上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る春の星空 変光星R(赤印) かんむり座
距離・・・約400光年
上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
今から400年前の世界とは?(2011年基点) 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
1609 ガリレイが天体望遠鏡を発明 ドイツのケプラーが天体の三法則を発見 1616 清、成立(〜1912) 1615 (日本)豊臣氏が滅びる 1618 三十年戦争が始まる(〜1648) 1620 イギリスの清教徒がメイフラワー号で北米に移住 1621 オランダが西インド会社を設立 1624 オランダが台湾を占領(〜1661) 1628 イギリスで「権利の請願」成立 1629 (日本)紫衣事件 1633 ガリレイが宗教裁判をうける |
ジェームス・タウンに建てられた銅像(1922年完成) ポカホンタスの死後、ジョン・スミスは『New England Trials』(1622年) および『The Generall Historie』 (1624年) を出版し、ここではじめて「ポカホンタスに助けられた」という逸話を描き、ロマンスが膨張 するもとを世に送った。その内容は、「ポウハタン酋長によって百叩きの刑に処せられ、殴り殺され るところだったのを、酋長の娘ポカホンタスが自分に同情して助命嘆願し、これを聞いたポウハタン 酋長が刑の執行を止め釈放してくれた」というものである。 スミスが植民地報告書に書いた、インディアンの社会ルールからすれば不自然なこの「美談」は、 ロンドン政府にジョン・スミスを部族の「友人」として納得させるための象徴的なエピソードとして使 われた。スミスはこの逸話を挟むことで、本国政府に植民請負人としての信用を得ようとしたので ある。 当時ポカホンタスはわずか11歳であり、しかもジョン・スミスはその年イングランドから到達したばか りであり、古くからの仲ではなかった。またスミスもその時ポウハタン語を理解せず、インディアンの 文化を全く理解していない。彼が「インディアンの娘に助けられた」と主張し始めるのはポカホンタス 死後のことで、それまでの20年の間、イギリスに帰還したあとで出版し続けたバージニアに関する 雑多な論文のどれにもこの逸話が書かれていないため、スミスの逸話は「作り話」とみなされている。 スミスはインディアンを「裸の野蛮人」と呼び、独断と偏見によってこの報告書を書いているのである。 同時代の人々の評価としては、スミスは「評判のほら吹き」であり、大胆不敵さを装い、彼の仲間の 移住者たちの中でもっともインディアンをこき使いたがる性癖が指摘されている。 ポカホンタス - Wikipedia より画像・文とも抜粋引用 「真実のポカホンタス」に私が感じたことを書いています。ディズニー映画で有名な「ポカホンタス」 ですが、映画で描かれる美談に関してインディアンの文献を参考にしながら、真実のポカホンタス を考えてみました。 |
「変光範囲の大きい変光星R・・・半円形にある6等星だが、ある日突然暗くなって姿をくらまして しまう。理由は、Rから噴出される暗黒の炭素粒子雲が、その表面を覆い隠してしまうためだ。 Rは爆発変光星と呼ばれる珍しい変光星なのだ。双眼鏡でかんむり座を見たら、いつもこのR をチェックしておこう。」 「星空フィールド日記」浅田英夫著 より引用
この星座にはふたつの風変わりな星があります。ひとつはα星ゲンマとz星のほぼ中間にある 爆発性の変光星Rです。この星はふだんは5.8等星くらいの明るさを保っていますので、双眼鏡 でもよく見える星ですが、数ヶ月か数年ごとに突然暗くなりはじめ、14等星以下という非常に暗い 星になってしまいます。明るさがじつに数千倍も変わってしまうわけです。もちろん再び増光を はじめてまたもとの明るさにおちついてしまいますが、いつ明るくなっていつ暗くなるのかぜん ぜん予想できませんので、機会があるごとに、はたして暗くなりはじめていないかどうかたしか めておく必要があります。 「星座ガイドブック 春夏編」藤井旭著 より引用
「このRは、いつもは6等星だが、ある日突然暗くなって姿をくらませてしまう珍しい変光星として 有名だ。この種の星は比較的炭素を多く含むので、炭素のコロイド粒子(スス?)の雲につつま れて暗くなるのではないかと考えられる。かんむり座をみたら、かならずRに注意してみるように しよう。双眼鏡をつかうといい。」 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
「かんむりR型変光星の代表です。光度はいつも5等ていどですが、突然くらくなって肉眼ではみ えなくなることがあります。ときどき注意してみましょう。」 「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用
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「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
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