上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る秋の星空・NGC752(散開星団)、56番星(二重星) アンドロメダ座。
距離・・・NGC752(1300光年)、56番星(321光年)
上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
今から1300年前の世界とは?(2011年基点) 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
711年 サラセン人が西ゴートを滅ぼし、サラセン文化がヨーロッパに広まる 710年 (日本)平城京に遷都 712年 唐の玄宗が即位 →開元の治(713〜741) 712年 (日本)古事記ができる |
平城京 大極殿の復元模型 平城京(へいじょうきょう、へいぜいきょう)は、奈良時代の日本の首都。所謂「奈良の都」である。唐の都 「長安」や北魏洛陽城等を模倣して建造されたとされ、現在の奈良県奈良市及び大和郡山市近辺に位置 していた。 藤原京から平城京への遷都は707年(慶雲4年)に審議が始まり、708年(和銅元年)には元明天皇により 遷都の詔が出された。しかし、710年(和銅3年)3月10日 (旧暦)に遷都された時には、内裏と大極殿、その 他の官舎が整備された程度と考えられており、寺院や邸宅は、山城国の長岡京に遷都するまでの間に、 段階的に造営されていったと考えられている。740年(天平12年)、恭仁京や難波京への遷都によって平城 京は一時的に放棄されるが、745年(天平17年)には、再び平城京に遷都され、その後784年(延暦3年)、 長岡京に遷都されるまで74年間都が置かれ政治の中心地であった。山城国に遷都したのちは南都(なんと) とも呼ばれた。 810年(弘仁元年)9月6日、平城上皇によって平安京を廃し平城京へ再び遷都する詔が出された。これに対 し嵯峨天皇が迅速に兵を動かし、9月12日、平城上皇は剃髪した(薬子の変)。これによって平城京への再 遷都は実現することはなかった。 平城京 - Wikipedia より画像・文とも引用 |
今から321年前の世界とは? |
1685年 バッハ(J.S.)生まれる 1687年 イギリスのニュートンが「万有引力の法則」を発見 (日本)元禄文化 1688年 イギリスで名誉革命、ウィリアム3世が国王として招かれる 1689年 イギリスで権利章典公布 イギリス・フランス間の植民地戦争(ウィリアム王戦争) 1689年 (日本)「奥の細道」 |
総合コンテンツ制作会社代表 谷本裕英 ブログ BSジャパン「森村誠一 謎の"奥の細道"をたどる」放映 より画像引用 松尾 芭蕉(まつお ばしょう、寛永21年(1644年〜元禄7年10月12日(1694年11月28日))は、 江戸時代前期の俳諧師。現在の三重県伊賀市出身。幼名は金作。通称は藤七郎、忠右衛門、 甚七郎。名は宗房。俳号としては初め実名宗房を、次いで桃青、芭蕉(はせを)と改めた。 蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風[1]を確立し、俳聖として世界的にも知られる、 日本史上最高の俳諧師の一人である。 芭蕉が弟子の河合曾良を伴い、元禄2年3月27日(1689年5月16日)に江戸を立ち東北、北陸を 巡り岐阜の大垣まで旅した紀行文『おくのほそ道』がある。 松尾芭蕉 - Wikipedia より引用 |
「こんどはγ星とさんかく座の中間あたりにある散開星団NGC752に望遠鏡の視野をうつし ます。この星団は年令16億歳という散開星団としてはいささかお年寄りの星約70個が、直径 45′の範囲に散らばっているものですが、透明度さえよければ双眼鏡でも星雲状の光芒の 上に星がバラバラばらまかれているのがみとめられます。6cmに40倍くらいになるとほぼ視野 いっぱいにつぶのそろった星がひろがって、なかなか見ごたえのある姿をしめしてくれます。 (中略) 56番星もNGC752のすぐ南に接したところにある二重星で、5.7等と5.8等のほぼ同じ 光度の光が182″も離れてならんでいるところが双眼鏡ですぐわかります。」 「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用
「アンドロメダ座γ星の南約5°にある大型の散開星団。良く晴れた夜なら肉眼で確認できる ほどの明るい星団だ。双眼鏡で星雲状の中に星がバラバラといった感じに見え、8p30倍で粒の そろったたくさんの星が視野いっぱいに広がり、なかなか見ごたえがある。低倍率がおすすめ。」 「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用
「有名な大星雲の影にひそんで、ついみのがされがちだが、暗夜ではぼんやりした光が肉眼 でみとめられるほどだ。γから59→58をさがし、西へ2°、あるいは、さんかく座のγ→β→の 先3°で、56番星とならんでいる。かなり広範囲にひろがっていて淡いことを忘れないでさがし てみよう。もちろん、双眼鏡で簡単にみつけられるが、ぼんやりした星雲のかんじだ。口径5cm 低倍率で視野一杯にひろがるが星数はすくない。口径10cm以上で、やっとにぎやかになる。」 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
「NGC752・・・視直径45"、全光度7.0等、星数70のよくひろがった散開星団で、γの5°南、 やや西、あるいはγとさんかく座のβとで低い三角形をつくります。目のよい方ならたぶん、 このあたりにぼんやりした光斑をみることができるでしょう。星の光度は9〜10等級で、こう いったよくひろがったものの観察には、ふつうの倍率の高い望遠鏡より7×50双眼鏡の方が はるかに効果のあるものです。これでみますと、ぼんやりした白い光斑の上に数個の星を みることができます。5pぐらいでひとつひとつの星の配列がわかり、たのしいながめとなりま す。 56番星・・・752の南にある重星で、5.7等と5.8等、ほとんど等光で、位置角301°、角 距離182"、色は黄と青、7×50双眼鏡でたやすく分離しますが、色の判別はすこしむずかし いかもしれません。」 「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用
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Dosya:NGC 752 dss2.jpg - Vikipedi
「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
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