上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る秋の星空・M52(散開星団) 画像中央 カシオペヤ座。
距離・・・5100光年
上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
今から5100年前の世界とは?(2011年基点) 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
前3000頃 エジプト、統一国家の形成 メソポタミアにシュメール人の都市国家 インダス文明 |
インダス文明 (インダスぶんめい、Indus Valley civilization) は、インド・パキスタンのインダス川 及び並行して流れていたとされるガッガル・ハークラー川周辺に栄えた文明で、現在南インドを中心に 暮らしているドラヴィダ人によりつくられたと推定されている。考古学上は、ハラッパー文化と呼ばれ、 パキスタン、パンジャブ州のハラッパーを標式遺跡とする。インダス文明が栄えたのは紀元前2600年から 紀元前1800年の間である。滅亡については諸説あり、現在では、地殻変動によってインダス川河口付近 の土地が隆起し、そのために洪水が頻発して耕地に塩害をもたらし、さらにインダス川の河道が移動した ことによって、水上交通を前提とした貿易によって機能していた都市の機能を麻痺させたためという説と、 後述するように砂漠化に伴って都市が放棄され住民が移住したという説がある。また、ドラヴィダ人は、 紀元前13世紀に起きたアーリア人の侵入によって、被支配民族となり一部が南インドに移住した。 インダス文明 - Wikipedia より引用 |
M52 散開星団・・・こぢんまりとまとまった散開星団・・・カシオペヤ座とケフェウス座の 間の淡い天の川にある。散開星団にしてはこぢんまりとまとまっていて、双眼鏡でも見や すい美しい星団である。1744年に彗星観測中のメシエが発見し、カタログに加えた。 「Newton ニュートン別冊 メシエ天体のすべて」より引用 |
「この星座は銀河の中にひたっているために散開星団と散光星雲もまたたくさん見られ ます。そのうち、まず西北端にあるM52をつかまえてください。この散開星団はα星とβ 星を結んでβ星側にその長さとほぼ同じくらいのばしたところにあり、双眼鏡でも星雲状 の光芒の上に数個の星がかがやいているのが見られます。6cmに40倍くらいになると数 個の星が半円形に集まって星雲のようなモヤモヤした光芒がバックにうかびあがってい る姿が印象的です。」 「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用
「カシオペヤ座のα星とβ星を結んで、β星の方向に約2倍伸ばした位置にある散開 星団。双眼鏡では、秋の天の川の中で、小さいながら星雲状に見えている。8p60倍で、 淡いガスの中にたくさんの星が半月状に集まっているのがわかる。ガス状の部分も散光 星の集まりなのだが、これらはさらに大口径でなければ星に分解してくれない。」 「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用
「小さくまとまっているかわいい星団だ。カシオペヤ座の中では一番楽しい星団だとお もう。“大がらなペルセウス座のh・χ(エイチ・カイ)より、このほうが好きっ”と、彼女に もてるタイプらしい。双眼鏡で小さな淡い光のシミにみえる。α→β→の先の4番星(5 等)とちかくの6等星のむれをめあてにさがしてみよう。口径5cm低倍率で、星雲状の 光中にいくつかの星がみられるが、口径10cmでは明るくはなるがそれほどかわらな い。にじんだ星雲状の光はもっともっと大口径でなければ、星に分解することはむず かしいようだ。」 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
「光度7.3等、視直径12'の散開星団で、αをβの方に2倍ちょっとのばしたところにあり、 オペラグラスでは小さな星雲のようですが、7×50の双眼鏡では、この上にすこしばかり かすかな星がうかんできます。10cmぐらいでは10等級の微星までみえてきますが、全部、 星に分離するのはむずかしいようです。 」 「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用
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M52 and The Bubble Nebula より引用
右上がM52、左下がバブル星雲(シャボン玉星雲)で有名なNGC7635
APOD: 2011 September 14 - The Bubble and M52
「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)