未来をまもる子どもたちへ




上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る春の星空 M51(画像中央のぼんやりとしたところ)。

りょうけん座 距離・・・3700万光年



上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです

ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。


 




今から3700万年前の世界とは?(2011年基点)

遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に
映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。


 


約4000万年前 - 南極大陸で氷河の形成がはじまり、徐々に寒冷化。
これ以前は非常に温暖な時期だった。

 




始新世(ししんせい、Eocene)は地質時代の一つで、約5,500万年前から約3,800万年前
までの期間。新生代の第二の時代。古第三紀の第二の世。





氷河期のイメージ
(写真はエイヤフィヤトラヨークトル氷河)



現在の氷河期は、4000万年前の南極の氷床の成長により始まり、300万年前から起きた北半球での氷床の発達とともに規模
が拡大した。更新世に向かうにつれて更に激しくなり、その頃から氷床の拡大と後退の繰り返しによる4万年と10万年の周期が
世界中で見られるようになった。最後の氷期(最終氷期)は約1万年前に終った。


氷河期 - Wikipedia より画像・文とも引用







M51 渦巻銀河・・・親子のような「子持ち銀河」・・・渦巻銀河M51のすぐ北側に接して、手を

つなぐような小さな不規則銀河NGC5195があり、親子のように見えることから「子持ち銀河」とい

う愛称をもつ。ただ、非常に暗く小口径望遠鏡では二つの銀河は見えない。大口径望遠鏡では、

「親」銀河のみごとな渦巻きを見ることができる。1994年に超新星が出現している。1773年に

メシエによって発見されているが、この際は「子」銀河のほうは見つけていない。のちにメシャン

(1774〜1804)がこの小さな銀河を発見した。また、ロス卿(1800〜1867)によるスケッチも残され

ている。


「Newton ニュートン別冊 メシエ天体のすべて」より引用



 


「M51は、双眼鏡で簡単に見つけることができる。おおぐま座のη星の3.5°南西、北斗七星

の柄の先に8等の明るさで輝いている。私のスケッチからわかるように、M51は、小口径望遠

鏡ではそれほど細部までは見えてこない。しかし4インチ望遠鏡でも、私は印象的な景観の

特徴を記録することができた。たとえば、10インチより小さい口径では、銀河の主要な渦巻き

腕をとらえるのはむずかしいとされているが、これは観望経験と空の状態によるところが非常

に大きい。もし私が19世紀の観測家で、今日私が使っている望遠鏡を用いて観測を行ってい

たならば、少なくともM51が渦巻き構造をもつ可能性くらいは提言していたはずである。」

「メシエ天体カタログ」ステファン・ジェームズ・オメーラ著 より抜粋引用




「M51の見かけの大きさは11’0x6’9で、明るさは8.1等ですから、特別に大きく明るいわけ

ではありません。小型双眼鏡や望遠鏡のファインダーでも存在はわかりますが、口径が大きい

ほど、倍率が上がるほど、伴銀河のある独特な姿がわかりやすくなります。」


「メシエ天体 ビジュアルガイド」 中西昭雄・著 誠文堂新光社 より引用


「おおぐま座のη星の南西約4°にあるSc型の大型銀河で、「子持ち銀河」の名でおなじみ。

5cm40倍で、二つの光点とそれを取り巻く光芒を見ることができる。8cm80倍で、渦巻き構造

が見え始め、そのうちの一本が伴銀河に伸びているようすがわかる。見てよかったなと感じる

銀河の逸品だ。もちろん写真撮影にも好対象。」

「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用


「小さな伴銀河をくっつけた“子持ち銀河”で有名なみごとな渦状銀河だ。おおぐま座のη

(北斗七星のえの先)の約2°西に24番星があって、そのさらに約2°南西にある。明るい

ので双眼鏡でも淡い光点としてみとめられるだろう。口径5cm×30では大小2つの光点

と、それをつつむ淡い光が感じられてかわいい。条件のい夜、口径10cmで渦巻きの腕

らしきひろがりがみえるときがある。もし、みえたら“ブラボー!”と叫んでとびあがるほど

のねうちはある。

「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用


「おおぐま座のηの西南3.5°のところにある小宇宙で、天体写真でおなじみのもの。北4′

をへだててNGC5195がくっついているために、「子持ち星雲」などとよばれているものです。

光度8.4等、視直径12'.0×6'.0です。7×50双眼鏡では大きいのと小さい光った点がピカピカ

ぴったりくっついて、そのまわりがぼんやりとしたかすかな光がとりまいて、なんとも特異とい

うか神秘的といいますか、とにかくおもしろいながめです。10cm級では濃淡のあるところも

わかりはじめます。」

「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用


 


APOD: 2016 September 6 - The Whirlpool Galaxy and Beyond

(大きな画像)


APOD_ 2015 May 2 - M51_ The Whirlpool Galaxy

(大きな画像)


M51 by ~Keith139 on deviantART


APOD: 2012 June 2 - M51: The Whirlpool Galaxy

(大きな画像)


APOD: 2010 June 11 - Hydrogen in M51

(大きな画像)


APOD: 2017 October 19 - M51: The Whirlpool Galaxy

(大きな画像)


APOD: 2009 December 26 - M51 Hubble Remix

(大きな画像)


APOD: 2013 August 31 - NGC 5195: The Dot under the Question Mark

(大きな画像)


「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用







双眼鏡で見る春の星空 双眼鏡で見る夏の星空

双眼鏡で見る秋の星空 双眼鏡で見る冬の星空

天体観測に適した小・中口径の双眼鏡

天体観測に適した大口径の双眼鏡

(映し出されるまで時間がかかる場合があります)

いい双眼鏡とはどんなもの

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