楽しめます。」

「星座ガイドブック 春夏編」藤井旭著 より抜粋引用


「カニの右のはさみをあらわしている。口径5cmむけの重星。黄と青の微妙な色の差を楽しんでほ

しい。」

「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用


「強力な双眼鏡か小口径でたやすくわかれるきれいな重星で、色は黄と青、または黄と赤むらさきと

いいます。光度は4.2等と6.8等、位置角306°、角距離30″.4(1958年)、5p20倍ならば充分です。」

「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用


 


「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用







双眼鏡で見る春の星空 双眼鏡で見る夏の星空

双眼鏡で見る秋の星空 双眼鏡で見る冬の星空

天体観測に適した小・中口径の双眼鏡

天体観測に適した大口径の双眼鏡

(映し出されるまで時間がかかる場合があります)

いい双眼鏡とはどんなもの

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