未来をまもる子どもたちへ




上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る秋の星空 NGC7243 7209(散開星団) とかげ座。

距離・・・NGC7243(2800光年)、NGC7209(2900光年)



上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです

ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。


 




今から2900年前の世界とは?(2011年基点)

遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に
映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。


 


前1000頃 バラモン教の成立

前960頃  ソロモン王(〜922)

前776   ギリシアで第1回オリンピア競技


 




知者ソロモンの裁き(ギュスターヴ・ドレ画)

ソロモンはエジプトのファラオの娘をめとり、ギブオンで盛大なささげものをした。そこで神がソロモンの夢枕に立ち、
「何でも願うものを与えよう」というと、ソロモンは知恵を求めた。神はこれを喜び、多くのものを与えることを約束した。
ここからソロモンは知恵者のシンボルとなり、ソロモンが子供のことで争う2人の女の一件で賢明な判断を示した逸話
は広く世界に伝わり、後に江戸時代の大岡裁きの話にも取り込まれた。



ソロモン(紀元前1035年頃 - 紀元前925年頃)は、旧約聖書の『列王記』に登場する古代イスラエル
(イスラエル王国)の第3代の王(在位紀元前965年 - 紀元前925年頃)。父はダビデ。母はバト・
シェバ。エジプトに臣下の礼をとり、ファラオの娘を降嫁されることで安全保障を確立し、古代イス
ラエルの最盛期を築いた。



ソロモン - Wikipediaより引用




「はくちょう座の銀河からひきつづいた部分に位置する星座だけに、双眼鏡を向けると視野

の中は小さな星がびっしりむらがっています。その中にNGC7243とNGC7209という二つ

の明るい散開星団がうもれていますので、さぐりあててごらんになるとよいでしょう。α星の

西にある明るく星つぶの大きい方がNGC7243で、目をこらすと双眼鏡でも40個ばかりの

星がひとかたまりになっているのがわかります。NGC7209の方は星の配列がちょっと変

わった星団で全体に形のくずれたS字といったところですが、このようすをよくみるには8cm

くらいの口径がほしくなります。」

「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用


「NGC7243・・・とかげ座の散開星団で、NGC7209の北約3.5°に位置する。NGC7209

よりもまばらで明るい星が多いので、双眼鏡でも星団として確認することができる。8p40倍で

三角形に星が集まっているようすがわかる。NGC7209・・・夏と秋の境目。はくちょう座のデ

ネブの東約15°のとかげ座にある散開星団。双眼鏡では天の川の東岸の濃くなった部分と

して見える。8p30倍で、四角形の星の集団の中で、さらに星がSの字状に集まっているよう

すがわかる。倍率はあまり高くしない方が良いだろう。」

「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より抜粋引用


「光度7.4等、視直径20'、星数40の明るい散開星団です。ひとつひとつの星も明るいので、小

口径のよい目標になります。7×50双眼鏡でもみますが、はじめての人にとって、微星のこみ

あった天の川の中からひろい出せるかどうかむずかしいところです。とかげ座は少しさがし

にくい星座ですが、カシオペヤ座のγをβの方向に約2倍のばしたところでαを見出し、この

7243はαの西3°のところです。はくちょう座からとかげ座あたりの天の川は、ほんとうに

すばらしいところです。」

「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用


 


上の画像がNGC7243、下の画像がNGC7209

画像は両方とも、Marcin Paciorek Gallery より引用


「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用







双眼鏡で見る春の星空 双眼鏡で見る夏の星空

双眼鏡で見る秋の星空 双眼鏡で見る冬の星空

天体観測に適した小・中口径の双眼鏡

天体観測に適した大口径の双眼鏡

(映し出されるまで時間がかかる場合があります)

いい双眼鏡とはどんなもの

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