上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る秋の星空・NGC7293(らせん状星雲 画面中央赤い部分) みずがめ座。
距離・・・650光年
上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
今から650年前の世界とは?(2011年基点) 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
1353年 ボッカチオの「デカメロン」完成 1356年 金印勅書 1368年 朱元璋が元を北方に追い、明を建国(〜1644) 1368年 (日本)足利義満が将軍に 1369年 中央アジアにティムール帝国が起こる 1378年 教会分裂(〜1417) 1381年 イギリスに農民一揆が起こる(ワット・タイラー) ティムールがアフガニスタン・イラン遠征 |
『デカメロン』(Decameron)は、ジョヴァンニ・ボッカッチョによる物語集。ダンテの『神曲』に対して、『十日物語』や 『人曲』とも呼ばれる。デカメロンはギリシャ語の「10日」(deka hemerai) に由来にする。 1348年に大流行したペストから逃れるために邸宅に引き篭もった男3人、女7人の10人が退屈しのぎの話をする という趣向で、10人が10話ずつ語り、全100話からなる。内容はユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談などで、 それぞれ『千一夜物語』や『七賢者の書』から影響を受けている。チョーサーの『カンタベリ物語』やマルグリット・ド・ ナヴァルの『エプタメロン』(七日物語)などに影響を与えた。 エーリヒ・アウエルバッハは、『デカメロン』の文体が、イタリア散文芸術の始まりだとする。また、古典古代以来初 めて、現在の事件を描いた文体が教養のある階級を楽しませるようになったとも指摘した。 デカメロン - Wikipedia より画像・文ともに引用 |
「惑星状星雲といえばもうひとつこの星座には絶対に見のがせないものがあります。f星 の4°南に位置するNGC7293がそれで、視直径がなんと900″×720″もあるという、 惑星状星雲中最大のものです。これは満月の直径のほぼ半分ぐらいの大きさに相当す るのですからその巨大さが想像できようというものです。実際の姿はあまり大きくひろが りすぎているためにかえってみにくく、空の悪いところでは見つけだすことさえむずかしい ものとなっています。しかし、大きなものだけに空さえ暗ければ6pくらいでも結構よく見 える星雲であることにはかわりありません。」 「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用
「みずがめ座δ星の南西約7°にある惑星状星雲。数ある惑星状星雲の中で、最大の 大きさ。しかし小口径では視野に入っていてもうっかり見落としてしまうほどの淡さだ。20 cm40倍で、視線を視野の端にそらしぎみにすると、かすかながら丸い大きな光芒が浮 かび上がってくる。」 「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用
「NGC7293は満月の半分ほどの大きさをもつ全天最大の惑星状星雲で、同じような形 をしたM57のざっと10倍の大きさがあります。しかし、それだけ光が薄められているわけ で、うっかりすると見のがしてしまいます。4.2cmの双眼鏡で何とか確認できますが、空の 状態が少しでも悪いと見えません。写真のようなリング状ではなく、楕円の星雲状に見え ます。この星雲は倍率の高い望遠鏡ではかえって見にくく、双眼鏡のほうが見やすい天 体のひとつです。」 「双眼鏡で星空ウォッチング」白尾元理著 より抜粋引用
「視直径900″×720″は、惑星状星雲中もっとも大きい。そのかわり大変淡いのでみつ けるには最高の空と、熟練と視力が必要だ。南中のころ低倍率でねらってみよう。」 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
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APOD: 2016 September 20 - The Helix Nebula in Infrared
APOD: 2009 December 31 - Dust and the Helix Nebula
APOD: 2012 January 31 - The Helix Nebula from the VISTA Telescope
その他の画像 1
「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)