APOD: 2008 January 8 - A Jupiter-Io Montage from New Horizons
2012年12月3日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 月暈(白虹) スペイン、グアダラマ山脈にて(写真はNASAより引用) 日本では月暈(つきがさ、げつうん)、白虹(はっこう、しろにじ)と呼ばれるこのこの光の輪は、 月に薄い雲がかかった際に、この雲を形成する氷晶がプリズムの働きをして起こす現象の ようです。 この写真は先週の土曜日に撮られたものですが、良く見ると二つの輪が見えると思います。 また月の下にはプロキオン、シリウス、ベテルギウスが形作る「冬の大三角」やオリオン座が 見え、右側には木星が「おうし座」の中で明るく輝いています。 もっと目を大きく広げると、月を取り囲むように一等星たちが「冬のダイヤモンド」を形作って います。 太陽に同じような現象が起きることを日暈(ひがさ、にちうん)と言うそうですが、私はこの現象 は「日輪」だとずっと思っていました。 昔の中国では、太陽に光の輪が出来ることは「兵乱や大乱の兆し」と言われてきましたが、 日本では逆に縁起がいい現象とされているようです。 月の場合はわかりませんが、私がもしこのような光景に出会ったら、天に吸い込まれてしまい そうな幸福感に包まれるかも知れません。 |
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